【R18】Fragment

Nuit Blanche

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ガチムチオネエ社長に騙されました~雄っぱい吸って脅されて~

ガチムチオネエ社長に騙されました~雄っぱい吸って脅されて~ 1

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泥酔して、元プロレスラーの社長相手にまさかの大失態?
記憶はないが、とんでもない動画が撮られていた。社会的な死から逃れるため、吉池穂乃実は何でもすると言ってしまい……(全四話)

[現代 シリアス 社会人 美形 強引 無理矢理 ドS 言葉責め 執着 溺愛 中出し 身長差 体格差 処女]


* * * * *


 血の気が引くとは正にこういうこと。今までにも失敗してひやっとしたことなら何回もある。
 だけど、今回ばかりは本当に取り返しがつかないことをしてしまった。
 どうしてそんなことをしたのか、全然わからないけど、気付いたら目の前は肌色。女である自信をなくすくらい立派な二つの膨らみは所謂雄っぱいというやつで……
 気付けば全裸でパンツ一丁のガチムチマッチョとソファーで抱き合ってたなんて、知らない相手とワンナイトの方がまだ良かったかもしれない。
 終わった、マジ終わった……そんな心境。

「こんなに可愛いことしておいて記憶がないなんてひどいわね。あんなにママって呼んで甘えてくれたのに」

 体は雄、心は乙女――その人の名は立成たちなり飛鳥あすか、元プロレスラーという異色の経歴を持つ我が社の社長様である。
 その社長様の手にあるスマートフォンの画面には引退しても尚立派に現役感漂う雄っぱいに赤ちゃんよろしく吸いつく私――吉池よしいけ穂乃実ほのみが映っている。
 人生終了のお知らせがさっきから頭の中でガンガン響いてる。社会人になって、お酒でこんな大失敗をするなんて……!
 成人してから潰れるほど飲んだこともなければ、弱い方だなんて思ったこともなかった。それなのに、大して飲んだ記憶もないのに、今になって自分の酒癖の悪さなんて知りたくなかった。知ってたらお酒なんて一生飲まないって誓ったのに!

「も、もももも申し訳ございません!!」

 記憶がないけど、物証がある以上言い逃れなんてできない。床に頭を擦り付ける勢いで土下座したいのに、社長がその逞しい腕でがっしりと私を抱いてるせいで逃げられない。全然びくともしない。
 私みたいに成長期なんてものはなかった的な発育不良の小娘を掴まえておくぐらい腕一本で十分らしい。
 でも、現役時代に何人ものレスラーをリングに沈めたその腕の優しさは今日知った。半ば無理矢理参加させられた飲み会で絡まれて困ってるところを偶然助けてくれて、とっても紳士的にエスコートしてくれたのは覚えてる。淑女的にと言うべき?

『個室のあるいいバーを知ってるの。良かったら飲み直さない? 悩みがあるなら相談に乗るわよ?』

 その時は大して酔ってなかったはずだった。でも、社長の艶っぽい誘いに酔ったのかもしれない。
 社長がわざわざ末端の社員を気にかけてくれるなんてありえないって思いながら、自然に肩を抱かれて高級車に乗せられて……辿り着いたのはマンションだった。その最上階にバーがあるなんて言葉を信じた。
 ううん、確かに最上階にバーはあった。だだっ広いリビングの片隅に結構ガチのバーカウンターが。
 その時点で社長の言葉には嘘があって、何かおかしかったのに、私の判断力がアルコールによって低下してたのは間違いない。
 ここまで来て帰るなんて言えなくて、促されるままカウンターに座って、社長が直々にカクテルを作ってくれるなんて状況に舞い上がってたのは事実。
 うっかり口を滑らせてクラブのママさんみたいと言った記憶はある。そんな無礼にも社長は微笑んでくれて、『今だけママになってあげる』って言ってくれたんだっけ。

『あらやだ、ガッチガチ……』

 いつの間にか私の背後に回った社長の大きな手で肩を揉まれて、パニックになったのも、凄く気持ち良かったのも忘れてない。
 現役時代はお世話になる方だっただろうに、マッサージが上手すぎだった。人気絶頂の時に怪我をしたわけでもなく、突然引退した社長がそっちの業界でもなく、飲食でもなく、アパレルを選んだ理由を私はよく知らない。それも私みたいなミニマム女子に優しいブランドなんて謎すぎる。
 けれど、そんなことがどうでもいいくらい夢見心地だったのに、どこから悪夢に変わったんだろう?

『そんなに張り詰めなくていいのよ。もう少し肩の力を抜きなさい。ちゃんと周りはあなたを助けてくれるでしょ?』

 最初の失態はそこで泣いちゃったことかもしれない。あまりに社長が優しすぎて、母性感じて、肩と一緒に心まで解されて……問題はその後なのに全然思い出せない。
 動画の私はまだ服を着てるのに、いつの間に脱いだのか。床に散らばる二人分の衣服は惨劇の気配。触れ合う肌は熱くてしっとりしてて、不快じゃないけど、できることなら離れて体を隠したい。パンツ一丁で戦ってたような社長は恥ずかしくも何ともないのかもしれないけど、私は違う。逃げ隠れはしないから、とにかくシーツでもタオルでも何でもいいから被りたい。切実に。

「何でもしますから、ど、どうか穏便に……動画を消してください……」

 思い出せないけど、とにかく謝らなきゃいけないのはわかる。
 奇跡的に良い会社に就職できたのに、失職することは避けたい。できることなら、都合がいいかもしれないけど、どうかその胸板のように広い心で許して忘れてほしい。

「何でも?」

 唇の端を吊り上げて社長が聞き返してくる。何でもなんて簡単に言うべきじゃないってわかってたけど、今は非常事態。勢いとは言っても、水に流してもらうためなら何だってするしかない。もうお酒を飲まない誓約書だって喜んでサインする。
 社長はどこか妖艶に微笑んで私の手を掴む。その手つきはあくまでも優しくて、でも導かれた先は社長の股間だった。

「なら、これを大きくした責任とってくれるかしら?」
「ひぃっ……!」

 思わず悲鳴をあげたけど、無理もない。何かわからないなんて言わない。所謂彼氏いない歴イコール年齢という状況で、それをまともに見たこともないけど。
 パンツ越しとはいっても、それは大きくて熱くて未知の生き物に触れてるみたい。
 咄嗟に手を引っ込めようとしたのに社長は許してくれない。

「む、無理ですっ……!」

 いよいよ泣きたくなった。経験値ゼロなのに、いきなりハードモード。ベリーハード。冗談だと言ってほしい。
 若くして現役を退いて起業した成功者の社長はオネエで独身で、ゲイだっていうのは勝手な思いこみだったのかもしれないけど、実はバイセクシャル?
 いやいや、オネエだってことで残念がる人もいるけど、社長はとにかく顔がいい。性欲処理が必要なら私じゃなくていいはず。
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