【R18】Fragment

Nuit Blanche

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イケメンとイケオジに癒やされて愛されて

イケメンとイケオジに癒やされて愛されて 2

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「ふ、ぁっ、あぁっ、ゃぁあ……!」

 どうして、どうして……ずっと考えてる。考えてもわからない。
 口からは変な声しか出ない。くすぐったいような感覚でわけがわからない。

「晴ちゃん、すっげー気持ち良さそう。そんなに、おっさんにされるのがいいの?」

 頭の上の方から声が降ってくる。廉君が私の両腕を抑えつけながら意地悪に笑ってる。さっきまでは可愛い弟みたいな、ワンコみたいに思ってたのに、凄く凶悪に見えるのは涙で視界が滲むせい?
 足の方には慶次さんがいて、開かされた足を閉じられないし、中には指が入ってるし、口でも散々された。何度も嫌だって言ったのに、汚いからダメって言ったのに、全然聞いてくれなかった。

「ちがっ……あぁんっ!」
「違う? じゃあ、俺がいい?」

 こんなの気持ち良くなんかない。嫌だって言いたかったのに伝わらない。
 それどころか慶次さんが指の動かし方を変えたせいで弁解なんてできなくなる。これは絶対わざと。言わせてくれない意地悪。

「あっあっ、それっ、やっ、ぁあん!」
「処女なのに、ここがこんなにトロトロになるまで濡らして……気持ち良くないわけがないだろう?」

 イクなんて感覚は知らなかったのに、もう何回味わわされたかわからない。
 自分の体じゃないみたいに何度もビクビクして、溶けそうなくらい頭の中が真っ白になった。それでもまだ理性が残ってるからこそ、この状況を受け入れられない。恐怖は随分薄れてしまったけれど。

「やらしい音が俺にもよく聞こえてるよ?」
「ひあっ、やめっ、あんっ、だめぇっ!」

 廉君が笑う。信じられないくらいグチュグチュって音がして、濡れてるのが嫌でもわかる。初めは指一本でも痛かったのに今はもう二本の指が私の中を掻き回してる。
 慶次さんは紳士的だったのに、乱暴ではないけど緩やかに確実に快感を引きずり出してくる。
 こうなるまで二人は性的なことを一切ほのめかしてこなかったし、大人な慶次さんがいるから変なことはされないって油断してた。

 すっかり夜も遅くなって、さすがに女性の一人暮らしの家に男性二人がいるのはいかがなものかって思ってた。
 それなのに、お風呂を勧められて、素直に入って、お風呂上がりにはいかにもお高そうな化粧品でケアされたり、髪を乾かしてもらったり、マッサージまでしてもらって我が家が楽園になったみたいだった。
 寝かしつけてもらうまでが夢かなって、本当に現実がわからなくなってた。二人もいるのはおかしいのに、完璧な彼氏がいるみたいな感覚に酔ってた。
 ベッドに運ばれて目を閉じてはい終了、わけのわからないまま終わるんじゃないかって思った瞬間、獣が牙を剥いた。唇を奪い合うようなキスに唇が取れるんじゃないかって思ったけど、そんなの序の口だった。そして今に至る。

「晴ちゃん、乳首クリクリされるの好きだよね。もっと気持ち良くしてあげる」
「ふぁあっ! それっ、やっあぁっ!」

 廉君が乳首をいじりだして、腕が自由になっても力が入らない。くすぐったいような、凄くむずむずして、体がぎゅっとなる。指先も、中も。それが慶次さんにわからないはずもなくて……

「締め付けが凄いな……押し返すみたいだ。私のペニスが欲しいと誘っているのか?」

 首を横に振るけど、自分でもわからない。欲しくないのに、体が欲しがってるような矛盾。
 何度絶頂させられても終わらない。きっと受け入れるまで終わらない。受け入れなければ体の熱も永遠に冷めないんじゃないかって思うくらい。どこまでも熱い。

「廉君と代わってって言ってるんじゃないの? やっぱり初めてはおっさんより若いイケメンのちんこの方がいいでしょ? ね?」

 廉君は同意を求めてくるけど、これも咄嗟に首を横に振る。
 認めちゃいけないと思うのと、この後に起こり得ることを察したのかもしれない。自分でイケメンって言うんだ……なんて突っ込めない。誰も文句は言わないだろうけど。
 でも、もう何もかも手遅れだったのかも。

「若さだけでは女を喜ばせられないぞ、小僧」
「必ずしもおっさんのねちっこさが喜ばれるとは限らないし」

 また不穏な空気になってきた。
 親子でも親戚でもなければ歳の離れた友人とかでもなく、完全に赤の他人だった二人は私のストーカーだったたらしい。全然気付かなかった。ほとんど疲れて帰ってきて寝るような生活だったし。
 この部屋にも監視カメラとか盗聴器が仕掛けられてたとか怖すぎる。うっとりと隠し撮りの写真をいっぱい見せてくれた廉君怖すぎた。いや、本当に。どんだけ鈍いの私。って言うか、こんなヨレヨレのOLのどこがいいの?
 会社の近くで見かけて気になったはまだしも、コンビニで見かけたとか、どう考えてもストレス発散にスイーツ爆買いしてるところとか見られてるよね? 薄幸の美少女でもないのに。

『殺してやろうと思ったけど、社会的地位があるおっさん殺るの面倒だし』

 自分の他にもう一人ストーカーがいると気付いた時、廉君はそう思ったらしい。
 さっき平然と笑いながら言われた。

『こちらとしても簡単に消せる小僧でもない。お互いに得手不得手があるから情報を共有することにしたんだ』

 慶次さんはそうして廉君に取引を持ちかけたらしいけど、殺すとか消すとか簡単に言うこの二人、やばくない?
 とは言っても、このやばい状況から抜け出せるわけでもない。

「ねぇ、晴ちゃんはどっちのちんこがいい?」
「選んでもらうのもまた一興か。女性にとって初めては大切なものだからな。私ならば、がっついて無理させたりはしない。君に気持ちいいことだけをしてあげよう」
「俺がいいよね?」

 慶次さんが中も外も弱いところを責めてきて考えられなくなるのに、廉君が体の位置を変えて私の手を掴んで導く。触れたのは廉君の股間、硬い感触はまさかアレじゃないよね? 違うよね? そう思いたくなる。
 実際に見たことがないからわからないけど、擦るように手を動かされると長さを感じる気がする。

「どっちもっ、ひゃぁあんっ!」

 どっちも嫌だって言いたかったのに慶次さんがクリトリスを吸ってきたせいで言えなかった。さっきまで知らなかったそこから強烈な刺激が電気みたいに走る。

「両方欲しい? 心配しなくてもちゃんと二人でしてあげるよ」
「欲張りなお嬢さんを必ず満足させると誓おう」
「ちがぁあっ、どっちも、やぁっ!」

 やっとの思いで訴えることができた。
 本当は今すぐ帰ってほしい。できることなら警察に突き出したいけど、絶対に捕まってくれなさそうだから本当に怖い。
 このまま体が作り替えられてしまいそうな感覚が続くのも怖い。

「じゃあ、約束通り俺からでいいよね?」
「私は君よりも大人だからな」

 二人がどんな反応をするか怖い部分もあったけど、結局は決まっていたらしい。二人はとても周到だった。入念に打ち合わせしたんだろう。


「ほんと、やめて……廉君、お願いだから……!」

 涙の訴えに廉君は笑った。服を脱ぎ捨てて、慶次さんと場所を交代して、恐ろしいものを私に見せつけてくる。
 さっき服越しに触れていたそれはやっぱり長くて、お腹につきそうなくらいになってる。

「大丈夫、晴花は幸せになるだけだ」

 怯える私を慶次さんが頭を撫でて宥めてくれる。いやいや、思いっきり共犯だけど。後ろから慶次さんにもたれるように座ってるけど、これまたやばそうなモノがお尻に当たってるのは気のせいじゃない。

「おっさんが愛の巣を用意してくれるから、これからは三人で暮らすんだよ。会社も辞めてさ、晴ちゃんは何もしなくていい。俺達に愛されるの」

 それはきっと軟禁とか監禁って言われるやつなんじゃないかなって、どこかではわかってるのに、現実感がない。夢のようと言うには幸福感が足りないけど、悪夢のようと言うにも恐怖が少し足りない。

「晴花をボロボロになるまで働かせる会社なんてなくなってしまえばいい。代わりに私が永久就職させてあげよう」

 慶次さんの言葉に急にじーんとして、涙が溢れた。ボロボロ落ちて止まらない。さっきまでの涙とは違う。
 今まで友達に相談しても、みんな一緒だって言われるだけだった。みんな大変で、疲れてて、私だけじゃない。それは共感じゃなくて、否定だった。だから、初めて認めてもらえたみたいで嬉しいと感じてしまった。
 慶次さんは物騒なことを言ってると思う。さっきまでの殺すとか消すとかの発言を考えれば、本当にやりかねない。それなのに、嬉しかった。それだけ私は理解者を求めていた。

「ん……ふ、ぅっ……」

 慶次さんが涙を拭ってくれて、キスされて、二人だけの世界に引きずり込まれるみたいだった。あまりに優しくて相手がやばいストーカーだってことも、大事なことが何もかも涙と共に頭から零れ落ちてしまったのかもしれない。
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