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夏カボチャ

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4章リザードマンの王

ダンジョンチケット31

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帝国クルガナクルムは王であるクリュメノスを神々の手により封印された。


アレス『いいか!お前ら!クリュメノスに加担したもの、クリュメノスを1度でも信用したもの、クルガナクルムに移住を選んだもの捕虜になったものこの国にいる全ての者を葬り去る!これは神々の王ゼウス様のご意志!これは聖戦である!我らが王ゼウス様に勝利を!』

アレスの掛け声と共に天界軍はクルガナクルムに進行を始めた!

天界兵『殺せ!コイツらは皆邪教だ!神王ゼウス様に仇なす者に天界の裁きを!』

村人『うわあぁぁぁ』



グランガイム『プネウマペトラ!!』

風は岩のごとく風のように速く岩のように硬い突風が天界軍を襲った。

グランガイム『戦えぬ者はすぐに城内に逃げ込め一人でも多く生き残れ!』

天界兵『ぎゃぁぁぁぁ』

天界兵『ぬぎゃゃゃぁぁ』

天界兵『あの化け物をとめるぞー!』

天界兵『聖なる我らが王ゼウスの名のもとに裁きをライジングバース』

ズガガガガガガ
ズゴォォォォォ
雷鳴と共に雷が襲いかかる。

グランガイム『効かぬ!!』

天界軍の猛攻にも関わらずグランガイムは一歩もひかなかったのだ!
天界兵がいくら攻撃しようともグランガイムの皮膚に傷一つ付けられない現状を目の当たりにしたアレスは直接勝負をしたくなったのである。

そしてグランガイムの前にアレスが立ちはだかったのだ!

アレス『アイツ等じゃ退屈だろうから!俺が直接相手をしてやるよ!』

グランガイム『アレス!貴様も来ていたか!』

アレス『さあ!いくぞ。化け物ぉぉぉ』

ウオラァァァァァ!!

グランガイムに魔法は効かない事を理解したアレスだからこそグランガイムと戦えたのであった!

アレスは全魔力を肉体強化に集中させた!そして全ての強化が終わるとグランガイムに襲いかかったのだ

グランガイム『ヌ!?がはははは!神だ何だと抜かすわりに!その程度か?アレスよ!ならばこちらからいくぞ!』

グランガイムの廻りに魔力が集中したそして一気に輝いたのだ!

グランガイム『重力を操る者の力を見るがいい!!』

グランガイム『ギガペトラレーマ!』

グランガイム『そのまま重力に潰されよ!力に自惚れし神よ!』


アレス『ぬわぁぁぁぁ』

ズドオンンンンンン

アレスは地面へと沈んでいく

グランガイム『ふん!相手にならん』

だが一瞬の隙をつきグランガイムに奇襲を仕掛けた者がいた

‥‥『ハァァァァ!』

グランガイム『ぬわ!誰だ!神の名を語りながらの奇襲とは卑怯なり!名を名乗れ』

グランガイムを見下ろす影

アテナ『これは失礼した!我名はアテナ絶対神ゼウスの子、貴様を倒す。』

グランガイム『奇襲を失敗したお前が我を倒す?ガハハハハ』

グランガイム『全軍我に続け忌々しい神を2匹血祭りにあげてくれようぞ!』

だがリザード軍の兵は誰一人動かなかったのだ!

グランガイム『ぬ?何事だ?これは』

アテナ『あはは、何が血祭りだ!お前の手下はみんな石に変えさせてもらったよ♪紹介しよう私の可愛い配下達だ!』

そういうといっせいに地面から土煙が上がりその中からメデューサ達が姿を現したのだ!そして一気に戦況が変化したのだ

アテナ『どうだい?化け物には化け物だ!メデューサは私の力でいくらでも作れる!』

アテナ『これで貴様もこれで終わりだー!石になって我が父ゼウスに許しをこいながら!後悔してチリになれー!』

だがグランガイムは冷静だった、戦況を理解しそれも含も勝つことを諦めてはいなかったのだ!

グランガイム『ならば重力を完全に解放』
グランガイム『ペトラフォネウオー』

アテナ『な、なんだ!』

凄まじい地響き共に巨大な岩が空に浮いていた。

アテナは自分の眼を疑った

アテナ『な、ば、ば、かな、』

グランガイム『我兵は誇りを持ち死んでいったのだ!貴様らにも付き合ってもらうぞ!』

ぬわぁぁぁぁぁぁぁ!

アテナ『クソ化け物め!』

アテナは何とか巨石を交わすも完全にはよけきれなかったのだ!アテナの片腕を岩がかする!
ズゴォォォォォゥゥゥゥ

アテナ『ぐあああ!』

アテナの片腕は岩に引っ掛かりちぎれたのだ!

アテナ『うわぁぁぁぁぁ!腕が!腕がぁぁぁ』

アテナ『よくも私の腕を!この借りはいつか必ずだ』

そういうとアテナはアレスを拾い上げ逃げていったのだった!
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