ダンジョンチケット

夏カボチャ

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12章 新たなる世界・幻想界へ

ダンジョンチケット123

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拓武は、仕方無いと諦めた。

拓武『俺を怨むなよぉぉぉ!』

拓武はメビウスに魔力を込めた!
其れは拓武が本気で射つ始めての矢であった。

メビウスは、一瞬で長弓に姿を変えた。

その禍々しい長弓は、全体が真っ赤であり弓の中心に黒い模様が刻まれていた。

拓武の込めた魔力を吸収し黒く輝く矢は、尚の事その禍々しさを際立たせていた。

拓武『皆!俺の後ろに下がれ!行けぇぇぇ』

拓武が、いっぱいいっぱいに弓を引き其れは、拓武の指から解き放たれた。

凄まじいスピードで、メビウスから発射された、その矢は人面樹を一気に焼き付くしたのだ。

拓武は、ここまでとは、思ってもいなかった。
余りの威力に驚きを露にした。

拓武『う、嘘だろ?そんな魔力を込めたつもりはないんだぞ?』

目の前に広がる光景

人面樹の欠片すらなかったのだ。

キーメイス『すゴーい!何それ!僕の魔法より威力ありそう』

キーメイスが驚く程だった。

ベルウッド『よくも私の仲間を許さぬ!』

拓武『次は、なんだ!』

地響きが段々と強くなる!

そして巨大な物が近付いて来ているのが肉眼で確認できた!

拓武『何だ?あのデカイ樹、こっちに来るぞ!?』

ベルウッドの拓武達の前に姿を現したのだ。

ベルウッド『忌々しい!私の仲間を良くも灰にしてくれたね!お前達もすりつぶして!肥料にしてやるからね!覚悟しな!』

拓武『大分怒ってんな!やるしかないか?何か罪悪感だな』

バーダ『そんな事いってる場合じゃなさげだよ!来るよ』

ネクロ『私が、責任とりますから、だから皆さん、ご主人様すみませんでした』

ネクロは、ベルウッドの前に飛び出した。
ネクロ『私が森を切ったんです!ご主人様達では、ありません!だから他の人を巻き込むな!』

ベルウッド『潔いでわはないか!ならお前が肥料になるんだな?』

拓武『なにを!』

ネクロ『わかりました!』

ネクロの一言は、その場にいた全員は固まった。

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