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2章
夫婦生活の報告3
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「至れり尽くせりの代償が監視・・・でも監視されてたら、一人の時間でも普通落ち着かないよね?」
「プロポーズする前から監視はされていたのよ?今更気にしないわ。だらだらソファに寝転びながら映画見たり、お菓子食べたり、服もジャージでぐでーんとしてる日もあるくらいよ?」
「私には無理だ・・・。見られてるってわかってぐーたらとかできない!というか、ジャージあるんだ」
「今日なんてTシャツに、ジーパンよ?ジャージくらいあるわよ」
「これでも美世ちゃんがセレブ感出る服装とかになってたらどうしようって心配してたんだよ・・・?なのに、高校の時と変わらなさすぎてびっくりだよ」
「カジノやドレスコードが必要な高級店にはそれなりな服は着ていくわよ?でも普段から着心地とかはよくても、堅苦しい格好は嫌だから、学生生活の休日となんら変わりはない服ばかりね。」
「おしゃれしてほしいとか言われないの?」
「彼、ストーカーするほど私を愛しているから、無理におしゃれする私は見たくないらしいの」
「そ、そうなんだ」
ジャージ姿でさえ着る度に写真が撮られるのだから、本当に私が着たい服さえ着ればそれでいいのがわかる。化粧ひとつしない私におしゃれは難しい。する気もないけど。
「で、服や監視はともかく、どこまで話したかしら?」
「監視の話でもういっぱいいっぱいだよー・・・他もだけど」
「まあ、初日ほどのことはなかったし、これ以上の話はつまらないかもしれないわ」
「つまらないとかの話じゃないよ、もう・・・。心配は尽きないけど、気づいてる?美世ちゃん」
「何に?」
「時雨さんの話、楽しそうにしてる」
「そう、かしら?」
確かに時雨と初日以来退屈することなく、傍にいない間すら楽しませてもらっている自覚はある。
そういえばここ最近、感情に理解を示さない私は、唯一瑠璃から教わった楽しいという感情をずっと感じている。
こうも感情が揺れ動き続けるなんてこと今までじゃなかったことに今気がついた。
「恋をしたって感じではまだないけど、私と同じ友人感覚には見てるのかな?って思うよ」
「夫婦なのに友人とはおかしな感じね。でもそうかもしれないわ。私をこれほど理解してくれる人、時雨以外いないと思うから結構居心地いいのよ」
「そっか・・・、そこまで言うなら私も美世ちゃん信じて時雨さんを信用すべきかな。一ヶ月あって無理矢理襲うとかないのも、大事にしてくれてる証拠だろうし・・・」
「時雨に恋できるかしら」
「それはわからないよ。でも無理に恋しようとしなくても、私は美世ちゃんが幸せならそれでいいよ」
「そう、ね。幸せ、だとは思うわ。楽しいと思えているから。ただ、時雨を見ていると恋をしてみたくなるの」
「ただのストーカー夫なのに?」
「ストーカーだからこそよ。愛を与えてくれていると理解はしているけど、その愛が私にはよくわからない。愛のためになんでも叶えようとする彼に、少しばかり答えたい気もするのよ」
それぐらいには時雨に好意を私は持っている。それが恋に関連づくかは別として。
「急いては事を仕損じる。その気持ちは大事だと思う。けど、焦っちゃだめ!感情は思い通りにならないから、答えられると思うその時まで待たなきゃ。答えたい気がするじゃだめなんだよ。気持ちは大事にして」
「瑠璃・・・」
「あーもうこの話は終わり!次は私の学校生活の話を聞きなさい!」
こうやって時々大事なことを言ってくれる瑠璃は生涯大事にするべき友人だ。真剣さはすぐに掻き消え、学校話をし始める瑠璃に耳を傾ける。
それからカフェを移動し、ボーリングを久々にして日が傾き始めた頃に別れた。別れた後の帰りは、時雨が迎えに来てくれて車で帰宅。なぜ言ってもない場所に迎えに来れたかなんて聞くだけ無駄だ。
会話すらも知っているだろうに聞こうとしない時雨は、私の気持ちを瑠璃のように大事にしたい想いからだろうか。どこまでも私の夫は私のことを考えてくれるのだから好意が消えることはない。
いつかこの好意が、恋に発展するものか、否か、わかる日が来るだろうか。
「プロポーズする前から監視はされていたのよ?今更気にしないわ。だらだらソファに寝転びながら映画見たり、お菓子食べたり、服もジャージでぐでーんとしてる日もあるくらいよ?」
「私には無理だ・・・。見られてるってわかってぐーたらとかできない!というか、ジャージあるんだ」
「今日なんてTシャツに、ジーパンよ?ジャージくらいあるわよ」
「これでも美世ちゃんがセレブ感出る服装とかになってたらどうしようって心配してたんだよ・・・?なのに、高校の時と変わらなさすぎてびっくりだよ」
「カジノやドレスコードが必要な高級店にはそれなりな服は着ていくわよ?でも普段から着心地とかはよくても、堅苦しい格好は嫌だから、学生生活の休日となんら変わりはない服ばかりね。」
「おしゃれしてほしいとか言われないの?」
「彼、ストーカーするほど私を愛しているから、無理におしゃれする私は見たくないらしいの」
「そ、そうなんだ」
ジャージ姿でさえ着る度に写真が撮られるのだから、本当に私が着たい服さえ着ればそれでいいのがわかる。化粧ひとつしない私におしゃれは難しい。する気もないけど。
「で、服や監視はともかく、どこまで話したかしら?」
「監視の話でもういっぱいいっぱいだよー・・・他もだけど」
「まあ、初日ほどのことはなかったし、これ以上の話はつまらないかもしれないわ」
「つまらないとかの話じゃないよ、もう・・・。心配は尽きないけど、気づいてる?美世ちゃん」
「何に?」
「時雨さんの話、楽しそうにしてる」
「そう、かしら?」
確かに時雨と初日以来退屈することなく、傍にいない間すら楽しませてもらっている自覚はある。
そういえばここ最近、感情に理解を示さない私は、唯一瑠璃から教わった楽しいという感情をずっと感じている。
こうも感情が揺れ動き続けるなんてこと今までじゃなかったことに今気がついた。
「恋をしたって感じではまだないけど、私と同じ友人感覚には見てるのかな?って思うよ」
「夫婦なのに友人とはおかしな感じね。でもそうかもしれないわ。私をこれほど理解してくれる人、時雨以外いないと思うから結構居心地いいのよ」
「そっか・・・、そこまで言うなら私も美世ちゃん信じて時雨さんを信用すべきかな。一ヶ月あって無理矢理襲うとかないのも、大事にしてくれてる証拠だろうし・・・」
「時雨に恋できるかしら」
「それはわからないよ。でも無理に恋しようとしなくても、私は美世ちゃんが幸せならそれでいいよ」
「そう、ね。幸せ、だとは思うわ。楽しいと思えているから。ただ、時雨を見ていると恋をしてみたくなるの」
「ただのストーカー夫なのに?」
「ストーカーだからこそよ。愛を与えてくれていると理解はしているけど、その愛が私にはよくわからない。愛のためになんでも叶えようとする彼に、少しばかり答えたい気もするのよ」
それぐらいには時雨に好意を私は持っている。それが恋に関連づくかは別として。
「急いては事を仕損じる。その気持ちは大事だと思う。けど、焦っちゃだめ!感情は思い通りにならないから、答えられると思うその時まで待たなきゃ。答えたい気がするじゃだめなんだよ。気持ちは大事にして」
「瑠璃・・・」
「あーもうこの話は終わり!次は私の学校生活の話を聞きなさい!」
こうやって時々大事なことを言ってくれる瑠璃は生涯大事にするべき友人だ。真剣さはすぐに掻き消え、学校話をし始める瑠璃に耳を傾ける。
それからカフェを移動し、ボーリングを久々にして日が傾き始めた頃に別れた。別れた後の帰りは、時雨が迎えに来てくれて車で帰宅。なぜ言ってもない場所に迎えに来れたかなんて聞くだけ無駄だ。
会話すらも知っているだろうに聞こうとしない時雨は、私の気持ちを瑠璃のように大事にしたい想いからだろうか。どこまでも私の夫は私のことを考えてくれるのだから好意が消えることはない。
いつかこの好意が、恋に発展するものか、否か、わかる日が来るだろうか。
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