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しおりを挟む「ひ、っ、ひっぅ、やぁっ」
指を動かす度に、いやらしい声を上げて、秘部から卑猥な音を鳴らすこいつは、とてつもなくいやらしい。今こいつがどんな表情をしているのか目に焼き付けておきたくて顔を覗き込んでやれば、トロンと悦に入った蕩けた目をしながら、飲み込みきれなくなったのだろう唾液を口端から零していた。
「ん、ん、んっ、ん、ゃっ」
「……本当、エロいな」
美味そうに俺の指を締め付けていることから、きっとこの熱い膣内に己のペニスを入れれば、相当気持ちが良いだろう。その時のことを想像するだけで、堪らない気持ちになる。俺は舌なめずりをしながら、更に激しく指を動かした。
「ぁっ、ぅ!ん、んっ、んぅ」
「お前の名前は?」
「……ふぁ、あっ、な、なまえ?」
「ああ」
「き、木下です……」
「ふっ。ばーか、下の名前だよ」
「ゃぁっ、ん!?」
与えられる刺激が強過ぎて、もうまともな思考を持つこともできやしないのだろう。甘い声を上げながら必死に答えようとする姿が妙に可愛くて、俺は口元に笑みを浮かべたまま、そいつの濡れた唇に自分の唇を重ねた。
「ん、……っ、!ん、ん……んぅ」
飲み込みきれずにいた涎を舐め取るように、口端を舐めてやる。それすらも甘く感じてしまうのだから、俺はとことんまでにこいつに魅了されてしまっているのだろう。時間にして数秒ほど、俺はこいつの甘ったるい口内を楽しんだ後、再度同じ質問をぶつけてやった。
「名前教えろ」
「はぁ、ふ……、有美です……」
「……有美」
『木下有美』。俺はその名前を味わうように、何度か声に出す。その瞬間なんともいえない優越感に満たされた。
まるでこいつの、有美の全てをもらったかのような感覚に陥ってしまった。気持ちが高揚していくのが自分でも分かる。身体中の血液が沸騰しているようだ。
「有美、……っ、有美」
「あっ、ん!?ん、んんっ!」
「……有美の全てを俺に寄越せ」
「ひゃぁ、あっ、ぅ!」
再び軽く唇にキスをして。そして俺は指を咥え込んでいる秘部に顔を近付けて……そのままそこを舌で舐めた。
「や、やぁっ!?」
一際甘く甲高い声を上げながら喘ぐ有美。俺はそれに気を良くしながら、更に激しく指と舌を動かす。
「んっ、ーんッ!ひ、っ、ふぁあっ」
「……何度舐め取ってやっても、グショグショだな」
「い、いわないで、っ、ん、ぁっ、ぅ」
まるで洪水のように膣内からは愛液が溢れ出る。でもそれは嫌ではなくて、むしろ嬉しく思えた。だってそれほど感じてくれているということだから。
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