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モブ恋愛年齢制限なし
側近番外編4~南の国の休暇の前の前準備(モブ視点)~
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「南国のナンシアですか?」
それは突然の話だった。
「そう、いつも君たちには世話になってるから僕と兄上と同じ分長期休暇をとってどうかなって」
何やら王様が色々手を回して長期休暇をとろうとしていたことは知っていた。まあ、そうなれば自然と兄殿下もそうなるわけで、またスイレンが王様の代理かななんて思って、まあ恋人だし、真面目そうな顔して変態なとこもあるけど、サポートする気満々だった。
でもまさか俺たちまで誘われ、長期休暇を用意してくれるとは思わなかったんだ。そりゃスイレンと旅行とか、嬉しいけど、それって・・・。
「陛下の代理はどうするんですか?」
それだよな、スイレン。最初こそとりあえずだったけど、今スイレンと恋人になってからは王様に忠誠心はある。王様が長期休暇ほしいってんなら、大変でもそのためにスイレンと二人、いちいちうるさいやつも無視して仕事し、王様にも害虫になりそうなのは始末する。
俺の代わりなら家族で代用する手もあるし、信頼もできる。でも、王様の代理はスイレン以外に自分を守れて、尚且つ王様が帰ってきたときに余計な仕事を増やさず、行く前の状態もしくはよりよい方向にできる人物を調達は難しいんじゃ?
しかも王族の血筋じゃなきゃいけないし、そんな優秀なのがいて、そいつが裏切らないとも限らない。スイレンもそこが気になるのか、せっかくの長期休暇旅行を喜んで受け取れない。
「ぼくが代理をするから大丈夫」
「うわっい、いつからそこに・・・」
気配を全く感じなかった。そこにはボーイッシュな幼女の姿をした非公式の王様たちの弟であり、公式的な影の側近。俺が情報収集や暗殺なら、彼はその情報収集で得た悪人退治という名の組織壊滅や暗殺が目立たぬよう必要に応じた陽動する係り。どうにも彼は目立つやり方ばかりなので、影の側近とは名ばかりだ。おかげで俺の存在はさらに薄まり仕事は随分楽になったけど。
それにしても今日も多分博士はボロボロだ。意識がないせいか、博士の気配も感じなかった。
「陛下、弟様に任せるのは反発があるのでは」
スイレンが難しい顔をしている。確かに弟殿下は王族の血を持つ王妃と先王の生まれ変わりとも言える王様の血を持っているけど、人間じゃなく作られた存在だし、見た目は幼女だ。本人は男らしいけど。
「僕の記憶を持つから、僕とほぼ同じ判断を下せるし、書類も片付けさせてみれば僕より早いとも言えるし、ミスもない。さらに言えば寝ることは不要だから暗殺者が来てもすぐ対処ができる。万が一だけど、他国から攻められてもミーシャならひとりでなんとかしそうだろ?」
どうしよう、すごい納得できる。
「ぼく、頑張る。黒さん、包帯さん楽しんできて」
「「ありがとう」」
これ以上無駄な心配をして、王様の好意を無下にはできない。
こうして俺とスイレンは王様と兄殿下に付き添う形で南国ナンシアへ。着いた先は貸しきりの南国と、用意された二人部屋が二つ。ひとつは王様たち兄弟のでもうひとつは俺たち側近。
中々に豪華な部屋で、待遇がよすぎる気さえした。しかし、着いたのは夜遅く、長旅で疲れた俺とスイレンは二人部屋でありながらキングサイズのベットしかない寝室を見て、どこまでも世話を焼いてくれる王様の気遣いに、今日はとりあえず二人で仲良く寄り添って寝ることにした。
それは突然の話だった。
「そう、いつも君たちには世話になってるから僕と兄上と同じ分長期休暇をとってどうかなって」
何やら王様が色々手を回して長期休暇をとろうとしていたことは知っていた。まあ、そうなれば自然と兄殿下もそうなるわけで、またスイレンが王様の代理かななんて思って、まあ恋人だし、真面目そうな顔して変態なとこもあるけど、サポートする気満々だった。
でもまさか俺たちまで誘われ、長期休暇を用意してくれるとは思わなかったんだ。そりゃスイレンと旅行とか、嬉しいけど、それって・・・。
「陛下の代理はどうするんですか?」
それだよな、スイレン。最初こそとりあえずだったけど、今スイレンと恋人になってからは王様に忠誠心はある。王様が長期休暇ほしいってんなら、大変でもそのためにスイレンと二人、いちいちうるさいやつも無視して仕事し、王様にも害虫になりそうなのは始末する。
俺の代わりなら家族で代用する手もあるし、信頼もできる。でも、王様の代理はスイレン以外に自分を守れて、尚且つ王様が帰ってきたときに余計な仕事を増やさず、行く前の状態もしくはよりよい方向にできる人物を調達は難しいんじゃ?
しかも王族の血筋じゃなきゃいけないし、そんな優秀なのがいて、そいつが裏切らないとも限らない。スイレンもそこが気になるのか、せっかくの長期休暇旅行を喜んで受け取れない。
「ぼくが代理をするから大丈夫」
「うわっい、いつからそこに・・・」
気配を全く感じなかった。そこにはボーイッシュな幼女の姿をした非公式の王様たちの弟であり、公式的な影の側近。俺が情報収集や暗殺なら、彼はその情報収集で得た悪人退治という名の組織壊滅や暗殺が目立たぬよう必要に応じた陽動する係り。どうにも彼は目立つやり方ばかりなので、影の側近とは名ばかりだ。おかげで俺の存在はさらに薄まり仕事は随分楽になったけど。
それにしても今日も多分博士はボロボロだ。意識がないせいか、博士の気配も感じなかった。
「陛下、弟様に任せるのは反発があるのでは」
スイレンが難しい顔をしている。確かに弟殿下は王族の血を持つ王妃と先王の生まれ変わりとも言える王様の血を持っているけど、人間じゃなく作られた存在だし、見た目は幼女だ。本人は男らしいけど。
「僕の記憶を持つから、僕とほぼ同じ判断を下せるし、書類も片付けさせてみれば僕より早いとも言えるし、ミスもない。さらに言えば寝ることは不要だから暗殺者が来てもすぐ対処ができる。万が一だけど、他国から攻められてもミーシャならひとりでなんとかしそうだろ?」
どうしよう、すごい納得できる。
「ぼく、頑張る。黒さん、包帯さん楽しんできて」
「「ありがとう」」
これ以上無駄な心配をして、王様の好意を無下にはできない。
こうして俺とスイレンは王様と兄殿下に付き添う形で南国ナンシアへ。着いた先は貸しきりの南国と、用意された二人部屋が二つ。ひとつは王様たち兄弟のでもうひとつは俺たち側近。
中々に豪華な部屋で、待遇がよすぎる気さえした。しかし、着いたのは夜遅く、長旅で疲れた俺とスイレンは二人部屋でありながらキングサイズのベットしかない寝室を見て、どこまでも世話を焼いてくれる王様の気遣いに、今日はとりあえず二人で仲良く寄り添って寝ることにした。
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