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「んっ……ふ、ぁっ……あぁっ!」
社長に深いキスをされて指で中をかきまぜられて初めてなのに頭がおかしくなりそうなくらい気持ちが良い。
指を入れられた時でさえ散々キスされて胸も愛撫された後で痛みなんてほとんど感じなかった。
クチュクチュ響く音がどこから聞こえてるのかわからないくらい、どっちもグチャグチャ。
ずっとされるがままで夢見心地。任せればいいって言われたけど、そもそも経験のない私にできることなんてなかった。全部脱がされて恥ずかしがる暇さえなかった。
「あっ、ぁあんっ! しゃちょ、んぁあ!」
大人だ。
自分だってもう大人だと思ってたけど、二十年以上の経験値の差が凄い。
そこまでセックスに夢を見てたわけじゃないし、今更初めて同士だと何かもう事故にしかならない気がするけど、いきなりとんでもない上級者と当たって溺れそうな感じ。
唇が離れた合間に助けを求めようとしてもその人は私を溺れさせる張本人なわけで。
「主輝だ」
「かずき、さ、ぁっあぁんっ!」
ベッドの上で役職で呼ぶなんて無粋かもしれないけど、まともに名前を呼ぶこともできなかった。
だって、何かが来たから。わけがわからなくて怖いのに、胸を舐められながらそこをいじられたら飲み込まれるのは一瞬だった。
体がビクビク跳ねて、頭が真っ白になった。
これって、まさか、イったってこと……?
「いい子だ」
頭を撫でられても呆然と主輝さんを見ることもできない。
自分で触れてみたって気持ち良くなかったのに、やっぱり慣れてるから?
「凄いな、君の愛液が垂れている」
「え……あっ、だ、だめです……!」
何を言っているのかと思ったら主輝さんの顔がそこにあった。
指でかき回されてた部分に顔が近い。そんなに近くで見られたい場所じゃない。
「だめでっ、ひゃあっ!」
どうにか手を突っ張って、引き離そうとするけど間に合わなかった。
ぬるりと熱い舌が太股を這って舐めとる。
濡れるっていうことを知っていてもそんなになると思ってなかったのに、頭が追いつかない。
「だ、だめ、そんなとこ、ゃっ、ぁあっ!」
太股だからいいってわけじゃなかったのに、舌が際どいところに触れるから止めたかった。それなのに、止められなかった。
手で隠そうとするのも無駄で、易々と引き剥がされる。そして、何の躊躇いもなくそこを舐められた。
「よくほぐさないとつらいのは君だ」
「ッ! ひっ! あっ、ぁあ、だめ……だめっ、あんっ!」
指とは違う感触がそこを這って、時々、吸い上げる。胸を舐められるのとはわけが違う。
あまりに恥ずかしくて、気持ち良すぎる。初めてイったばっかりなのに、またすぐにイきそうなくらいに。 もっと中を広げるように指が増やされて、気持ち良すぎるのが怖いけど、この行為が怖いわけじゃなかった。お腹の奥の知らない場所で期待が膨らむみたいにキュンキュン疼く。
「また、イっちゃ、ぁあっ!」
「何度でもイけばいい」
「んっ! ぁっ、ぅあ、あんっ……っふ、あァァッ!」
そこで喋られることも、吐息さえも刺激になって、長くは保たなかった。糸が一気に張りつめるみたいで、すぐに切れた。
「は……っ……はぁっ……」
初めてなのに、簡単に二回もイかされて何かもう凄すぎる。
だけど、これで終わりじゃない。主輝さんは服を脱ぎだしてる。
腕だけじゃなくてお腹もアラフィフとは思えないくらい引き締まってて、でも、観察する余裕なんてなかった。
社長に深いキスをされて指で中をかきまぜられて初めてなのに頭がおかしくなりそうなくらい気持ちが良い。
指を入れられた時でさえ散々キスされて胸も愛撫された後で痛みなんてほとんど感じなかった。
クチュクチュ響く音がどこから聞こえてるのかわからないくらい、どっちもグチャグチャ。
ずっとされるがままで夢見心地。任せればいいって言われたけど、そもそも経験のない私にできることなんてなかった。全部脱がされて恥ずかしがる暇さえなかった。
「あっ、ぁあんっ! しゃちょ、んぁあ!」
大人だ。
自分だってもう大人だと思ってたけど、二十年以上の経験値の差が凄い。
そこまでセックスに夢を見てたわけじゃないし、今更初めて同士だと何かもう事故にしかならない気がするけど、いきなりとんでもない上級者と当たって溺れそうな感じ。
唇が離れた合間に助けを求めようとしてもその人は私を溺れさせる張本人なわけで。
「主輝だ」
「かずき、さ、ぁっあぁんっ!」
ベッドの上で役職で呼ぶなんて無粋かもしれないけど、まともに名前を呼ぶこともできなかった。
だって、何かが来たから。わけがわからなくて怖いのに、胸を舐められながらそこをいじられたら飲み込まれるのは一瞬だった。
体がビクビク跳ねて、頭が真っ白になった。
これって、まさか、イったってこと……?
「いい子だ」
頭を撫でられても呆然と主輝さんを見ることもできない。
自分で触れてみたって気持ち良くなかったのに、やっぱり慣れてるから?
「凄いな、君の愛液が垂れている」
「え……あっ、だ、だめです……!」
何を言っているのかと思ったら主輝さんの顔がそこにあった。
指でかき回されてた部分に顔が近い。そんなに近くで見られたい場所じゃない。
「だめでっ、ひゃあっ!」
どうにか手を突っ張って、引き離そうとするけど間に合わなかった。
ぬるりと熱い舌が太股を這って舐めとる。
濡れるっていうことを知っていてもそんなになると思ってなかったのに、頭が追いつかない。
「だ、だめ、そんなとこ、ゃっ、ぁあっ!」
太股だからいいってわけじゃなかったのに、舌が際どいところに触れるから止めたかった。それなのに、止められなかった。
手で隠そうとするのも無駄で、易々と引き剥がされる。そして、何の躊躇いもなくそこを舐められた。
「よくほぐさないとつらいのは君だ」
「ッ! ひっ! あっ、ぁあ、だめ……だめっ、あんっ!」
指とは違う感触がそこを這って、時々、吸い上げる。胸を舐められるのとはわけが違う。
あまりに恥ずかしくて、気持ち良すぎる。初めてイったばっかりなのに、またすぐにイきそうなくらいに。 もっと中を広げるように指が増やされて、気持ち良すぎるのが怖いけど、この行為が怖いわけじゃなかった。お腹の奥の知らない場所で期待が膨らむみたいにキュンキュン疼く。
「また、イっちゃ、ぁあっ!」
「何度でもイけばいい」
「んっ! ぁっ、ぅあ、あんっ……っふ、あァァッ!」
そこで喋られることも、吐息さえも刺激になって、長くは保たなかった。糸が一気に張りつめるみたいで、すぐに切れた。
「は……っ……はぁっ……」
初めてなのに、簡単に二回もイかされて何かもう凄すぎる。
だけど、これで終わりじゃない。主輝さんは服を脱ぎだしてる。
腕だけじゃなくてお腹もアラフィフとは思えないくらい引き締まってて、でも、観察する余裕なんてなかった。
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