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後日譚
後日譚591.エルフの休日『七日目-②』
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喫茶店で『モーニングセット』を食べ終えたジュリウスは、他の世界樹の番人であるエルフと協力して劇団が集まっている区画を見てまわり、今後の上演スケジュールをまとめて回った。
その多くがシズトに関係のないものだが、どこの劇場でもシズトに関する演劇は一つだけ用意されている。そこに作為的な何かを感じたジュリウスだったが、シズトに伝えるつもりはなかった。伝えたらシズトに関する演劇そのものが上演禁止になる恐れがあると分かっていたからだ。
だが、希少性があり、日が登るよりも前の時間から並ばないとチケットが手に入らないとなると、当然トラブルが起きる。
劇場から少し離れた場所で箱の上に立った商人が周囲に集まった奴隷たちに向けて語り掛けているのがそこかしこで見受けられた。
「今回の目玉商品は英傑劇団の『使徒と世界樹の謎』だ! 当然、一番いいど真ん中の席だよ。銀貨十枚から!」
「十一枚!」
「十二枚!」
「じゅうさん!」
コツコツと貯めたお小遣いが入った袋の中を確認しながら小さな子が声を張り上げるが、周りの奴隷たちも負けじと声を張り上げる。
その様子を遠巻きに見ていたジュリウスの元へ、今日の協力者であるエルフたちが戻ってきた。
「どうかされましたか、ジュリウス様」
「あのチケットは既に確保済みですが……」
「……いや、なんでもない」
商人が手に入れた商品をオークションにかけるのは何も問題はない。正規の値段で手に入れたいのであればもっと早く並べばいいだけだ。
だが、その様な事をすれば商人たちが自分たちの手駒を使ってさらに早く並び始めるだけだろう。そうなると鼬ごっこだ。いずれ徹夜してでも手に入れようとする者も出てくるかもしれない。
奴隷たちには十分な睡眠を与えたいと考えているシズトがそれを知ったらどうなるか……。想像に難くないのでジュリウスはとりあえずホムラに相談する事にした。町の管理を一任されているからだ。
彼女に現状を伝えれば演劇の回数が増え、結果的にあのような行為が減っていくかもしれない、と考えたジュリウスはホムラの元へ向かおうとした。
だが、ふと足を止めると「休暇中にその様な事はしない方が良いか」と考えを改めて現状をしっかりと認識するために転売行為をしている者たちがどのくらいいるのか区画を見て回るのだった。
本日上演されるシズトをテーマにした演劇をすべて見終わったジュリウスは、一緒に観劇した仲間と共に喫茶店で軽食を食べていた。
「やはり英傑劇団の劇が一番よかったな」
「いや、新風歌劇団も捨てがたい」
「新しい演目だったからそう感じるだけだろう。今後、同様の話を作る劇団が増えればもっといい劇が生まれるはずだ」
「その頃にはまた新しい演目を作っているだろうさ。そう思いますよね、ジュリウス様」
「……ああ、そうだな。話の元ネタがある間はあの劇団が流行りを作っていくんだろう。ただ、それが亡くなった時が問題だな。話が無ければ面白おかしく作ればいい、と考える者もあの劇団の中には一定数いると聞いた事がある」
そうならないように気を付けなければ、と各々再確認したところで話は戻り、本日見た演劇の感想を話し合った。
話している間にあっという間に時間が過ぎて行き、ジュリウスが「そろそろ時間だから」と席を立った。
「お前たちはこの後どうするんだ?」
「町の様子をぶらりと見て回ろうかと。ジュリウス様と違って普段つけているものをつけていないからこそ見えてくる景色があるかもしれないので」
「それは仕事じゃないか?」
「仕事じゃねぇ、ただの散歩だ。っていうか、そういうお前はどうなんだよ」
「酒場で酒でも飲んでみようかなって」
「酒か。……まあ、ありだな」
「じゃあお前も行くか。ジュリウス様もご一緒にいかがですか? まだまだ話し足りないですし……」
「いや、遠慮しておく。この後に人と会う約束をしているんだ」
「もうすぐ日が沈みますが……」
「向こうで考えるとそろそろ日が出る時間のはずだからな。ストレス発散になればいいんだが……」
そんな事を言いながら肩を竦めたジュリウスは、細かい事は言わずに二人のエルフと別れると、その足で世界樹ファマリーの根元へと戻った。ちらほらと寝ぼけ眼のドライアドたちがいる中、転移陣の周りにいた子はシャキッとしていて、ジュリウスが近づいてきた事にも気づいていた。
「オールダムまで」
「わかったでござる~」
「なにしにいくの~」
「探検するの?」
「いえ、探検ではないです」
「なんだ残念」
「準備できたでござる~」
「いってらっしゃい!」
昼行性のドライアドたちに見送られながらジュリウスが転移陣を起動すると、次の瞬間には別の場所にいた。彼を出迎えたのはやはり眠たそうな真っ黒な肌のドライアドたちである。
ジュリウスはやはり彼女たちを気にした様子もなく、転移陣から別の転移陣へと移動すると、そのまま転移した。やはり転移陣の番をしているドライアドに見上げられるのだが、放っておいてジュリウスは目的の場所へと急ぐ事もなく歩いて向かった。
目的地はシズトの屋敷ほどではないが、立派な建物だった。門の前には既に人がいて、ジュリウスに気が付くと「おせぇぞ」と文句を言った。
「いつもシズト様を待たせている阿呆が何を言っているんだ」
「最近は待たせてないだろ?」
「相手が自分よりも立場が上の場合、普通は約束の刻限ギリギリではなく、余裕をもって到着しておくんだ」
眉間に皺を寄せたジュリウスの視線をものともせず、待っていた人間の男性、金田陽太は門を開けた。
「この後、予定があるんだ。さっさと終わらせてくれよ」
「それはお前の態度と腕前次第だ。精々早く終わる事ができるように気を付ける事だ」
ジュリウスは陽太に案内されるがまま、彼の敷地の一画まで移動した。そこは周囲にほとんど何もない開けた場所だった。随分と整備されているようで、土は均されていた。
二人が向かい合うと、陽太が腰に差していた剣を抜いた。対するジュリウスは武器を構える事無く、悠然と立っている。
「今日こそそのすかした顔を歪ませてやんよ!」
「そうか。頑張れ」
ジュリウスの端的な返答を合図に陽太が先に仕掛けた。だが、陽太よりもはるかに長い年月をただひたすら研鑽に費やしたエルフにまだまだ届くわけがなく、今日もまたジュリウスのストレス発散兼身の程を分からせるためにボコボコにされるのだった。
その多くがシズトに関係のないものだが、どこの劇場でもシズトに関する演劇は一つだけ用意されている。そこに作為的な何かを感じたジュリウスだったが、シズトに伝えるつもりはなかった。伝えたらシズトに関する演劇そのものが上演禁止になる恐れがあると分かっていたからだ。
だが、希少性があり、日が登るよりも前の時間から並ばないとチケットが手に入らないとなると、当然トラブルが起きる。
劇場から少し離れた場所で箱の上に立った商人が周囲に集まった奴隷たちに向けて語り掛けているのがそこかしこで見受けられた。
「今回の目玉商品は英傑劇団の『使徒と世界樹の謎』だ! 当然、一番いいど真ん中の席だよ。銀貨十枚から!」
「十一枚!」
「十二枚!」
「じゅうさん!」
コツコツと貯めたお小遣いが入った袋の中を確認しながら小さな子が声を張り上げるが、周りの奴隷たちも負けじと声を張り上げる。
その様子を遠巻きに見ていたジュリウスの元へ、今日の協力者であるエルフたちが戻ってきた。
「どうかされましたか、ジュリウス様」
「あのチケットは既に確保済みですが……」
「……いや、なんでもない」
商人が手に入れた商品をオークションにかけるのは何も問題はない。正規の値段で手に入れたいのであればもっと早く並べばいいだけだ。
だが、その様な事をすれば商人たちが自分たちの手駒を使ってさらに早く並び始めるだけだろう。そうなると鼬ごっこだ。いずれ徹夜してでも手に入れようとする者も出てくるかもしれない。
奴隷たちには十分な睡眠を与えたいと考えているシズトがそれを知ったらどうなるか……。想像に難くないのでジュリウスはとりあえずホムラに相談する事にした。町の管理を一任されているからだ。
彼女に現状を伝えれば演劇の回数が増え、結果的にあのような行為が減っていくかもしれない、と考えたジュリウスはホムラの元へ向かおうとした。
だが、ふと足を止めると「休暇中にその様な事はしない方が良いか」と考えを改めて現状をしっかりと認識するために転売行為をしている者たちがどのくらいいるのか区画を見て回るのだった。
本日上演されるシズトをテーマにした演劇をすべて見終わったジュリウスは、一緒に観劇した仲間と共に喫茶店で軽食を食べていた。
「やはり英傑劇団の劇が一番よかったな」
「いや、新風歌劇団も捨てがたい」
「新しい演目だったからそう感じるだけだろう。今後、同様の話を作る劇団が増えればもっといい劇が生まれるはずだ」
「その頃にはまた新しい演目を作っているだろうさ。そう思いますよね、ジュリウス様」
「……ああ、そうだな。話の元ネタがある間はあの劇団が流行りを作っていくんだろう。ただ、それが亡くなった時が問題だな。話が無ければ面白おかしく作ればいい、と考える者もあの劇団の中には一定数いると聞いた事がある」
そうならないように気を付けなければ、と各々再確認したところで話は戻り、本日見た演劇の感想を話し合った。
話している間にあっという間に時間が過ぎて行き、ジュリウスが「そろそろ時間だから」と席を立った。
「お前たちはこの後どうするんだ?」
「町の様子をぶらりと見て回ろうかと。ジュリウス様と違って普段つけているものをつけていないからこそ見えてくる景色があるかもしれないので」
「それは仕事じゃないか?」
「仕事じゃねぇ、ただの散歩だ。っていうか、そういうお前はどうなんだよ」
「酒場で酒でも飲んでみようかなって」
「酒か。……まあ、ありだな」
「じゃあお前も行くか。ジュリウス様もご一緒にいかがですか? まだまだ話し足りないですし……」
「いや、遠慮しておく。この後に人と会う約束をしているんだ」
「もうすぐ日が沈みますが……」
「向こうで考えるとそろそろ日が出る時間のはずだからな。ストレス発散になればいいんだが……」
そんな事を言いながら肩を竦めたジュリウスは、細かい事は言わずに二人のエルフと別れると、その足で世界樹ファマリーの根元へと戻った。ちらほらと寝ぼけ眼のドライアドたちがいる中、転移陣の周りにいた子はシャキッとしていて、ジュリウスが近づいてきた事にも気づいていた。
「オールダムまで」
「わかったでござる~」
「なにしにいくの~」
「探検するの?」
「いえ、探検ではないです」
「なんだ残念」
「準備できたでござる~」
「いってらっしゃい!」
昼行性のドライアドたちに見送られながらジュリウスが転移陣を起動すると、次の瞬間には別の場所にいた。彼を出迎えたのはやはり眠たそうな真っ黒な肌のドライアドたちである。
ジュリウスはやはり彼女たちを気にした様子もなく、転移陣から別の転移陣へと移動すると、そのまま転移した。やはり転移陣の番をしているドライアドに見上げられるのだが、放っておいてジュリウスは目的の場所へと急ぐ事もなく歩いて向かった。
目的地はシズトの屋敷ほどではないが、立派な建物だった。門の前には既に人がいて、ジュリウスに気が付くと「おせぇぞ」と文句を言った。
「いつもシズト様を待たせている阿呆が何を言っているんだ」
「最近は待たせてないだろ?」
「相手が自分よりも立場が上の場合、普通は約束の刻限ギリギリではなく、余裕をもって到着しておくんだ」
眉間に皺を寄せたジュリウスの視線をものともせず、待っていた人間の男性、金田陽太は門を開けた。
「この後、予定があるんだ。さっさと終わらせてくれよ」
「それはお前の態度と腕前次第だ。精々早く終わる事ができるように気を付ける事だ」
ジュリウスは陽太に案内されるがまま、彼の敷地の一画まで移動した。そこは周囲にほとんど何もない開けた場所だった。随分と整備されているようで、土は均されていた。
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