64 / 80
省エネ男子はケダモノだった
省エネ男子はケダモノだった 5
しおりを挟む
「美穂、可愛い」
ぐったりした私の頬を撫でる国生君は息こそ乱してるけど、まだ余裕が見えて憎たらしい。
「小悪魔……詐欺師……」
思わず恨み言が出る。いや、小はいらない気がしてきた。
「美穂のせいだから」
「はぁっ!?」
これは責任転嫁? 何で、私のせい?
「初めて見た時から欲しくてたまらなくて、惚れてほしかったのに全然落ちないから余計好きになっちゃったんです。だから、俺に非効率的なことさせた責任とってください」
いや、そういう態度じゃなかったよね?
国生君が勝手にしたことだよね?
「責任って……そっちこそ、どうするのよ、これ……」
「いや、女上司をグチャグチャのドロドロにするみたいなの、すげー燃えるなぁって」
イラッとした。中途半端に脱がされたまましたせいで私の服は大変なことになってるのに、何て性癖……!
国生君について知らなくて良かったことをいっぱい知った気がする。
「俺が何も考えてないとでも? 余計なこと考える余裕があるなら大丈夫ですよね?」
「え……?」
全然大丈夫じゃないけど、何が大丈夫?
何か嫌な予感がする。思わず逃げようとした腰を掴まれる。
「もう一回、いいですよね?」
「よ、よくない……!」
ぐったりしてるのが国生君にもわかるはずなのに、本当に悪魔?
首を横に振って訴えるけど、国生君はすっかりその気のようで……
「待って! 話し合おう?」
「話すの面倒なんで、体で語ります」
いや、喋る方がエネルギー消費しないよね? どうしよう、国生君の面倒の基準が全然わからない。
「後のことは全部俺に任せて安心してもっと乱れてください」
国生君が覆い被さってきて、その笑みに体が震えて、何も言えなくなる。
敵わない。そう悟った。
そうして、私は国生君のベッドで朝を迎えることになったのだった。
所謂『彼シャツ』に興奮した彼にまたドロドロにされたわけで……
着替えは買ってきてくれたけれど、釈然としないのは何でだろう? お詫びにって買ってきてくれたスイーツを食べながら、丸め込まれてる感半端ない。
でも、何だかんだ国生君のことが好き……かもしれない?
ぐったりした私の頬を撫でる国生君は息こそ乱してるけど、まだ余裕が見えて憎たらしい。
「小悪魔……詐欺師……」
思わず恨み言が出る。いや、小はいらない気がしてきた。
「美穂のせいだから」
「はぁっ!?」
これは責任転嫁? 何で、私のせい?
「初めて見た時から欲しくてたまらなくて、惚れてほしかったのに全然落ちないから余計好きになっちゃったんです。だから、俺に非効率的なことさせた責任とってください」
いや、そういう態度じゃなかったよね?
国生君が勝手にしたことだよね?
「責任って……そっちこそ、どうするのよ、これ……」
「いや、女上司をグチャグチャのドロドロにするみたいなの、すげー燃えるなぁって」
イラッとした。中途半端に脱がされたまましたせいで私の服は大変なことになってるのに、何て性癖……!
国生君について知らなくて良かったことをいっぱい知った気がする。
「俺が何も考えてないとでも? 余計なこと考える余裕があるなら大丈夫ですよね?」
「え……?」
全然大丈夫じゃないけど、何が大丈夫?
何か嫌な予感がする。思わず逃げようとした腰を掴まれる。
「もう一回、いいですよね?」
「よ、よくない……!」
ぐったりしてるのが国生君にもわかるはずなのに、本当に悪魔?
首を横に振って訴えるけど、国生君はすっかりその気のようで……
「待って! 話し合おう?」
「話すの面倒なんで、体で語ります」
いや、喋る方がエネルギー消費しないよね? どうしよう、国生君の面倒の基準が全然わからない。
「後のことは全部俺に任せて安心してもっと乱れてください」
国生君が覆い被さってきて、その笑みに体が震えて、何も言えなくなる。
敵わない。そう悟った。
そうして、私は国生君のベッドで朝を迎えることになったのだった。
所謂『彼シャツ』に興奮した彼にまたドロドロにされたわけで……
着替えは買ってきてくれたけれど、釈然としないのは何でだろう? お詫びにって買ってきてくれたスイーツを食べながら、丸め込まれてる感半端ない。
でも、何だかんだ国生君のことが好き……かもしれない?
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
👨一人用声劇台本「寝落ち通話」
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
彼女のツイートを心配になった彼氏は彼女に電話をする。
続編「遊園地デート」もあり。
ジャンル:恋愛
所要時間:5分以内
男性一人用の声劇台本になります。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる