ダンジョンチケット

夏カボチャ

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9章 力の欠片

ダンジョンチケット81

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託武に言われるがままに追憶のオルゴールを手に取りキーメイスは恐る恐る扉を開いた。

そうすると追憶のオルゴールから聞き覚えのある曲が流れてきたのだ。

キーメイス『なんだっけ……僕この曲…知ってる…んだ』

キーメイスの意識はゆっくりと追憶のオルゴールへと吸い込まれていくようだった。

そしてキーメイスはその場で倒れてしまったのだ!

拓武『おい!?キーメイス、キーメイス大丈夫か!』

拓武の声はキーメイスには届かない。

そのままキーメイスの意識はゆっくりとまるで雲にでも乗ってるかのような気持ちよさであった。

そして眠りからキーメイスは目を覚ますと真っ暗な世界に光がさした。

暖かい光、風が運ぶ草木の香り、辺りを見回しても誰も居ない

キーメイス『ここどこだろ?僕はいったい誰だ?』

キーメイスはフラフラしながらあるきだした、キーメイスの居たのは広い野原の木陰だったらしい。

キーメイス『此処は?どこなんだろう、僕はいったい』

……『貴女はだあれ?』

キーメイスに一人の少女が話しかけてきたのだ。

キーメイス『僕は分からないんだ、起きたら此処に居たんだ、名前も何もかもわからないんだ』

下を向き自分の事を何も覚えていなと言うキーメイスに少女は語りかけた。

デゥラ『私はデゥラって言うの回りからは少しトロいって言われちゃうのよ』

そう言い笑いかけてきた。

キーメイス『そうなんだ……ねぇ!デゥラ僕が誰か知ってる人いないかな?分からないままなんていやなんだ……』

デゥラ『そうね?フロストロフ様なら何か知ってるかも知れないわね?』

キーメイス『フロストロフ?』

キーメイスには聞きなれない名前であった。

デゥラ『あら?本当にここら辺の方ではないのですね?この大陸でフロストロフ様を知らない方に私初めてお逢いしましたわ』

デゥラはのんびりなりにビックリしていた。

キーメイス『とりあえず?その人に会えないかな?』

デゥラ『とりあえずで会える方じゃないのよ?凄く偉い賢者様なんだから、それにね、フロストロフ様はこの時期は特に忙しいのよ大陸中を回られているの』

キーメイス『それでも何とかして会いたいんだ!僕の事を何か知ってるかも知れないし、僕大切な何かをわすれちゃってるんだ』

デゥラ『どうかしら?何とかしてあげたいけど、フロストロフ様は毎日御忙しい方ですからね?』

デゥラの話ではフロストロフには全てを見る神眼があり、キーメイスの記憶も見つけて暮れるのではないかと言う話だったのだが、フロストロフは大陸全土を今回っている為何処に居るか分からないそうなのだ。
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