31 / 89
序章 (青年期編)
見逃していた想い
しおりを挟むゼノンは噂通りロマンチストなのか、彼が演出しているであろう庭園は沢山の種類の花達が植えられ、煌びやかなモニュメントは至る所に飾られている。
豪華ではあったが統一感はなく、良い意味でも悪い意味でも、こう、中々見応えがあった。
「……こう、迫力満点って感じの庭園ね。綺麗だとは思うけど、胸焼けしちゃう」
「ラミエルは自然の方が好きだもんね。兄さんが言ってたけど、ゼノンさんは……想像力が豊かな人らしい」
「なんかわかる気がする」
皆ダンスに夢中になっているのか、はたまた庭園が不人気なのか、このだだ広い庭園に人がいる気配はしなかった。
赤い花で情熱的に彩られたトンネルの中、僅かな灯りとカナタと共に、ドレスの裾に足が取られないように歩く。
ヒラ、ヒラ、と風に揺られて落ちていく花びら数枚に私は視線を奪われていて、カナタは何だか神妙な面持ちで前を見すえている。
シーンという音さえ聞こえそうなほどの静寂に包まれ、どこかぎこちない妙な緊張感が二人の間には漂っていた。
ただ幼なじみというだけで、カナタと会えなかった……会わなかった期間の埋め合わせは出来るはずもなかった。
もうカナタとは昔のように笑い合えないのかもしれない――。
そう悟りつつも、この状況が嫌ではない事が自分でも不思議だった。
この胸の苦しみと引き替えにカナタの隣を歩けるのなら、安いものだと――。
不覚にもそう思った。
さーっと冷えた夜風が二人の間を通り抜け、ざわめく花々と共に、私は鳥肌が立った自分の腕を抱く。
するとカナタはすぐさま「寒い? 大丈夫?」と私の顔を覗き込む。
「まぁ、そんなには?」
気を遣わせてしまって申し訳ない気持ちから、私は嘘の笑顔をカナタに向けた。
「そう……ならいいんだけど」
カナタはそう言って前を向いたが、その後すぐ、ドレスから露出している背中から腕を暖かい風が包み込み始めた。
ーーああそうだった。
彼は昔から私の嘘をよく見抜いていた。
昔は私だけだも思っていたその優しさは、結局誰にでも与えられるものなのだと気付いた瞬間、なんだか悲しくて笑ってしまいそうになる。
優しいのはいい事だけれど、今この状況で彼に昔のように優しくされるのは、泣きそうになるから辞めてほしかった。
私はカナタを見ることが出来ずに小さく呟く。
「ね、今日一緒に来ていた子、カフェで会った子だよね」
「あ、うん」
「どういう関係か、聞いていい? 嫌だったら、答えなくていいけど」
「……色々と、助けてくれた人で――」
そう言ってカナタはその先の言葉に詰まった。
煮え切らない彼に思わず私は「付き合ってるの?」と聞いてしまう。
「…………うん」
カナタは静けさの中、少しだけ微笑んだ。
「そっ、か」
――その微笑みを見て、別にすごく嬉しいとまではいかないけれど、悲しくもなかった自分に少し驚いた。
二人の間に数秒の時が流れ、私はその間に彼にかける言葉を探した。
「そうなのね。……良かったね、カナタ」
その時私は、カナタの前で久しぶりにあの頃のような笑顔を見せられた気がした。
本当に心の底から、良かったと思ったのだ。
彼の傍に彼を助けられる人がいて、彼の逃げる場所があって、本当に良かったと――。
もちろんそんな単純なだけの想いではなかったが、それが本心であることは確かだった。
「ああ……」
なぜだかその後カナタは急に黙り込んでしまう。
私もなにか話したい訳でもなかったから、そのまま二人の間には静寂が居座った。
――どれくらいの時間が流れたのだろうか。
口を噤んでいたカナタはいきなり立ちどまり、
「ラミエル、変なこと聞いていい?」とやや緊張した面持ちで私と向き合ってきた。
カナタが緊張している事も、変なことを聞く事も、別に珍しいことではないと、私は気楽に捉えていた。
「うん、いいよ」
そう言ってさり気なく彼の顔を覗き込んだ時、呑気に微笑む私と正反対の表情をしているカナタに、私は少しだけ身構える。
「……もし、あの時、音楽室で、僕が かもしれない なんて言わなかったら――」
彼の声の震えに、その言葉に、私は不意を食った――。
あの日のことが雪崩のように脳裏に蘇っていくと同時に、葛藤の色を含んだ群青色の瞳が、迷いなく私を捉える。
それは懐かしい感覚などではなかった。
再会の日から懸命に蓋をした感情たちが、溢れ出てきそうになった。
カナタはひと時も視線を逸らさずにこう言う。
「ラミエルの隣に、僕は、いた?」
「――わ、からないな」
予想外の言葉に困惑した私は、そう言って微笑む。
そしてカナタの求めるような視線に耐えきれず、目を伏せた。
「……でもきっと、その可能性はゼロ……ではないと思う」
「……そっ、か。はは……」
悲しそうに笑う声があまりにも切なくて、私は思わず彼の手を取ろうと手を伸ばす。が、理性がそれを止めた。
私は今、彼の手を取っていい立場ではない事を思い出すのだ。
長い間離れていた二人の間に幼なじみという関係はもう存在せず、今はただ、過去仲の良かった友人――に過ぎない。
空を掴んだ自らの手には既視感があって、この離れていた時間のカナタのほんの少しも知らないことが、何だか悔しくも思えた。
でも私はカナタに、彼がした選択全てを後悔して欲しくはなかった。
例え私が傷ついても、誰が傷ついてもそれでも構わないと、私は今にも涙が溢れてきそうなほど、カナタの心を縛り付ける過去を解いてあげたかった。
どんなに会えなくても、彼に対してそんな風に思うのは、幼い頃から何ひとつ変わっていなかったーー。
――あぁ吐き出す言葉が、どうか彼のためになりますようにーー
「でも結果良かったと思う。カナタの隣が私じゃなくて。何も悲しいことなんてないし、後悔することだってない。だって彼女の前ではすごく……カナタらしいもの」
「……うん」
「大事にしなきゃ」
「そう、だね。分かってる」
「うん」
そんな会話を交わしながら花のトンネルを抜けた時、
「わぁ」
目の前には満天の星空を映した花咲く小さな池が現れ、私はひとり感嘆を漏らした。
そしてドレスが汚れる事も厭わず、木の柵越しに身を乗り出しては池を覗き込む。
「ちょ、ラミエル危な……」
「大丈夫、こんな事で落ちたりしないわ」
「そういう所変わらないな……本当に」
「褒めてるのー? それ」
透き通る水には燦然と煌めく夜空が映し出され、ピンクや白、薄紫などの水生花が浮かんでいる。
私は柵から一歩引き、満天の夜空を見上げた。
ため息が出そうなほど美しい情景に「ここが一番綺麗ね」とつい本音が漏れて、私はただこの景色に見惚れていた。
「……今から、多分引かれること、言うよ」
「えぇ嫌なんだけど……」
思わず横目でカナタを睨んだ。
カナタはこんな美しい景色が気に入らないのかと、そんな珍しいこともあるのかと、今ここでマイナスな言葉は聞きたくないと、そんな感情が浮かんでは沈んでいくのを繰り返していると――。
「ラミエルが一番綺麗だよ」
私は自分の耳を疑った。
「え?」
振り返った時のカナタの表情は、私の影に隠れてよく見えなかった。
きっと過去の普段の私ならこの言葉を笑い飛ばしていただろう。
「もう、何カッコつけてるの? そんなこと言っても何も出てこないよ! おかしいんだからもう!」ってカナタの肩を叩いて笑って――。
でも今の私はその言葉を素直に嬉しく思うのと同時に、哀しかった。
「……ね、いつからそんな女たらしになったの? 相手、いるんでしょ?」
震える声は一体彼のなにを期待しているのだろうか。
「ごめん。で、でも本心だよ。ずっと、ずっと前から――。あの時は色々な感情が邪魔して言えなかったんだ。ラミエルは本当に綺麗なんだって」
優しい声色ながらも、カナタはどこか焦っているようにも見えた。
彼の思いがけない言葉に戸惑いを隠せず、私は逃げるように俯く。
「来月のソロリサイタル、聞きに行くね。ずっと、応援してた」
しかしどういう訳かカナタは、なんの躊躇いもなく、私の手を取っては優しく笑った。
「――――え」
群青色の瞳には星空の下、今にも泣き崩れそうな私が映っていた。
あぁ大丈夫じゃないのは、今までずっと縛られていたのは、私の方だったのだと、その時やっと気付いた。
――好きかもしれない。その意味がやっと、わかった。
「……少し肌寒いし、もう戻ろうか」
カナタが私の手を離し池に背を向けた時――
「待って」
焦った私はカナタの袖をふいに握りしめて、彼を引き止めた。
「…………?」
カナタが振り返って首を傾げる。
私はカナタが振り返ってくれたその事実だけで、安堵から膝から崩れ落ちそうになる。
「あの時、私がスランプだって知っていたんでしょ? どうして……なんであんな……態度取った私に会いに、仮病まで使って……」
急にしおらしくなって声を震わす私に、カナタは目を見開きながらも優しく答えてくれた。
「ラミエルの音は僕にとって、本当に宇宙で一番でさ。本当に、ラミエルの音が好きなんだよ。それに僕はいつも……ラミエルに助けられてきたけど、僕はラミエルに何も出来てなかったし」
――そんなことない。
と私は潤む瞳で首を横に振った。
カナタもまた潤む瞳で、どこか懐かしむように微笑む。
「あの時は、なんだろう……居てもたってもいられなくて――。ラミエルが悩んでるって落ち込んでるって分かってるのに、何も出来ていないのが凄く嫌だったんだよね。……もうさ、僕も焦りすぎて。ーー誰にどう思われてももうどうでもいいやって、全部の予定をドタキャンしてさ……音楽室行くのめちゃくちゃ緊張したけど、でも少しでも……ラミエルの、助けに、なりたかった」
そう言ってカナタは私の耳を撫でる。
「……少しは、助けになれた?」
「もち、ろん」
あぁ私は馬鹿だった――。
私はあの時何も知らずに、ただカナタに辛い言葉を浴びせてしまった。
カナタがこんなにもあの時私のことを考えていただなんて、何にも知らなかった。
「良かった」
カナタは安堵したように微笑んで、私の周りに吹く風を更に暖かくした。
まるで毛布に包まれているかのような、そんな優しい温もりに、後悔の涙が頬を伝った。
知らない。分からなかったのに。
見えないカナタの優しさが薄いヴェールとなって私を包み込んでいくように、私はずっと守られていたのだと、今更知った。
「ごめんね。凄く辛い時、そばにいてあげられなくて。……好きかもしれない、なんて言って。ちゃんと、好き だった よ。ラミエルのこと。心から、本当に。本当に好きだった」
――だった――
この過去形の言葉に立ち尽くす私が居た。
深く胸に突き刺さり、その隙間から流れ込んできたのは――なんの汚れもない見事なまでの悲しみだった。
星明かりが隠していた想いを照らしていくように、私は自分の気持ちに気付いてしまった。
「…………わたし、も」
私も好き だった――。
堪えきれない想いが頬をぽろぽろと伝っていく。
どうして今なのだろうか。なぜ今更素直になってしまったのだろうか。
こんな広い会場で、とてつもない人達で溢れ返る中、なぜ、私はカナタを見つけてしまったのだろう。
エリヤと沢山相談をしてドレスをまとい、髪型だって気合を入れてきた。
楽しみにしていた。
カナタの為ではない、別のパートナーの為だ。
しかし私は今カナタを想って、止まることの無い静かな涙を見苦しい程に流している。
「本当に……ごめん、ラミエル。また困らせたね」
私に手を伸ばさないようにと必死に拳を握る姿がまた涙を誘った。
――あぁまた私が。
「わたしがカナタを苦しめてたよね……ごめん」
「ねぇ、そういう所、本当に――」
カナタの震える指が頬に触れていた。カナタの暖かで優しい指が溢れる涙を拭っていく。
「本当に、さ――」
胸を締め付けるほどの切ない声が鼓膜に響き、幸せにも似た感覚が心を震わる。
このまま感情に任せた言葉を彼に告げたらどうなるだろうか。
このまま、私が彼を抱きしめたら、何か変わってくれるだろうか――。
しかし私は互いの立場を思い返し我に返って、頬に触れるカナタの手をやんわりと止めた。
「だ、ダメだよ」
「…………そう、だね」
カナタも俯きながら、素直に手を離した。
「さき、行くね……パウロス先輩が、待ってるから」
「……うん。気を付けて」
「さよなら」
私は全ての感情から逃げるように、カナタに背を向けた。
「――さよなら、ラミエル」
ダンスホールへと戻ると、パウロス先輩は酷く慌てながら私を探していた。
そして安堵の色を瞳に宿しながら私を見つけ、笑顔で駆けてくる。
「どこ行っていたの? 探した、よ……?」
ただ何も言わずに俯く私を見てパウロス先輩は首を傾げる。
「大丈夫? ……ラミエル?」
自分の過去の想いが溢れ出して、目の前の優しい人への罪悪感に堪えきれずに涙がこぼれおちて行く。
「え、ラミエルどうした? なにがあった――っ」
「…………っ」
人目もはばからず泣き出す私にパウロス先輩は戸惑っていた。
この止められない想いは、一体誰へのものなのだろうか――。
どうしてこんなにも真っ直ぐに彼の目を見ることが出来ないのだろう。
ふと視線の遠くで、カナタとカナタの彼女が落ち合うのが見える。
私はこんなにも泣きじゃくっているのに、カナタは平然と彼女と手を取っていたーー。
――これでいい。これでいいの。
余計涙は溢れてくるのに、そう自分に言い聞かせた。
全て終わったことで、互いの生きる世界があって、たまたま彼とは幼い頃その世界が交わっただけだと。
それ以上でもそれ以下でもない。ただそれだけだと。
それでも、もし、彼の隣にいられる世界を願っていいのであれば叶わずとも願ってみたかった。
こんな隠した想いではなく、もっと正々堂々と願ってみたかった――。
そんな想い達が涙となって頬を濡らしていく度、目の前の彼が心配そうにハンカチで私の涙を拭っていく。
彼は完璧だった。
でも、カナタの指の温かさには到底叶わない事を今更知った。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
生きるために逃げだした。幸せになりたい。
白水緑
ファンタジー
屋敷内に軟禁状態だったリリアは、宝物を取り戻したことをきっかけに屋敷から逃げ出した。幸せになるために。体力も力もない。成り行きに身を任せる結果になっても、自分の道は自分で選びたい。
2020/9/19 第一章終了
続きが書け次第また連載再開します。
2021/2/14 第二章開幕
2021/2/28 完結
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる
九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。
※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる