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番外編R18
番外編~僕の兄上(セトア視点)~
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王位に即位してから2年は経っただろうか、新しく入れた人たちも慣れてきたようで王宮も落ち着きがより一層増した。僕も仕事はもちろん、兄上とのお風呂も、一緒に寝るのも慣れてきた。
昨日は成人式も済ませ、ようやく僕も成人だ。昨日は疲れきってしまい兄上が僕をお風呂に入れ、寝かしてくれたらしい。覚えてないとはいえ恥ずかしいし、僕ももう成人男性。大変だったに違いない。何より背も兄上を抜かしたし、剣も力も僕の方が強いのにやはり兄上には勝てる気がしなかった。
成人式を終え、すぐ兄上に世話になるなんて情けないと落ち込めば、兄上は何を思ったのか、お風呂を出て髪を魔法で乾かしてから、着替えている途中の出来事、互いに下しか履いてない状態で急に考え付いたかのように寝室まで僕の腕を引っ張って移動させる。
混乱する僕の腕を離すと、兄上はベットの上に座り足を伸ばしてこちらを見る。
「トア」
甘い声で手を広げて兄上が僕を呼ぶから、ふらっと誘われるようにベットへ。兄上に股がるように被さったのはこうしなければならない気がした。
いつもみたいに甘やかすような瞳は、どこか色気づいていてごくりと自分の喉が鳴るのがわかる。ドクドクと鳴り響くような胸の鼓動。兄上が僕を誘うように頬を撫でる。
ああ、兄上が・・・・ほしい。
「いいよ、トア」
「兄上っ」
自分の欲に気づけば、それを読み取るように兄上が許可を出す。兄上は普段人を読み取るなんてことはできない。僕限定だといつしか笑って答えているのを覚えている。
だから兄上に欲情して理性など取り戻せそうになりつつあるのを兄上は理解しているのだろう。兄上の唇を貪るように味わい、兄上と僕の息が荒くなっていく。さらに残る理性すら壊そうとするかのように兄上から舌を巻き付けてくるのだから自分が上なのにと、ムッとしても仕方ないだろう。
きっと兄上はわかってやっているし、兄上に対しては、いつも下気味になる僕に、身体の関係は上でいさせてあげようという配慮も。仕事も剣も魔法も何をしても誰よりもできる自信はあるのに、兄上だけは優位に立てない。
兄上の余裕をなくしてみたい。
そう思った瞬間、理性などどこかへ行ってしまったのだろう。舌を絡ませていた口を離し、兄上の綺麗なピンクの飾りを弄ぶかのように舌で転がせば、キスで荒い息をしていた兄上の頬がほんのり赤くなっているのがわかる。
「ん・・・っと、あ」
甘い甘い痺れるような声は、確かに兄上が感じている声で、もっと聞きたい。もっと余裕をなくしたい。もっと兄上を感じたい!と気がつけば素早く兄上の下の履き物を脱がしていた。
お風呂で何度も見てきた兄上の大事な部分はいつもより膨らんでいるのがわかる。ああ、感じてくれていると改めて実感し、名残惜しくも愛しい飾りから口を離せば美味しそうなそれを口に含む。
「はに、ふえ」
既に上半身を起こし続けるのは辛かったのか仰向けに寝るようにしながらも、快楽に耐えようとしているのか、さすがに恥ずかしくなってきたのか、兄上の顔が兄上の手によって隠されているのがわかる。
「しゃ、べら、ないで・・・くれ・・・っ」
アイスでも舐めるように時に先端を責めるかのように舐める。少しずつ漏れ出る液は苦いが、兄上のものだと思うと甘く感じるのはどうしてだろう?愛の味、かな?
兄上に、余裕が既になくなりつつあるのは明白。でも、僕だって普段見ない兄上の色気駄々漏れの姿を見て余裕などあるはずもない。下に履く布が邪魔だとばかりに自分のモノが兄上を見て膨れ上がっているのがわかる。
ああ、今まで兄上に欲情を覚えなかったのが不思議なくらい身体が熱く、兄上の中へ早く入りたいと僕のモノが叫ぶのを感じた。ああ、でもだめだ。ちゃんと、解さないと。
男同士のやり方を調べたことはないが女性とのこういう行為でアナルセックスなるものは知っている。だからこそ自然に行き着く解答。普段受け入れる部分でないそこは今日ほぐそうとしても挿入してしまえば痛いに違いない。でも諦めることはできない。もう理性などないのだから。
でも何もしないよりはと兄上のソレを口に含みながら自分のモノを取り出した瞬間
「あぁぁぁっ」
甘い叫び声を出しながら兄上のソレから大量の液が僕の口の中に飛び出た。思った以上の量に、残念ながら飲み込めなかったが、無駄にはしない。兄上の液を兄上の蕾へと塗りたくる。
そして指を・・・・すんなり入った。
このとき僕は混乱した。なぜ?と。無駄に幅広い王族ならではの性教育。本来受け入れ場じゃないそこに指がすんなり入るはずもない。解すのに時間を要するのが絶対だ。
誰かが、兄上のここに触れた?まさか指どころか兄上の初めてさえも?ずっと一緒にいたのにいつ?なんで?
固まった僕に少し落ち着いた様子の兄上が上半身を少し起こす。ついギラギラと殺気づいてしまったのだろう。兄上がビクついた。
「兄上、なんで、ここに指がすんなり入るんですか?誰にさせたんですか。初めてじゃないんですか?僕の兄上なのに!僕だけの兄上なのに!誰が、誰が、誰が!」
「ちが・・・っ」
何かを話そうとする兄上の口を自らの口で塞ぐ。まだ口の中に兄上の液の味が残ったままだが、関係ない。この唇すら奪われていたんじゃないかと思うと怒りでどうにかなりそうだ。見知らぬ相手を殺してしまいたい。
怒りのまま、容赦なく兄の中に僕のモノを挿入した。兄上は目を見開き、生理的な涙か、すっと流れ落ちる。ここで僕はあれ?となる。
どうやら怒りの中にまだひそかに冷静な部分があったのか、初めて見た兄上の涙に冷静さを取り戻したのか、指が二本ほどすんなり入ったにも関わらず、僕のイチモツは半分も入らない。
呆然として口を離した僕に、咳をして涙目な兄上が痛みに堪えるようにして僕を見て頬に触れた。仕方ないなと甘やかすような瞳を隠さず息を整えてから口を開く。
「自分でやっていたんだ。トアが理性をなくしてしたいようにさせてやりたくて。最低限ほぐさないとその時ほぐしてもトアのは、その、大きいし、さすがに全部入りきりそうにないだろ?知識あれば不安にもなるよな、ごめん」
「あ、兄上、ぼ、僕・・・っごめ・・・痛い?痛いよね?」
「ん、さすがに、痛いな。ゆっくり抜いてくれるか?また指で改めてほぐしてからゆっくりしてくれれば全部いけると思う」
僕が悪いのに、怒ってもいいのに、兄上はどこまでも優しい。
「うっ」
我慢しなきゃなのに、抜くときすら感じてしまう僕は最低だ。もう今日は十分だと目を向ければ、兄上は察したように、ゆっくり抜こうとがんばる僕の頭を撫でる。
「ん・・・っだい、じょうぶ・・・っおれ、は、今日、トアに、抱かれたいんだ」
「あ・・・あにうえっ」
抜きかけで僕のモノは兄上の色気に当てられたかのように液を吐き出す。我慢、できなかった・・・。
「うれ、しいよ、トア。もっと、トアを感じたいから、頑張って」
情けなくて兄上から離れる僕をさらに兄上が煽る。蕾を自らの指で広げて、ギリギリで吐き出した僕の液はまるで兄上の奥から流れ出ているようで僕を興奮させるには簡単なくらいいやらしさが溢れ出ていた。
「兄上のバカ!」
やめる選択を兄上はくれない。せめて次は痛みが少ないように念入りに解す。自分の液で。でもどれぐらいほぐすべきかまでがわからず、さっきの失敗もあり、早く挿入したい気持ちを抑え、兄上の口から漏れるあえぎ声に余計興奮させられながらほぐしにほぐして、指はついに5本。
一体兄上はいつからほぐしていたんだろう。自慰を見たいと言えば見せてくれるだろうか?いや、僕にそんな権利はないし、兄上が蕾を自ら広げる姿だけで、十分扇情的で自慰以上に興奮するとは思えない。簡単に誘われる僕が兄上を前に我慢などできはしないのは予想できる。
優秀、天才と言われた僕は性に関してのことは優秀ではないようだ。
「トア、ん・・・っ、ちょーだい?」
「もうっ知りません!」
我慢する僕を最後まで煽るのは兄上で、わかりやすく甘える仕草。普段甘やかす兄上が僕に甘えるなんて我慢できるはずもない。
なんとかゆっくり挿入していくものの、先ほどとは違い、どんどん兄上の中に入り込んでいく。時々締め付けるようにする兄上は、今だ遠慮しようとする僕を欲に身をまかせる野獣にさせる気に違いない。どこまでも兄上は僕を誘惑する。
いつまで余裕ぶる気ですか?兄上。
全部入った瞬間、遠慮はしないと決めた。激しく抜き差しをすれば兄上は驚いた様子からすぐに欲で身体をうねらせ、喘ぎ声をあげる。
「アッ・・・フッンッ・・・アアッ」
「あに、うえっ」
ああ、綺麗だ。痛みでなく、快楽の涙を流し、僕に身を委ねる兄上に優越感すら感じる。兄上の中は先ほど以上に気持ちがよく、快楽に溺れるほど締め付けるそれは無意識だろう。グチュグチュと鳴り響く性の音。
兄上のモノも勃ちあがって、液を漏らし始め、自分と同じく限界が近いのがわかる。兄上の感じる表情にキスをひとつ。同時に互いのモノが液を吐き出す。俺の胸に兄上の液が、兄上の中に俺の液が。
なんて幸福感。兄上が僕の兄上になったと。王命を告げたあの日以上の満足感。さすがの兄上も気を失ってしまっている。
「愛しています、兄上」
額にキスをして、もう少しこのままでいたいものの、僕の液を中に入れたまま放置すれば辛いのは兄上なのはわかっているのでゆっくりと抜く。抜く間も感じる様子と、抜いた後兄上の蕾から流れ出る液を見て、兄上にまた興奮しかけたが、これは自己処理すべき事案。
兄上に痛い思いをさせた罰とでもしておこう。お風呂での事後処理も色々な意味で辛かったが、自己処理で我慢したのは言うまでもない。
後日慣れてきた兄上に甘えて回数を増やしてもらったのは喜ぶべきか悩むところである。
昨日は成人式も済ませ、ようやく僕も成人だ。昨日は疲れきってしまい兄上が僕をお風呂に入れ、寝かしてくれたらしい。覚えてないとはいえ恥ずかしいし、僕ももう成人男性。大変だったに違いない。何より背も兄上を抜かしたし、剣も力も僕の方が強いのにやはり兄上には勝てる気がしなかった。
成人式を終え、すぐ兄上に世話になるなんて情けないと落ち込めば、兄上は何を思ったのか、お風呂を出て髪を魔法で乾かしてから、着替えている途中の出来事、互いに下しか履いてない状態で急に考え付いたかのように寝室まで僕の腕を引っ張って移動させる。
混乱する僕の腕を離すと、兄上はベットの上に座り足を伸ばしてこちらを見る。
「トア」
甘い声で手を広げて兄上が僕を呼ぶから、ふらっと誘われるようにベットへ。兄上に股がるように被さったのはこうしなければならない気がした。
いつもみたいに甘やかすような瞳は、どこか色気づいていてごくりと自分の喉が鳴るのがわかる。ドクドクと鳴り響くような胸の鼓動。兄上が僕を誘うように頬を撫でる。
ああ、兄上が・・・・ほしい。
「いいよ、トア」
「兄上っ」
自分の欲に気づけば、それを読み取るように兄上が許可を出す。兄上は普段人を読み取るなんてことはできない。僕限定だといつしか笑って答えているのを覚えている。
だから兄上に欲情して理性など取り戻せそうになりつつあるのを兄上は理解しているのだろう。兄上の唇を貪るように味わい、兄上と僕の息が荒くなっていく。さらに残る理性すら壊そうとするかのように兄上から舌を巻き付けてくるのだから自分が上なのにと、ムッとしても仕方ないだろう。
きっと兄上はわかってやっているし、兄上に対しては、いつも下気味になる僕に、身体の関係は上でいさせてあげようという配慮も。仕事も剣も魔法も何をしても誰よりもできる自信はあるのに、兄上だけは優位に立てない。
兄上の余裕をなくしてみたい。
そう思った瞬間、理性などどこかへ行ってしまったのだろう。舌を絡ませていた口を離し、兄上の綺麗なピンクの飾りを弄ぶかのように舌で転がせば、キスで荒い息をしていた兄上の頬がほんのり赤くなっているのがわかる。
「ん・・・っと、あ」
甘い甘い痺れるような声は、確かに兄上が感じている声で、もっと聞きたい。もっと余裕をなくしたい。もっと兄上を感じたい!と気がつけば素早く兄上の下の履き物を脱がしていた。
お風呂で何度も見てきた兄上の大事な部分はいつもより膨らんでいるのがわかる。ああ、感じてくれていると改めて実感し、名残惜しくも愛しい飾りから口を離せば美味しそうなそれを口に含む。
「はに、ふえ」
既に上半身を起こし続けるのは辛かったのか仰向けに寝るようにしながらも、快楽に耐えようとしているのか、さすがに恥ずかしくなってきたのか、兄上の顔が兄上の手によって隠されているのがわかる。
「しゃ、べら、ないで・・・くれ・・・っ」
アイスでも舐めるように時に先端を責めるかのように舐める。少しずつ漏れ出る液は苦いが、兄上のものだと思うと甘く感じるのはどうしてだろう?愛の味、かな?
兄上に、余裕が既になくなりつつあるのは明白。でも、僕だって普段見ない兄上の色気駄々漏れの姿を見て余裕などあるはずもない。下に履く布が邪魔だとばかりに自分のモノが兄上を見て膨れ上がっているのがわかる。
ああ、今まで兄上に欲情を覚えなかったのが不思議なくらい身体が熱く、兄上の中へ早く入りたいと僕のモノが叫ぶのを感じた。ああ、でもだめだ。ちゃんと、解さないと。
男同士のやり方を調べたことはないが女性とのこういう行為でアナルセックスなるものは知っている。だからこそ自然に行き着く解答。普段受け入れる部分でないそこは今日ほぐそうとしても挿入してしまえば痛いに違いない。でも諦めることはできない。もう理性などないのだから。
でも何もしないよりはと兄上のソレを口に含みながら自分のモノを取り出した瞬間
「あぁぁぁっ」
甘い叫び声を出しながら兄上のソレから大量の液が僕の口の中に飛び出た。思った以上の量に、残念ながら飲み込めなかったが、無駄にはしない。兄上の液を兄上の蕾へと塗りたくる。
そして指を・・・・すんなり入った。
このとき僕は混乱した。なぜ?と。無駄に幅広い王族ならではの性教育。本来受け入れ場じゃないそこに指がすんなり入るはずもない。解すのに時間を要するのが絶対だ。
誰かが、兄上のここに触れた?まさか指どころか兄上の初めてさえも?ずっと一緒にいたのにいつ?なんで?
固まった僕に少し落ち着いた様子の兄上が上半身を少し起こす。ついギラギラと殺気づいてしまったのだろう。兄上がビクついた。
「兄上、なんで、ここに指がすんなり入るんですか?誰にさせたんですか。初めてじゃないんですか?僕の兄上なのに!僕だけの兄上なのに!誰が、誰が、誰が!」
「ちが・・・っ」
何かを話そうとする兄上の口を自らの口で塞ぐ。まだ口の中に兄上の液の味が残ったままだが、関係ない。この唇すら奪われていたんじゃないかと思うと怒りでどうにかなりそうだ。見知らぬ相手を殺してしまいたい。
怒りのまま、容赦なく兄の中に僕のモノを挿入した。兄上は目を見開き、生理的な涙か、すっと流れ落ちる。ここで僕はあれ?となる。
どうやら怒りの中にまだひそかに冷静な部分があったのか、初めて見た兄上の涙に冷静さを取り戻したのか、指が二本ほどすんなり入ったにも関わらず、僕のイチモツは半分も入らない。
呆然として口を離した僕に、咳をして涙目な兄上が痛みに堪えるようにして僕を見て頬に触れた。仕方ないなと甘やかすような瞳を隠さず息を整えてから口を開く。
「自分でやっていたんだ。トアが理性をなくしてしたいようにさせてやりたくて。最低限ほぐさないとその時ほぐしてもトアのは、その、大きいし、さすがに全部入りきりそうにないだろ?知識あれば不安にもなるよな、ごめん」
「あ、兄上、ぼ、僕・・・っごめ・・・痛い?痛いよね?」
「ん、さすがに、痛いな。ゆっくり抜いてくれるか?また指で改めてほぐしてからゆっくりしてくれれば全部いけると思う」
僕が悪いのに、怒ってもいいのに、兄上はどこまでも優しい。
「うっ」
我慢しなきゃなのに、抜くときすら感じてしまう僕は最低だ。もう今日は十分だと目を向ければ、兄上は察したように、ゆっくり抜こうとがんばる僕の頭を撫でる。
「ん・・・っだい、じょうぶ・・・っおれ、は、今日、トアに、抱かれたいんだ」
「あ・・・あにうえっ」
抜きかけで僕のモノは兄上の色気に当てられたかのように液を吐き出す。我慢、できなかった・・・。
「うれ、しいよ、トア。もっと、トアを感じたいから、頑張って」
情けなくて兄上から離れる僕をさらに兄上が煽る。蕾を自らの指で広げて、ギリギリで吐き出した僕の液はまるで兄上の奥から流れ出ているようで僕を興奮させるには簡単なくらいいやらしさが溢れ出ていた。
「兄上のバカ!」
やめる選択を兄上はくれない。せめて次は痛みが少ないように念入りに解す。自分の液で。でもどれぐらいほぐすべきかまでがわからず、さっきの失敗もあり、早く挿入したい気持ちを抑え、兄上の口から漏れるあえぎ声に余計興奮させられながらほぐしにほぐして、指はついに5本。
一体兄上はいつからほぐしていたんだろう。自慰を見たいと言えば見せてくれるだろうか?いや、僕にそんな権利はないし、兄上が蕾を自ら広げる姿だけで、十分扇情的で自慰以上に興奮するとは思えない。簡単に誘われる僕が兄上を前に我慢などできはしないのは予想できる。
優秀、天才と言われた僕は性に関してのことは優秀ではないようだ。
「トア、ん・・・っ、ちょーだい?」
「もうっ知りません!」
我慢する僕を最後まで煽るのは兄上で、わかりやすく甘える仕草。普段甘やかす兄上が僕に甘えるなんて我慢できるはずもない。
なんとかゆっくり挿入していくものの、先ほどとは違い、どんどん兄上の中に入り込んでいく。時々締め付けるようにする兄上は、今だ遠慮しようとする僕を欲に身をまかせる野獣にさせる気に違いない。どこまでも兄上は僕を誘惑する。
いつまで余裕ぶる気ですか?兄上。
全部入った瞬間、遠慮はしないと決めた。激しく抜き差しをすれば兄上は驚いた様子からすぐに欲で身体をうねらせ、喘ぎ声をあげる。
「アッ・・・フッンッ・・・アアッ」
「あに、うえっ」
ああ、綺麗だ。痛みでなく、快楽の涙を流し、僕に身を委ねる兄上に優越感すら感じる。兄上の中は先ほど以上に気持ちがよく、快楽に溺れるほど締め付けるそれは無意識だろう。グチュグチュと鳴り響く性の音。
兄上のモノも勃ちあがって、液を漏らし始め、自分と同じく限界が近いのがわかる。兄上の感じる表情にキスをひとつ。同時に互いのモノが液を吐き出す。俺の胸に兄上の液が、兄上の中に俺の液が。
なんて幸福感。兄上が僕の兄上になったと。王命を告げたあの日以上の満足感。さすがの兄上も気を失ってしまっている。
「愛しています、兄上」
額にキスをして、もう少しこのままでいたいものの、僕の液を中に入れたまま放置すれば辛いのは兄上なのはわかっているのでゆっくりと抜く。抜く間も感じる様子と、抜いた後兄上の蕾から流れ出る液を見て、兄上にまた興奮しかけたが、これは自己処理すべき事案。
兄上に痛い思いをさせた罰とでもしておこう。お風呂での事後処理も色々な意味で辛かったが、自己処理で我慢したのは言うまでもない。
後日慣れてきた兄上に甘えて回数を増やしてもらったのは喜ぶべきか悩むところである。
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ーーーーーーーーーーー
初めての投稿です。
結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。
※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。
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