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しおりを挟むルームサービスが帰るのを待って
再び孝志に後ろから抱きしめられた美咲
「孝。。。やめて」
美咲の脳裏には青磁の顔が思い浮かんでいた
「なんで?美咲」
「私、結婚したのよ」
「知ってるよ、だから何?美咲は美咲だよ」
くるりと振り返させられると、さっきのそっと触れるような口づけとは違い
強く唇を押しつけられ少し後ずさりしながらベッドに押し倒された。
「んっ、いや。。。」
抵抗をしようとした時無理やりに唇を押しあけられ舌が入ったきた。
わずかなお酒でもマヒしている美咲の思考回路を遮断するように
官能的な口づけがもたらされる
「んっ。。。あっ」
美咲の口から思わず声がもれると
「今日は逃がさないよ」
と孝志がつぶやきサマーニットの裾から手が入りこんできた。
その手はすぐにブラジャーの下から入り込み
形の良い美咲のふくらみをとらえ
確かめるように全体を手のひらでとらえた
その頂きをキュと軽く孝志の指がつまむと
「うっ。。。あっだめ」と言って
美咲はそれまで抵抗していた体の力をぬいた
「あの時より豊かになったね」
すっとサマーニットをたくしあげ
器用にブラジャーのホックを外した
形の良い美咲のふくらみが外気に触れる
隠そうとした美咲の両腕を孝志は1つにまとめてつかみ
左手で頭の上でおさえた
素早く頂きを口に含むと軽く噛む
「ひゃん。。。孝、ダメ~~」
思わず声をあげ抵抗する美咲など気にせずに
右手はスカートの裾から入りショーツをすでに下ろそうとしていた
この日の孝志は少し乱暴である
それも6年前の苦い記憶の二の前は踏むまいと思う一心からだ
あの日美咲を抱いていたら。。。
今頃は。。。今頃は孝志の隣にはいつも美咲が居たはずだ
7年前、孝志はまだ高校3年で美咲は大学生3年だった
美咲は早々と就職の内定をもらい
夏休みの後半は大好きなイタリアへ語学留学する予定だった
孝志は母の使いで久しぶりに美咲の家を訪問した
玄関のチャイムを鳴らし
「はーい」
と玄関のドアが勢いよく開いた
そこにはいつもの母の親友である美咲の母ではなく
美咲が顔を出したのだ
「孝志!久しぶり~」
久しぶりに会う美咲に少し驚く孝志
美咲が東京の大学に行ってからはほとんど顔を合わせていなかったのだ
少し驚いた孝志ではあるがすぐに気持ちを切り替え
「久しぶり!美咲、これ、お袋から預かってきた」
と、包みを渡した
「母さん出かけているのよ、暑いのにありがとう
冷たい物でも飲んでいって」
と室内にいざなった。
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2021/05/29 公開
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