ダンジョンチケット

８章託されし秘宝

ダンジョンチケット７２

クリュメノスは先ずブレインが捕獲したドッペルスライムを始めにリングの中に封印したのだ、そのリングの内側に無数の穴を開けておく、ドッペル自体はスライムなので小さな核が存在するそれが出ないくらいの穴を開けることでドッペルを逃がさないように二重の封印をしたのだ。

そしてその回りを無痛草を一緒に混ぜた特殊な金属でおおいその中にドッペルリング→無痛草を混ぜた再生液体金属→無痛草を混ぜた特殊金属の順に覆っていった。

このリングは先ずドッペルが肉体を刺すそして刺された者は本来ならば刺された時の痛みで気を失い無意識のうちに自身の記憶や能力を調べられコピーされると言うドッペルの特性を無痛草入りの液体金属で無効化しドッペルに自身のイメージする武器を造らせると言う物だった。
ドッペルは針を抜くさいに自身が持ち込んだ痕跡を全て持ち去り傷まで治す為液体金属が体内に残ることは無いのだ。
だがドッペルは１度コピーした種類以外には変身出来ないつまり生き物ならばどんな生き物にもなれるがもしそれが無機物ならずっと無機物なのだしかも生物ならば構造に血液があれば血液のある生物にしかなれないと言ったマイナスもある、そして今回のクリュメノスの考え弓である。

クリュメノスはその特徴を使い自身の考える最強の弓をイメージしたのだ。

そしてもうひとつ同じリングを作ったのだ。
此方には生命の種と言われる何もない荒野にすら芽をはると言われる種を埋め込んだのだ。
そして矢をイメージしそれに魔力を流し込むイメージも送ったのだ、生命の種は無限に矢を作るためにそしてドッペルはその種と融合させることで無限に魔力の込められる矢が完成したのだ。