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あざと可愛い後輩に食べられて
あざと可愛い後輩に食べられて 2
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結局は丸め込まれてしまったのかもしれない。後悔先に立たずというものである。
休日に家で誰にも邪魔されずにゆっくりと勉強したいと言われ、昂輝の家に行くことを実莉は了承してしまっていた。
その油断で痛い目に遭うなどとは考えもしない程度には彼を可愛い弟のように信じていたのかもしれない。
「きゃっ……!」
部屋に入るなりベッドの上に押し倒されて実莉は目を白黒させて昂輝を見上げた。室内を見る余裕もなかった。
「勉強は……?」
部室で抱きつかれて匂いを嗅がれるのとは何か違う雰囲気だとわかっていながら実莉は問いかけた。
「ちょろい先輩を連れ込むための口実」
「ちょろい……」
悪びれることなく言い放つ昂輝に実莉は反論できなかった。実際そうなのだろう。可愛い後輩だからと侮って、勉強だと信じてお願いを聞いて、のこのこと誘い込まれてしまった。
「敢えて言うなら、保健体育の勉強?」
馬乗りになって小首を傾げる昂輝はいつものように変装はしていない。休日だからだろうと初めて見る彼のお洒落な私服姿に実莉はドキドキしていたのに、彼はもうそれを脱いで上半身裸になってしまう。
学校では運動などまるでできないように見える昂輝の体は引き締まっている。先ほどまでは男装した女の子のようにも見えていたのに、今はそうは思えない。
「先輩、処女でしょ? 俺が教えてあげる」
唖然とする実莉に昂輝は更に続ける。何もかも見透かしているかのように。
「大丈夫、俺、上手いから、全部任せて?」
「待って……!」
それが人間を堕落させようとする悪魔の笑みだとわかっていながら実莉は動けないまま昂輝の顔が迫ってくる。
「あー、キスも初めてでしょ? 忘れられないファーストキスにしてあげる」
ひたりと頬に手が触れて実莉はその唇を妙に意識してしまう。あどけない彼の顔のパーツの中でも印象的なのがふっくらとした唇だ。荒れていないその唇が自分の唇に触れたなら、どんな心地がするだろうかと考えてしまう。
彼を恋愛の対象として見ていなかったはずなのに、熱っぽい眼差しに体温が上昇させられるようだ。
「最初から先輩のこと狙ってたんだよね」
茶道部に入ったのもそのためだったのか。騙された気持ちで実莉は昂輝を押し返そうとする。だが、必然的にその素肌に触れることになって躊躇いが生じる。
「こんなことで照れてたらこの先どうするの?」
クスクスと笑う昂輝に実莉は居たたまれなさを感じていた。立場が逆転したかのようだ。いつもは先輩と後輩、部長と部員という立場があったが、昂輝の巣へと誘い込まれた今となっては意味のないことなのかもしれない。捕食する者とされる者でしかない。
「ゃっ……!」
嫌だと言わなければならない。こんなことをするなら帰ると言わなければ――
実莉はどうにか昂輝の下から抜け出そうとするが、易々と手首を掴まれて頭上に抑えつけられてしまう。その手の大きさと力強さに改めて彼が男であることを思い知らされる。
小柄な実莉に対して彼も男子の中では小柄だが、その差の大きさをまざまざと見せつけられるようだった。実莉のクラスには彼よりも背の高い女子がいるくらいだが、彼女に抱きつかれるのとはまるで違う。
「ずっとお茶菓子より先輩の方が甘くて美味しそうで我慢してたんだよ? 本当は部室で食べちゃいたかったけど、スリリングなエッチするなら慣れてからじゃないときついかなって」
劣情を抱かれていたとは知らなかった実莉は愕然とする。彼の本性を知ったつもりでいた。猫を被っているとは思っていたが、とんだ猛獣だった。自らの領域に引きずり込んだ彼はあまりに露骨だ。
「俺、狙った獲物は絶対に逃さないから、大人しく食べられて?」
蠱惑的な笑みに気をとられた隙に今度こそ実莉の唇は奪われていた。
「んっ……っふ、ぁ……ん、んっ!」
キスの仕方など知らない実莉はただ昂輝に翻弄されるしかない。唇が触れるだけでは済まず、宣言通り忘れられそうもない。
いつしかちゅくちゅくと音を立てながら舌を絡め取られ、抑えつけられなくとも腕に力が入らないようになっていた。
そうして自由になった昂輝の手は服の上から実莉の胸に触れる。
「ん、ゃっ……ぁ、だめ、んんぅっ!」
わけがわからないままお腹の奥が疼くようで実莉は無意識に太股を擦り合わせる。
「ほんと可愛い」
「んっ! やぁ……」
耳に首筋に口づけられながら服を脱がされ、実莉はただ小さく嬌声を上げることしかできない。
「だめっ……! んっ! ぁんんっ!」
あっという間に服を脱がされ、恥ずかしさを感じる暇もない。ブラジャーをずらされ、指先は既に立ち上がった乳首を捉える。
「大きくはないけど、柔らかいし、可愛い。俺は好きだよ?」
少なからず貧乳であることを気にしている実莉だが、昂輝は褒めているのだろう。しかし、喜ぶような余裕もない。
「ひぅっ!」
片方を指先で転がされるだけで刺激が下腹部へと響くのに、もう片方に吸いつかれて実莉の体はびくりと跳ねる。
「だ、め……も、やめ……!」
これ以上させるわけにはいかない。実莉は今度こそやめさせようとしたのだが、昂輝の手はするりと降りていく。
「ひぁぁっ!」
もじもじと合わさる太股の奥、疼きが止まらない部分に触れられてしまい、実莉は悲鳴のような声を上げた。
「こっち、湿ってるね」
「そこはだめぇっ!」
「俺が上手いのか、先輩が感じやすいのか、どっちだろうね?」
だめだと言っているのに、昂輝の指は執拗に秘部を擦り上げる。上手いか下手かなど実莉には判断できない。だが、確実に抵抗する力を奪われ、体の奥ではどうしようもない熱が渦巻いていた。
「先輩の今日の服可愛いね。本当はこういうこと期待してたんじゃないの?」
今日の昂輝はひどく意地悪だ。実莉は目に涙を溜ながらふるふると首を横に振る。こんなことになるとは考えもしなかった。本当に純粋に勉強をする気で来たというのに。
「この可愛い服グチャグチャにしたくないよね? 帰れなくなったら困るよね?」
そう問われれば実莉はこくこくと頷く。
「じゃあ、全部脱ごうか」
もう半ば脱がされているからと言って頷けることではないのだが、笑みを浮かべる昂輝には有無を言わせない雰囲気があった。
休日に家で誰にも邪魔されずにゆっくりと勉強したいと言われ、昂輝の家に行くことを実莉は了承してしまっていた。
その油断で痛い目に遭うなどとは考えもしない程度には彼を可愛い弟のように信じていたのかもしれない。
「きゃっ……!」
部屋に入るなりベッドの上に押し倒されて実莉は目を白黒させて昂輝を見上げた。室内を見る余裕もなかった。
「勉強は……?」
部室で抱きつかれて匂いを嗅がれるのとは何か違う雰囲気だとわかっていながら実莉は問いかけた。
「ちょろい先輩を連れ込むための口実」
「ちょろい……」
悪びれることなく言い放つ昂輝に実莉は反論できなかった。実際そうなのだろう。可愛い後輩だからと侮って、勉強だと信じてお願いを聞いて、のこのこと誘い込まれてしまった。
「敢えて言うなら、保健体育の勉強?」
馬乗りになって小首を傾げる昂輝はいつものように変装はしていない。休日だからだろうと初めて見る彼のお洒落な私服姿に実莉はドキドキしていたのに、彼はもうそれを脱いで上半身裸になってしまう。
学校では運動などまるでできないように見える昂輝の体は引き締まっている。先ほどまでは男装した女の子のようにも見えていたのに、今はそうは思えない。
「先輩、処女でしょ? 俺が教えてあげる」
唖然とする実莉に昂輝は更に続ける。何もかも見透かしているかのように。
「大丈夫、俺、上手いから、全部任せて?」
「待って……!」
それが人間を堕落させようとする悪魔の笑みだとわかっていながら実莉は動けないまま昂輝の顔が迫ってくる。
「あー、キスも初めてでしょ? 忘れられないファーストキスにしてあげる」
ひたりと頬に手が触れて実莉はその唇を妙に意識してしまう。あどけない彼の顔のパーツの中でも印象的なのがふっくらとした唇だ。荒れていないその唇が自分の唇に触れたなら、どんな心地がするだろうかと考えてしまう。
彼を恋愛の対象として見ていなかったはずなのに、熱っぽい眼差しに体温が上昇させられるようだ。
「最初から先輩のこと狙ってたんだよね」
茶道部に入ったのもそのためだったのか。騙された気持ちで実莉は昂輝を押し返そうとする。だが、必然的にその素肌に触れることになって躊躇いが生じる。
「こんなことで照れてたらこの先どうするの?」
クスクスと笑う昂輝に実莉は居たたまれなさを感じていた。立場が逆転したかのようだ。いつもは先輩と後輩、部長と部員という立場があったが、昂輝の巣へと誘い込まれた今となっては意味のないことなのかもしれない。捕食する者とされる者でしかない。
「ゃっ……!」
嫌だと言わなければならない。こんなことをするなら帰ると言わなければ――
実莉はどうにか昂輝の下から抜け出そうとするが、易々と手首を掴まれて頭上に抑えつけられてしまう。その手の大きさと力強さに改めて彼が男であることを思い知らされる。
小柄な実莉に対して彼も男子の中では小柄だが、その差の大きさをまざまざと見せつけられるようだった。実莉のクラスには彼よりも背の高い女子がいるくらいだが、彼女に抱きつかれるのとはまるで違う。
「ずっとお茶菓子より先輩の方が甘くて美味しそうで我慢してたんだよ? 本当は部室で食べちゃいたかったけど、スリリングなエッチするなら慣れてからじゃないときついかなって」
劣情を抱かれていたとは知らなかった実莉は愕然とする。彼の本性を知ったつもりでいた。猫を被っているとは思っていたが、とんだ猛獣だった。自らの領域に引きずり込んだ彼はあまりに露骨だ。
「俺、狙った獲物は絶対に逃さないから、大人しく食べられて?」
蠱惑的な笑みに気をとられた隙に今度こそ実莉の唇は奪われていた。
「んっ……っふ、ぁ……ん、んっ!」
キスの仕方など知らない実莉はただ昂輝に翻弄されるしかない。唇が触れるだけでは済まず、宣言通り忘れられそうもない。
いつしかちゅくちゅくと音を立てながら舌を絡め取られ、抑えつけられなくとも腕に力が入らないようになっていた。
そうして自由になった昂輝の手は服の上から実莉の胸に触れる。
「ん、ゃっ……ぁ、だめ、んんぅっ!」
わけがわからないままお腹の奥が疼くようで実莉は無意識に太股を擦り合わせる。
「ほんと可愛い」
「んっ! やぁ……」
耳に首筋に口づけられながら服を脱がされ、実莉はただ小さく嬌声を上げることしかできない。
「だめっ……! んっ! ぁんんっ!」
あっという間に服を脱がされ、恥ずかしさを感じる暇もない。ブラジャーをずらされ、指先は既に立ち上がった乳首を捉える。
「大きくはないけど、柔らかいし、可愛い。俺は好きだよ?」
少なからず貧乳であることを気にしている実莉だが、昂輝は褒めているのだろう。しかし、喜ぶような余裕もない。
「ひぅっ!」
片方を指先で転がされるだけで刺激が下腹部へと響くのに、もう片方に吸いつかれて実莉の体はびくりと跳ねる。
「だ、め……も、やめ……!」
これ以上させるわけにはいかない。実莉は今度こそやめさせようとしたのだが、昂輝の手はするりと降りていく。
「ひぁぁっ!」
もじもじと合わさる太股の奥、疼きが止まらない部分に触れられてしまい、実莉は悲鳴のような声を上げた。
「こっち、湿ってるね」
「そこはだめぇっ!」
「俺が上手いのか、先輩が感じやすいのか、どっちだろうね?」
だめだと言っているのに、昂輝の指は執拗に秘部を擦り上げる。上手いか下手かなど実莉には判断できない。だが、確実に抵抗する力を奪われ、体の奥ではどうしようもない熱が渦巻いていた。
「先輩の今日の服可愛いね。本当はこういうこと期待してたんじゃないの?」
今日の昂輝はひどく意地悪だ。実莉は目に涙を溜ながらふるふると首を横に振る。こんなことになるとは考えもしなかった。本当に純粋に勉強をする気で来たというのに。
「この可愛い服グチャグチャにしたくないよね? 帰れなくなったら困るよね?」
そう問われれば実莉はこくこくと頷く。
「じゃあ、全部脱ごうか」
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