3 / 7
2
しおりを挟む
それから村に行って始めた復讐は簡単だった。
「わる、悪かった!もうしねぇから!」
「…………なら、された分返してお互い様だね?」
「ひぃぃっ」
石を投げたものには投げられた回数分投げつけて、それがナイフならナイフ、虫なら虫……それぞれやり返した。抵抗した人もいたけど、案外自分が思っていたより人間は弱く、簡単に反撃できたし、復讐を望んだ彼女が使いなさいと渡されたロープで逃げられないようにするのも簡単だった。
僕は記憶力もいいのだろう。誰が、僕に何をしてきたか、細かいところまで僕は覚えている。だからこそ、やられたことを同じようにやり返すことができた。さすがに五百年も生きている人はいないから、今生きている人たちだけとなるけど。
「主人が死んでしまいます!どうか、どうか慈悲を!」
「え?まだ74回残ってるからだめ。あ、君たちの子供はそれよりは回数少ないから生きられるかもね?」
「そんな………っ!」
「ふふ、逃がさないわよ?この小さな村は私の連れてきた私兵が囲んでるから、しっかり罰を受けなさい?大丈夫、死ぬまでするんじゃない。やられた分やり返すだけだもの。生きれるといいわね?」
「いやあああああっ」
回数が回数だけにひとりではやり返しきれないことのため、ここでも彼女は、自らの私兵だと言って私兵の力で村人たちを逃がさないようにしてくれていた。ある程度は手助けをしてくれるつもりだったらしい。だからか、逃げようとする人たちは気絶させて、その人の順番が来れば無理矢理起こしてくれるため、後半ほどやり返しが楽だった。
ちなみに檻に入れられる少し前から約五百年ぶりに見ただろう村は、誰一人見たことがない人なんていやしなかった。つまり村全体が僕の復讐相手。
どこにぶつけられたか、刺されたか、全部全部覚えている。だから顔を集中的に石を投げてきた女性は生きてはいても、顔が傷やアザ、血だらけになって原型を留めていなかったり、足ばかりナイフを投げつけてきた男性なら、足が使えないほどに切り刻むように投げつけたり、された通りにしっかりやり返した。
時にその通りの半分をしただけで死ぬ人もいたし、虫は集めるのが大変だったけど、悲鳴を上げて失神した人もいる。失神で済んだならいいとは思うけど。
自分がされたことを人間にやり返すことで、自分がされてきた酷いことをなんとなく理解できた気がした。死ななくても痛い。死なないから僕は痛みから逃れられなかった。
なのに呆気なく死んで痛みから逃れた人間はなんとずるいのだろう。復讐なるものをして、初めて死が羨ましくなった。
まあ今は立場が逆だけど。虐げるのが楽しいとは思わないけど、痛みを感じ続けるより遥かに楽ではあった。復讐とはこんな呆気ないものかと少し覚悟を決めていただけにつまらなくも感じたけれど。
「すっきりした?」
「わからない。だけど、痛くはない」
「まあ物を投げるだけだもの。でも体力は意外にあるのね」
ずっと投げ続けていたからか、そう言われた。特に腕を使いすぎたからと痛みや疲れはない。檻があったから普段から物を投げられるばかりだったなと今更ながらに思う。投げるものはその時その時で違ったけれど。
よく飽きないものだなと思う反面。あれだけ楽しそうに僕に投げていた奴らは最後は僕に涙を見せ恐れていた。そして呆気なく死ぬのだから人間は身体も心も脆い。いや、僕がおかしいのだろうけど。
「次はどうする?」
「ふふ、この村の食糧も備蓄も、畑すらも燃やして去りましょうか。ガリガリだもの、貴方食事がなかったんでしょう?」
「食べなくても生きれた」
「でしょうね。でも痩せはするのね」
そこはよくわからないが、確かに食事もなく生きるのに問題はなかったが、身体はある一定まで成長した後、何年もの時を経てだんだん痩せて骸骨のように身体に骨が見え出していた。
「ああ、復讐はまだあったのか」
「そういうことよ」
そんな僕の身体を改めて見て、少し考えればわかった。食事を今までもらえなかったのだから、村からも食糧をなくしてやろうというのだ彼女は。
そうすればこんなぽつんとある村は生き残ったものもたちまち飢え死にすることだろう。
「檻に閉じ込めてもいいけれどあの場所が狭いし、少し面倒だなって」
「そこまではいい。十分だよ」
「あら、優しいわね。一人くらい生き残れたなら面白いのだけど……ふふ。炎よ、燃え上がりなさい!」
特に僕の言葉に反対することなく彼女は最後に命令するように言い放つとどこからもなくあらゆるところに火柱が立った。
魔法だろう。火が次々と燃え移り村人の住居さえ焼き付くしていく。住む家すらも消してしまうらしい。
僕でも洞窟だから屋根はあったけれど。あっという間に村は村でなくなり更地となった。あれだけあった火柱は消えて、人以外だけを丁寧に燃やし尽くした。
あるのは死体と怪我人と、虫だらけで狂いかけている人、そして村を囲んでいた兵士と僕と燃やした本人のみ。
「ふぅ………改めて、躊躇いのなさ気に入ったわ!私に仕えなさい!これからは私のやりたいことに付き合うの。その上で貴方もやりたいことが見つかればまあ、付き合ってあげてもいいわ」
「わかった」
随分な上から目線だが、こういう人達は多くいたから慣れている。それでも彼女の上から目線な態度は誰よりもしっくり来て堂々としていた。
「ああ、私はカレン・カトリーナ、公爵家の長女なの。まあ言ってもわからないでしょうけど」
「カレン……」
「様をつけなさい!様を!貴方どうせ名前ないんでしょ?私がつけてあげるわ。クロね!髪が黒いから!」
確かに名前はない。赤ん坊の時の数日間すら親に呼ばれたことはなかった。そんな僕が初めてもらった名前。随分理由が単純だけど、悪魔の子、化け物、悪魔とは違ったちゃんとした僕だけの名前がつけられた。
「クロ……僕はクロ」
「そうよ、私のペットみたいでいいでしょ?まあ、自己紹介も済んだしさっさと私の屋敷に帰りましょ。貴方五百年も髪切ってないんでしょ?鬱陶しい髪、帰ったら切るわよ。でも五百年ならもっと伸びるものかしら?」
「成長が止まった時から髪も伸びなくなった」
「切ったら生えないのかしら……?見た目は若く見えるけど貴方おじいちゃんなわけだものね」
「おじいちゃん…………」
そう言われると何か複雑な気持ちになった。
「まあ、いいわ!切ってみてしばらく様子見ればわかることよ!クロ、貴方臭いし、髪もうっとうしいし、ほぼ全裸でみっともなくて鬱陶しいから、御者の横に座りなさいね。毛布くらいはあげるから纏っときなさい」
「………うん」
仕方ないとはいえ、僕の主人になるだろうカレン様はとても正直だった。その通りではあっただろうけど。
「わる、悪かった!もうしねぇから!」
「…………なら、された分返してお互い様だね?」
「ひぃぃっ」
石を投げたものには投げられた回数分投げつけて、それがナイフならナイフ、虫なら虫……それぞれやり返した。抵抗した人もいたけど、案外自分が思っていたより人間は弱く、簡単に反撃できたし、復讐を望んだ彼女が使いなさいと渡されたロープで逃げられないようにするのも簡単だった。
僕は記憶力もいいのだろう。誰が、僕に何をしてきたか、細かいところまで僕は覚えている。だからこそ、やられたことを同じようにやり返すことができた。さすがに五百年も生きている人はいないから、今生きている人たちだけとなるけど。
「主人が死んでしまいます!どうか、どうか慈悲を!」
「え?まだ74回残ってるからだめ。あ、君たちの子供はそれよりは回数少ないから生きられるかもね?」
「そんな………っ!」
「ふふ、逃がさないわよ?この小さな村は私の連れてきた私兵が囲んでるから、しっかり罰を受けなさい?大丈夫、死ぬまでするんじゃない。やられた分やり返すだけだもの。生きれるといいわね?」
「いやあああああっ」
回数が回数だけにひとりではやり返しきれないことのため、ここでも彼女は、自らの私兵だと言って私兵の力で村人たちを逃がさないようにしてくれていた。ある程度は手助けをしてくれるつもりだったらしい。だからか、逃げようとする人たちは気絶させて、その人の順番が来れば無理矢理起こしてくれるため、後半ほどやり返しが楽だった。
ちなみに檻に入れられる少し前から約五百年ぶりに見ただろう村は、誰一人見たことがない人なんていやしなかった。つまり村全体が僕の復讐相手。
どこにぶつけられたか、刺されたか、全部全部覚えている。だから顔を集中的に石を投げてきた女性は生きてはいても、顔が傷やアザ、血だらけになって原型を留めていなかったり、足ばかりナイフを投げつけてきた男性なら、足が使えないほどに切り刻むように投げつけたり、された通りにしっかりやり返した。
時にその通りの半分をしただけで死ぬ人もいたし、虫は集めるのが大変だったけど、悲鳴を上げて失神した人もいる。失神で済んだならいいとは思うけど。
自分がされたことを人間にやり返すことで、自分がされてきた酷いことをなんとなく理解できた気がした。死ななくても痛い。死なないから僕は痛みから逃れられなかった。
なのに呆気なく死んで痛みから逃れた人間はなんとずるいのだろう。復讐なるものをして、初めて死が羨ましくなった。
まあ今は立場が逆だけど。虐げるのが楽しいとは思わないけど、痛みを感じ続けるより遥かに楽ではあった。復讐とはこんな呆気ないものかと少し覚悟を決めていただけにつまらなくも感じたけれど。
「すっきりした?」
「わからない。だけど、痛くはない」
「まあ物を投げるだけだもの。でも体力は意外にあるのね」
ずっと投げ続けていたからか、そう言われた。特に腕を使いすぎたからと痛みや疲れはない。檻があったから普段から物を投げられるばかりだったなと今更ながらに思う。投げるものはその時その時で違ったけれど。
よく飽きないものだなと思う反面。あれだけ楽しそうに僕に投げていた奴らは最後は僕に涙を見せ恐れていた。そして呆気なく死ぬのだから人間は身体も心も脆い。いや、僕がおかしいのだろうけど。
「次はどうする?」
「ふふ、この村の食糧も備蓄も、畑すらも燃やして去りましょうか。ガリガリだもの、貴方食事がなかったんでしょう?」
「食べなくても生きれた」
「でしょうね。でも痩せはするのね」
そこはよくわからないが、確かに食事もなく生きるのに問題はなかったが、身体はある一定まで成長した後、何年もの時を経てだんだん痩せて骸骨のように身体に骨が見え出していた。
「ああ、復讐はまだあったのか」
「そういうことよ」
そんな僕の身体を改めて見て、少し考えればわかった。食事を今までもらえなかったのだから、村からも食糧をなくしてやろうというのだ彼女は。
そうすればこんなぽつんとある村は生き残ったものもたちまち飢え死にすることだろう。
「檻に閉じ込めてもいいけれどあの場所が狭いし、少し面倒だなって」
「そこまではいい。十分だよ」
「あら、優しいわね。一人くらい生き残れたなら面白いのだけど……ふふ。炎よ、燃え上がりなさい!」
特に僕の言葉に反対することなく彼女は最後に命令するように言い放つとどこからもなくあらゆるところに火柱が立った。
魔法だろう。火が次々と燃え移り村人の住居さえ焼き付くしていく。住む家すらも消してしまうらしい。
僕でも洞窟だから屋根はあったけれど。あっという間に村は村でなくなり更地となった。あれだけあった火柱は消えて、人以外だけを丁寧に燃やし尽くした。
あるのは死体と怪我人と、虫だらけで狂いかけている人、そして村を囲んでいた兵士と僕と燃やした本人のみ。
「ふぅ………改めて、躊躇いのなさ気に入ったわ!私に仕えなさい!これからは私のやりたいことに付き合うの。その上で貴方もやりたいことが見つかればまあ、付き合ってあげてもいいわ」
「わかった」
随分な上から目線だが、こういう人達は多くいたから慣れている。それでも彼女の上から目線な態度は誰よりもしっくり来て堂々としていた。
「ああ、私はカレン・カトリーナ、公爵家の長女なの。まあ言ってもわからないでしょうけど」
「カレン……」
「様をつけなさい!様を!貴方どうせ名前ないんでしょ?私がつけてあげるわ。クロね!髪が黒いから!」
確かに名前はない。赤ん坊の時の数日間すら親に呼ばれたことはなかった。そんな僕が初めてもらった名前。随分理由が単純だけど、悪魔の子、化け物、悪魔とは違ったちゃんとした僕だけの名前がつけられた。
「クロ……僕はクロ」
「そうよ、私のペットみたいでいいでしょ?まあ、自己紹介も済んだしさっさと私の屋敷に帰りましょ。貴方五百年も髪切ってないんでしょ?鬱陶しい髪、帰ったら切るわよ。でも五百年ならもっと伸びるものかしら?」
「成長が止まった時から髪も伸びなくなった」
「切ったら生えないのかしら……?見た目は若く見えるけど貴方おじいちゃんなわけだものね」
「おじいちゃん…………」
そう言われると何か複雑な気持ちになった。
「まあ、いいわ!切ってみてしばらく様子見ればわかることよ!クロ、貴方臭いし、髪もうっとうしいし、ほぼ全裸でみっともなくて鬱陶しいから、御者の横に座りなさいね。毛布くらいはあげるから纏っときなさい」
「………うん」
仕方ないとはいえ、僕の主人になるだろうカレン様はとても正直だった。その通りではあっただろうけど。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
〈本編完結〉わたくしは悪役令嬢になれなかった
塚本 結理
ファンタジー
「返しなさい! その体はわたくしのものよ!」
ある日ルミエラが目覚めると、転生者だという女に体を奪われていた。ルミエラは憤慨し、ありとあらゆる手を尽くして己の体を取り戻そうとする。
これは転生者に人生を奪われたひとりの少女のお話。
悪役令嬢のビフォーアフター
すけさん
恋愛
婚約者に断罪され修道院に行く途中に山賊に襲われた悪役令嬢だが、何故か死ぬことはなく、気がつくと断罪から3年前の自分に逆行していた。
腹黒ヒロインと戦う逆行の転生悪役令嬢カナ!
とりあえずダイエットしなきゃ!
そんな中、
あれ?婚約者も何か昔と態度が違う気がするんだけど・・・
そんな私に新たに出会いが!!
婚約者さん何気に嫉妬してない?
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる