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暑い日には
蝕む熱
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「先輩……?」
「実結ちゃん……?」
怪訝に顔を覗き込まれて、実結はどうしたら良いか考えられなかった。
「んっ……あつい……」
それを口にして認めてしまえば、もっと暑くなるようだった。
「からだっ、あつ、くて……へん……」
なぜ、自分だけがこんなにも暑いのか。室内は冷房が効いてきたはずなのに、冷たい麦茶が体に染み渡るようだったはずなのに、冷えるどころか暑くなっている。
「麦茶のおかわり持って……って、まさか」
すっかり空になった実結のグラスを掴もうとしてから慶ははっとしてスマートフォンを手にする。
「あのクソ兄貴……!」
さっと顔色を変え、悪態を吐いた慶はわなわなと怒りに震えているようである。
「お兄さんが何だって?」
説明を求める和真の声も低く怒りを孕んでいる。実結は少し怖く感じながらもどうすることもできなかった。
「ロシアンルーレット式に媚薬盛ったから三人で仲良く楽しめって」
「実結ちゃんのが当たりだったってことか?」
「まあ、ロシアンルーレットとして成立してないですよね。順当に行けば俺ですけど、俺の性格を読んだって可能性も……」
慶がぶつぶつと言っているのをBGMのようにぼんやりと聞きながら実結は媚薬とは何だっただろうかと考える。
熱くて、この熱を早く冷ましたいのに、体の奥が求めることは真逆だ。もっと熱くなる行為を望んでいる。それは実結が自ら求めまいとしていることである。
「本当にあの人の仕業なのか?」
「そうですけど。何ですか、その疑いの目は?」
「お前がやっても不思議じゃないことだと思って」
剣呑な雰囲気に実結は仲裁することもできない。
こうして休日を共に過ごしても和真は慶に不信感を抱き続けているのだろう。それは実結も同じだ。まだ彼の全てを許したわけではない。近頃は抱き着くことを拒否しているのだから、何をされてもおかしくはないと考えてしまう部分があるのだ。
慶の行いが悪いのだが、彼の不満を募らせると面倒なことは実結もよくわかっているつもりだった。
「俺に入れる暇はなかったですし、それは先輩が怪しい動きを見逃したってことじゃないですかね」
「兄弟で結託したんじゃないのか?」
「ありえないですね。俺、兄貴が帰ってるとか知らなかったですし、ガチで仲悪いんで」
きっぱりと疑惑を否定する慶は嘘を吐いているわけでもないのだろう。実結の頭は今落ち着いて思考できる状態ではなかったが、三人から感じた空気は確かに険悪なものだった。
「あんまり自分で言いたくないですけど、外面が良くても、あの人、俺の兄貴ですよ?」
「やっぱり慶が三人か……そういうことする可能性は考えてなかった」
「あれが諸悪の根源ってやつですよ」
慶は忌々しげに言うが、実結はまだ『いいお兄さん』だと思っていたいのかもしれなかった。初対面の相手を一目で見抜くことなどできないし、前科のある慶を悪者にする方が容易いのだ。
「潤が言ってたこと覚えてます?」
「お前の好みが変わった話か? それとも、お下がりのこと?」
「品位についてあの人にだけは言われたくないって話です」
「品のあるお兄さんだと思うけど」
和真の意見には実結も頷く。彰は長兄らしく落ち着いていて、常識も良識も持ち合わせているように見えた。
「あの人、恋人が二人います」
「二股か?」
「浮気とかじゃなくて、何とかっていう……まあ、公認の二股ですかね? 俺達みたいな?」
思考が正常な時に聞いていたら実結はひどく驚いただろう。その外見や物腰からとても誠実な人物のように思っていたからだ。
「まあ、本人は自分を愛の伝道師みたいに思ってるみたいなんで、俺と一緒にすると長々説教されそうですけど」
「愛の伝道師ってなぁ……それで、媚薬ロシアンルーレットのプレゼントか? 傍迷惑だな」
和真はあきれ返っているが、実結は何も言えない。
慶には実結だけだが、実結には和真もいる。けれども、実結は彰のように堂々とはできないだろう。
「ちなみに潤は常にセフレを三人はキープしてます」
「それでお前は自分が一番まともだって言っているのか」
最早、呆れることが無駄に思えてくる。この兄弟は一体どうなっているのか。慶が一番まともだとは実結には同意しかねるものだが、考えることも億劫だった。
「それより実結先輩ですよ」
再び自分に注意が向けられて実結はぼんやりと慶を見た。
「据え膳は食わぬは男の恥って言いますよね」
「そういうことは知ってるんだな」
「和真先輩は俺をバカにしすぎです」
慶は不満げだが、実結はフォローしてやることもできなければ笑うこともできない。
「大体珍しく実結先輩が食べて欲しそうだし」
「クスリのせいだろ。実結ちゃん、大丈夫?」
慶にはきつい口調で言いながらも、実結には優しいく問いかけてくる。しかし、嘘でも大丈夫だとは言えなかった。口から出るのは熱い吐息ばかりだ。
「どっちにしろ、ヤらなきゃ楽になれないですよ」
「そういうものか?」
「我慢する方がしんどいですよ。体に毒です」
そうか、と和真は納得した様子である。我慢するのが難しいことは実結が身を以て理解した。今まで自分から求めたことはなかったし、はしたないとも感じるが、欲しくてたまらないのだ。早く触れて、狂いそうな熱さから解放されたい。そういう行為は何度もした間柄でもあるのだから、今更恥ずかしがることでもないだろうと自分の中で悪魔の囁きが聞こえるようでもあった。
「たすけて……」
実結はぎゅっと二人の服を掴む。藁に縋るような気分でもある。
「って、実結先輩が言ってるんでヤりましょう」
「実結ちゃん、いいの?」
「して、ください……」
慶の決断に迷いを見せる和真に気遣わしげに顔を覗き込まれ、実結は潤んだ目で頷く。それは最早懇願だった。
「あつい……ぬぎたい……」
今すぐ服を脱ぎ捨ててしまいたいのに、そんな簡単な動作すら億劫に思えてしまう。だから、それもまた脱がせてほしいという懇願だ。
したいことは何もかもしてもらわなければ自分ではできない。ただセックスを求めるだけの存在になってしまったことを悲しいと思う暇さえなかった。
「先輩、ちゃんとベッドでしましょ」
「んー……」
場所なんてどうでもいい。そんな思いが言葉にならないまま抱き上げられて、実結は反射的に慶にしがみつく。
「うわっ、すげー可愛いんですけど。もうちょっとこうしてたいぐらい」
「早くして……!」
普段は半ば強引に行為に持ち込もうとするくせに、どうしてこんな時に焦らすのか。そもそも、慶のせいではないのか。
思い通りにならない苛立ちに実結は慶の髪を引っ張って抗議する。
「はいはい、危ないから暴れないでくださいよ」
早く楽になりたいのに、落とされて怪我をするのは困る。髪から手を離せば、ほどなくしてベッドの上に下ろされる。
背中は先にベッドに上がっていた和真に受け止められて抱き締められれば、それだけで体の熱が暴走しそうになる。
「すぐにしてあげますからむくれないで」
まるで子供にでも言い聞かせるような慶の言葉を実結は素直に受け入れられなかった。
早くしてほしいと思いながら、自分がしたがっていると思われたくないプライドがあるからなのかもしれない。セックスが好きになったわけでもないのだ。
「実結ちゃん、こっち向いて」
「んっ……んんっ」
どこか釈然としない気持ちを抱えたまま振り向けば熱に浮かされたような和真から口づけを受ける。
彼にもうつってしまったのかもしれない。
一度唇を重ねてしまえば、その熱を高め合うかのように舌を絡ませ、その甘美な行為に酔う。そうしている間に慶に服を脱がされていき、晒された素肌に和真の手が這う。
「凄い……糸引いてる」
慶にショーツを脱がされ、そんな感想を漏らされても羞恥は薄かった。無意識に自ら腰を上げていたくらいだ。和真がいるからこそ信じられた。
「薬のせいなんだし、積極的になったって和真先輩は喜ぶだけですよ」
普段ならば悪魔の囁きのようにさえ聞こえる慶の言葉がひどく甘く響く。
もっと、もっと欲しいのだ。何もかもが欲しい。
「んっ……ふ、ぁっ……ぁんっ!」
縋るように必死に舌を絡ませながら実結は二人からの愛撫に喘ぐ。それでもまだ足りないと感じる体が恐ろしかった。
「実結ちゃん……?」
怪訝に顔を覗き込まれて、実結はどうしたら良いか考えられなかった。
「んっ……あつい……」
それを口にして認めてしまえば、もっと暑くなるようだった。
「からだっ、あつ、くて……へん……」
なぜ、自分だけがこんなにも暑いのか。室内は冷房が効いてきたはずなのに、冷たい麦茶が体に染み渡るようだったはずなのに、冷えるどころか暑くなっている。
「麦茶のおかわり持って……って、まさか」
すっかり空になった実結のグラスを掴もうとしてから慶ははっとしてスマートフォンを手にする。
「あのクソ兄貴……!」
さっと顔色を変え、悪態を吐いた慶はわなわなと怒りに震えているようである。
「お兄さんが何だって?」
説明を求める和真の声も低く怒りを孕んでいる。実結は少し怖く感じながらもどうすることもできなかった。
「ロシアンルーレット式に媚薬盛ったから三人で仲良く楽しめって」
「実結ちゃんのが当たりだったってことか?」
「まあ、ロシアンルーレットとして成立してないですよね。順当に行けば俺ですけど、俺の性格を読んだって可能性も……」
慶がぶつぶつと言っているのをBGMのようにぼんやりと聞きながら実結は媚薬とは何だっただろうかと考える。
熱くて、この熱を早く冷ましたいのに、体の奥が求めることは真逆だ。もっと熱くなる行為を望んでいる。それは実結が自ら求めまいとしていることである。
「本当にあの人の仕業なのか?」
「そうですけど。何ですか、その疑いの目は?」
「お前がやっても不思議じゃないことだと思って」
剣呑な雰囲気に実結は仲裁することもできない。
こうして休日を共に過ごしても和真は慶に不信感を抱き続けているのだろう。それは実結も同じだ。まだ彼の全てを許したわけではない。近頃は抱き着くことを拒否しているのだから、何をされてもおかしくはないと考えてしまう部分があるのだ。
慶の行いが悪いのだが、彼の不満を募らせると面倒なことは実結もよくわかっているつもりだった。
「俺に入れる暇はなかったですし、それは先輩が怪しい動きを見逃したってことじゃないですかね」
「兄弟で結託したんじゃないのか?」
「ありえないですね。俺、兄貴が帰ってるとか知らなかったですし、ガチで仲悪いんで」
きっぱりと疑惑を否定する慶は嘘を吐いているわけでもないのだろう。実結の頭は今落ち着いて思考できる状態ではなかったが、三人から感じた空気は確かに険悪なものだった。
「あんまり自分で言いたくないですけど、外面が良くても、あの人、俺の兄貴ですよ?」
「やっぱり慶が三人か……そういうことする可能性は考えてなかった」
「あれが諸悪の根源ってやつですよ」
慶は忌々しげに言うが、実結はまだ『いいお兄さん』だと思っていたいのかもしれなかった。初対面の相手を一目で見抜くことなどできないし、前科のある慶を悪者にする方が容易いのだ。
「潤が言ってたこと覚えてます?」
「お前の好みが変わった話か? それとも、お下がりのこと?」
「品位についてあの人にだけは言われたくないって話です」
「品のあるお兄さんだと思うけど」
和真の意見には実結も頷く。彰は長兄らしく落ち着いていて、常識も良識も持ち合わせているように見えた。
「あの人、恋人が二人います」
「二股か?」
「浮気とかじゃなくて、何とかっていう……まあ、公認の二股ですかね? 俺達みたいな?」
思考が正常な時に聞いていたら実結はひどく驚いただろう。その外見や物腰からとても誠実な人物のように思っていたからだ。
「まあ、本人は自分を愛の伝道師みたいに思ってるみたいなんで、俺と一緒にすると長々説教されそうですけど」
「愛の伝道師ってなぁ……それで、媚薬ロシアンルーレットのプレゼントか? 傍迷惑だな」
和真はあきれ返っているが、実結は何も言えない。
慶には実結だけだが、実結には和真もいる。けれども、実結は彰のように堂々とはできないだろう。
「ちなみに潤は常にセフレを三人はキープしてます」
「それでお前は自分が一番まともだって言っているのか」
最早、呆れることが無駄に思えてくる。この兄弟は一体どうなっているのか。慶が一番まともだとは実結には同意しかねるものだが、考えることも億劫だった。
「それより実結先輩ですよ」
再び自分に注意が向けられて実結はぼんやりと慶を見た。
「据え膳は食わぬは男の恥って言いますよね」
「そういうことは知ってるんだな」
「和真先輩は俺をバカにしすぎです」
慶は不満げだが、実結はフォローしてやることもできなければ笑うこともできない。
「大体珍しく実結先輩が食べて欲しそうだし」
「クスリのせいだろ。実結ちゃん、大丈夫?」
慶にはきつい口調で言いながらも、実結には優しいく問いかけてくる。しかし、嘘でも大丈夫だとは言えなかった。口から出るのは熱い吐息ばかりだ。
「どっちにしろ、ヤらなきゃ楽になれないですよ」
「そういうものか?」
「我慢する方がしんどいですよ。体に毒です」
そうか、と和真は納得した様子である。我慢するのが難しいことは実結が身を以て理解した。今まで自分から求めたことはなかったし、はしたないとも感じるが、欲しくてたまらないのだ。早く触れて、狂いそうな熱さから解放されたい。そういう行為は何度もした間柄でもあるのだから、今更恥ずかしがることでもないだろうと自分の中で悪魔の囁きが聞こえるようでもあった。
「たすけて……」
実結はぎゅっと二人の服を掴む。藁に縋るような気分でもある。
「って、実結先輩が言ってるんでヤりましょう」
「実結ちゃん、いいの?」
「して、ください……」
慶の決断に迷いを見せる和真に気遣わしげに顔を覗き込まれ、実結は潤んだ目で頷く。それは最早懇願だった。
「あつい……ぬぎたい……」
今すぐ服を脱ぎ捨ててしまいたいのに、そんな簡単な動作すら億劫に思えてしまう。だから、それもまた脱がせてほしいという懇願だ。
したいことは何もかもしてもらわなければ自分ではできない。ただセックスを求めるだけの存在になってしまったことを悲しいと思う暇さえなかった。
「先輩、ちゃんとベッドでしましょ」
「んー……」
場所なんてどうでもいい。そんな思いが言葉にならないまま抱き上げられて、実結は反射的に慶にしがみつく。
「うわっ、すげー可愛いんですけど。もうちょっとこうしてたいぐらい」
「早くして……!」
普段は半ば強引に行為に持ち込もうとするくせに、どうしてこんな時に焦らすのか。そもそも、慶のせいではないのか。
思い通りにならない苛立ちに実結は慶の髪を引っ張って抗議する。
「はいはい、危ないから暴れないでくださいよ」
早く楽になりたいのに、落とされて怪我をするのは困る。髪から手を離せば、ほどなくしてベッドの上に下ろされる。
背中は先にベッドに上がっていた和真に受け止められて抱き締められれば、それだけで体の熱が暴走しそうになる。
「すぐにしてあげますからむくれないで」
まるで子供にでも言い聞かせるような慶の言葉を実結は素直に受け入れられなかった。
早くしてほしいと思いながら、自分がしたがっていると思われたくないプライドがあるからなのかもしれない。セックスが好きになったわけでもないのだ。
「実結ちゃん、こっち向いて」
「んっ……んんっ」
どこか釈然としない気持ちを抱えたまま振り向けば熱に浮かされたような和真から口づけを受ける。
彼にもうつってしまったのかもしれない。
一度唇を重ねてしまえば、その熱を高め合うかのように舌を絡ませ、その甘美な行為に酔う。そうしている間に慶に服を脱がされていき、晒された素肌に和真の手が這う。
「凄い……糸引いてる」
慶にショーツを脱がされ、そんな感想を漏らされても羞恥は薄かった。無意識に自ら腰を上げていたくらいだ。和真がいるからこそ信じられた。
「薬のせいなんだし、積極的になったって和真先輩は喜ぶだけですよ」
普段ならば悪魔の囁きのようにさえ聞こえる慶の言葉がひどく甘く響く。
もっと、もっと欲しいのだ。何もかもが欲しい。
「んっ……ふ、ぁっ……ぁんっ!」
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