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変態と平和な日々?
夏の一大事を前に
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月日は流れるもので……
ある夏の暑い日、私はクーラーが効いた部屋で誰よりも熱く奇声を発してた。
「ふぉぉぉぉぉっ!」
いや、心の中で叫んでたはずが、全部口に出てた。
でも、こんなものを見せられて興奮しないはずがなかった。
「ほ・ん・も・の・だ……!!」
まさか、ミスターと影爺のコスプレをこの目で見られる日が来ようとは……!
今回も二次元から飛び出してきたみたいにクオリティ高い。
「すごい、すごい!」
どうやら私の語彙はどっかに行ったらしい。いや、始めからなかったかもしれない。でも、本当に凄いからしょうがない。
どの方向から見ても完璧すぎて、気付けばミスター達の周りをグルグル回ってる。
今日はミスターが家に呼んでくれてのコスプレショー?
あの夏の一大事のための衣装が完成したってことで特別に見せてもらえることになったわけで。
竜也君と上野君と向井君が協力して作った衣装は本当に完璧だった。上野君のお兄さんも関わってるけれど。お手伝いとか見習い扱いだった上野君が本格的に製作に加わったのはやっぱり三人で仲良く何か作りたかったらしい。
今まで拡散されてくる写真で衣装のクオリティやばいと思ってたけど、実物の迫力は凄い。今回は装飾品も武器もこだわりが詰まってるのがよくわかる。
私、本当に幸せ者だなぁと言うか、とっても贅沢をさせてもらってる気持ち。誰よりも先にあの一大事を楽しませてもらってるような、そんな気持ち。
「凄い! 本当に凄いよ!」
お姉様に貸してもらったカメラで写真を撮りまくる私を皆が生温かい目で見守ってる気がする。でも、今楽しませてもらわなきゃ、当日は見に行けそうもないし、お言葉に甘えまくってる。
最終確認を兼ねてるらしいけど、私の目には完璧に見えて、力にはなれそうもないので全力で楽しませてもらってる。
「あれ? うるさい人がいない?」
はたと平和なことに気付いて、周囲を見回してわかった。
ずるいとか大騒ぎしそうな竜也君が気付けばどこにもいなかった。部屋の隅でいじけてるわけでもない。いや、静かならいっかーと思ったところだったんだけど……
「うるさい人入場しまーす」
天馬くんがそんなことを言って、誰かがこっちに来た。
「ま、まぶしい……!」
何だかわからないけど、目に見えないはずのキラキラに目を攻撃された気がした。
「ちゃ、チャラ男騎士だと……?」
レオン様でもなく、竜也君の推しでもなく、同じゲームに登場するチャラ男騎士だった。
本物感凄い。凄いけど、何だろう、さっきみたいに『うぉぉぉっ!』ってならないのは。
「あ……うるさい竜也君か」
どなたかと思えば竜也君だった。
そうだった、うるさい人って天馬君が言ってたっけ。
「反応薄っ! さっきまでの興奮はどこにいっちゃったの?」
ギャーギャー言うチャラ男騎士はそういうとこまで本物感あったけど、何だろう? 何か嫌みたいな、この気持ち。
「見事にスンッだね」
「竜也、かわいそー」
向井君と上野君が笑ってる。
でも、何かそうなっちゃったのはしょうがないと思う。
「竜也君も参戦することにしたの?」
お外克服の一環としては、いきなり大舞台過ぎる気もするけど、お父さんとおじいちゃんもいるわけだし、保護してもらえるのかな? と思ったんだけど……
「ううん、せっかくだから作ってみた。りりちゃんに見せたくて。似合うでしょ?」
竜也君はドヤ顔だけど、私に見せるためだけに作ったなんて……いや、まさか。
「忙しくて死にそうな時に、余計なものを作ったの?」
「ひぃっ……!」
今ならゴゴゴゴゴ……ってオーラが出せる気がした。
夏休み中は衣装作りが大変で修羅場だからって、さすがの竜也君も毎日遊ぼうとは言ってこなかった。
バーベキューに来た日もあるけど、当日のお楽しみって衣装は見せてもらえなかった。
SNS見てる限りだと向井君も上野君も大変そうだったのに……? 今だってちょっと疲れた顔してるのに? それがミスターと影爺の衣装だけじゃなくて、竜也君の自己満足衣装に協力させられたせいで?
「いくら親友だからって迷惑かけたらダメなの、わかるよね?」
こんなつもりじゃなかったのに、お説教モード。せっかく、上がったテンションが下がってる。竜也君が自己中なのなんてわかりきってたはずなのに。
「あー、大丈夫大丈夫。今回は参戦しないけど、今の内に作っておこうって、ちゃんと話し合って決めたから」
「そーそー、別に無理矢理やらされたわけじゃねーし」
向井君も上野君も竜也君をかばってるわけじゃなさげ。んん? どういうこと?
「凛鈴ちゃんには内緒にしてたけど、次のオンリーに参加するんだ」
「何ですと……?」
オンリーってあのオンリー?
神居カケルさんのアクセサリーが買える……? ゴクリと喉が鳴った気がした。
「姉のサークルが」
「な、何と! 神威さんにまでご迷惑を……!?」
ひぇっ、差し入れ持って行かなくては! いやいや、もうお詫びの菓子折を用意しなきゃいけないレベルでは?
「あー、それは大丈夫。うちの姉の発案だしさ。だから、姉に多少の殺意は抱いても竜也と凛鈴ちゃんには飛び火しないから安心して」
「そ、そうなんだ……」
何か向井君って神威さんに逆らえないんだっけ? 勝手に名前決められてたくらいだし。
いや、一人っ子の私は単純に楽しそうとか思っちゃうんだけど。
「陽介には八つ当たりするかもしれないけど」
「何でだよ!」
ぽつりと言った向井君は笑ってて、本当に楽しんでるんだなって思った。上野君だって本気にはしてないと思う。多分。
「で、りりちゃん、一緒に写真撮ったりは……」
仲良しっていいなぁなんて思ってたら、そろりと竜也君が声をかけてきた。手にはスマホ持ってたりするし、ちょっとイラッとした。
「しない!」
「ひぃん……りりちゃん、しょっぱい……俺、泣いちゃう……」
竜也君はブツブツ言ってて、マジでチャラ男騎士だなぁなんて思ったけど、多少はドキドキしたなんて言ってあげないことにした。竜也君を甘やかしちゃダメ、絶対。
仕方ないので、作品の枠を超えた三世代記念写真だけは撮ってあげた。
ある夏の暑い日、私はクーラーが効いた部屋で誰よりも熱く奇声を発してた。
「ふぉぉぉぉぉっ!」
いや、心の中で叫んでたはずが、全部口に出てた。
でも、こんなものを見せられて興奮しないはずがなかった。
「ほ・ん・も・の・だ……!!」
まさか、ミスターと影爺のコスプレをこの目で見られる日が来ようとは……!
今回も二次元から飛び出してきたみたいにクオリティ高い。
「すごい、すごい!」
どうやら私の語彙はどっかに行ったらしい。いや、始めからなかったかもしれない。でも、本当に凄いからしょうがない。
どの方向から見ても完璧すぎて、気付けばミスター達の周りをグルグル回ってる。
今日はミスターが家に呼んでくれてのコスプレショー?
あの夏の一大事のための衣装が完成したってことで特別に見せてもらえることになったわけで。
竜也君と上野君と向井君が協力して作った衣装は本当に完璧だった。上野君のお兄さんも関わってるけれど。お手伝いとか見習い扱いだった上野君が本格的に製作に加わったのはやっぱり三人で仲良く何か作りたかったらしい。
今まで拡散されてくる写真で衣装のクオリティやばいと思ってたけど、実物の迫力は凄い。今回は装飾品も武器もこだわりが詰まってるのがよくわかる。
私、本当に幸せ者だなぁと言うか、とっても贅沢をさせてもらってる気持ち。誰よりも先にあの一大事を楽しませてもらってるような、そんな気持ち。
「凄い! 本当に凄いよ!」
お姉様に貸してもらったカメラで写真を撮りまくる私を皆が生温かい目で見守ってる気がする。でも、今楽しませてもらわなきゃ、当日は見に行けそうもないし、お言葉に甘えまくってる。
最終確認を兼ねてるらしいけど、私の目には完璧に見えて、力にはなれそうもないので全力で楽しませてもらってる。
「あれ? うるさい人がいない?」
はたと平和なことに気付いて、周囲を見回してわかった。
ずるいとか大騒ぎしそうな竜也君が気付けばどこにもいなかった。部屋の隅でいじけてるわけでもない。いや、静かならいっかーと思ったところだったんだけど……
「うるさい人入場しまーす」
天馬くんがそんなことを言って、誰かがこっちに来た。
「ま、まぶしい……!」
何だかわからないけど、目に見えないはずのキラキラに目を攻撃された気がした。
「ちゃ、チャラ男騎士だと……?」
レオン様でもなく、竜也君の推しでもなく、同じゲームに登場するチャラ男騎士だった。
本物感凄い。凄いけど、何だろう、さっきみたいに『うぉぉぉっ!』ってならないのは。
「あ……うるさい竜也君か」
どなたかと思えば竜也君だった。
そうだった、うるさい人って天馬君が言ってたっけ。
「反応薄っ! さっきまでの興奮はどこにいっちゃったの?」
ギャーギャー言うチャラ男騎士はそういうとこまで本物感あったけど、何だろう? 何か嫌みたいな、この気持ち。
「見事にスンッだね」
「竜也、かわいそー」
向井君と上野君が笑ってる。
でも、何かそうなっちゃったのはしょうがないと思う。
「竜也君も参戦することにしたの?」
お外克服の一環としては、いきなり大舞台過ぎる気もするけど、お父さんとおじいちゃんもいるわけだし、保護してもらえるのかな? と思ったんだけど……
「ううん、せっかくだから作ってみた。りりちゃんに見せたくて。似合うでしょ?」
竜也君はドヤ顔だけど、私に見せるためだけに作ったなんて……いや、まさか。
「忙しくて死にそうな時に、余計なものを作ったの?」
「ひぃっ……!」
今ならゴゴゴゴゴ……ってオーラが出せる気がした。
夏休み中は衣装作りが大変で修羅場だからって、さすがの竜也君も毎日遊ぼうとは言ってこなかった。
バーベキューに来た日もあるけど、当日のお楽しみって衣装は見せてもらえなかった。
SNS見てる限りだと向井君も上野君も大変そうだったのに……? 今だってちょっと疲れた顔してるのに? それがミスターと影爺の衣装だけじゃなくて、竜也君の自己満足衣装に協力させられたせいで?
「いくら親友だからって迷惑かけたらダメなの、わかるよね?」
こんなつもりじゃなかったのに、お説教モード。せっかく、上がったテンションが下がってる。竜也君が自己中なのなんてわかりきってたはずなのに。
「あー、大丈夫大丈夫。今回は参戦しないけど、今の内に作っておこうって、ちゃんと話し合って決めたから」
「そーそー、別に無理矢理やらされたわけじゃねーし」
向井君も上野君も竜也君をかばってるわけじゃなさげ。んん? どういうこと?
「凛鈴ちゃんには内緒にしてたけど、次のオンリーに参加するんだ」
「何ですと……?」
オンリーってあのオンリー?
神居カケルさんのアクセサリーが買える……? ゴクリと喉が鳴った気がした。
「姉のサークルが」
「な、何と! 神威さんにまでご迷惑を……!?」
ひぇっ、差し入れ持って行かなくては! いやいや、もうお詫びの菓子折を用意しなきゃいけないレベルでは?
「あー、それは大丈夫。うちの姉の発案だしさ。だから、姉に多少の殺意は抱いても竜也と凛鈴ちゃんには飛び火しないから安心して」
「そ、そうなんだ……」
何か向井君って神威さんに逆らえないんだっけ? 勝手に名前決められてたくらいだし。
いや、一人っ子の私は単純に楽しそうとか思っちゃうんだけど。
「陽介には八つ当たりするかもしれないけど」
「何でだよ!」
ぽつりと言った向井君は笑ってて、本当に楽しんでるんだなって思った。上野君だって本気にはしてないと思う。多分。
「で、りりちゃん、一緒に写真撮ったりは……」
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「ひぃん……りりちゃん、しょっぱい……俺、泣いちゃう……」
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