ダンジョンチケット

夏カボチャ

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10章二人の魔法使い

ダンジョンチケット101

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キーメイス達の最後の戦いが訪れる、世界の終焉、それはこの世界で一番デカイ火山【ホルボロス】の噴火である、フロストロフの話では噴火前に手を打っても運命は変えられないと言うことだった。

本来ならば未来の噴火後は皆が我先にと逃げ出すが世界の果てまで拡がる火山灰と噴煙は世界を覆い太陽と月が姿を消す、だが問題なのは此だけではないのだ。

この噴火により星の位置が若干ずれてしまい、結果として流星群がこの星に引き寄せられ地上に隕石の雨がひたすら降り続く、それがフロストロフの言うこの星の終焉の全貌であった。

キーメイス『つまり僕達は噴火した火山を何とかしながら隕石を止めないといけないんだね?』

デゥラ『簡単にいわないで、ナッシ?凄く大変な事なのよ』

キーメイス『僕は二人の事信じてるから』

フロストロフ『そうだな、むしろ二人ともよく此処までの長い年月を頑張ってきたと思う、だがそれも今日の為であった頑張ろう』

その時だった!地面が凄まじく揺れ鳥たちが一斉に飛び立つ!

フロストロフ『な、なんだ!まだ終焉には時間があるはず!何故』

キーメイス『つまり!どうしても世界を終わらせたい奴が要るってことだよね!』

フロストロフ『急ぎホルボロス火山に向かう!此処まで来て諦めてたまるか!』

3人はすぐにホルボロスに飛んだ!
そこには今にも噴火せんとするホルボロス火山が煙を吐き出し、辺りは慌ただしく逃げ惑う人々の姿があった。

フロストロフ『いくわよ!二人とも!私の知る終焉と違うのであれば!私も力を貸すまでだ!ハアァ』

フロストロフはそう言うと魔力を開放し!一気に魔力の塊を作り出すと!ホルボロス火山に向けて撃ちは成ったのだ!

キーメイス『おおお!凄いフロストロフ!』

デゥラ『私たちもいくわよ!ナッシ!』


『『『そりゃあぁぁぁぁ』』』
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