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第五章 天は我に味方せり
乙女心と秋の空
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「ハナコお姉様! わたしのクラス、レース編みの展示をするんです。ぜひいらしてくださいねっ」
「あら素敵。時間を見て伺うわ」
「喫茶室を設けているので、ぜひうちにもお立ち寄りください! ハナコ様に最高のおもてなしをしますからっ」
「まぁ、ありがとう。疲れた折に行かせてもらうわね」
「ハナコ様、ハナコ様……!」
ただ今、学園内は文化祭準備のまっさかり。
行く先々で声をかけられて。やたらと下級生に呼び止められるんだよね。
「ハナコ様はずいぶんと生徒たちに慕われていらっしゃいますのね」
「ほほほ、そうかしら?」
未希ことジュリエッタの言葉に苦笑いを返す。
ここんとこ横柄な態度を改めているからか、特に女子から憧れの的っぽく見られてるみたいでさ。
「さすがはハナコ様ですわ!」
「お歩きになっているだけでも、気品があふれ出してしまいますのね!」
「ハナコ様はシュン王子がお認めになっている唯一の方ですもの!」
なんだか取り巻き令嬢たちの持ち上げも、ここ最近大げさになってるような?
それどころか取り巻きの数自体、前よりもずっと増えてきてるし。
(みんなを振り回さないよう、呼び出し回数も減らしてるってのに……)
ぞろぞろ令嬢たちを引き連れてると、ハナコ軍団って感じでさ。
わたしが行く先は廊下が見事にぱっかーんと割れるのなんでだろう?
昔のハナコんときは近づくと避ける程度だったのに、どうしてこうなったのかがさっぱり分からない。
放課後になって、とりあえずハナコ軍団は解散させた。
でないと際限なく着いてこようとするし。
「うわっ、っと。なんだハナコか、久しぶりだな」
曲がった廊下で出合い頭にぶつかったのはマサト・コーガ。
独りになった途端、攻略対象が現れるのは呪いか何かだろうか?
「わりぃ、荷物多くて前が見えてなかった」
「大丈夫よ。生徒会もいろいろと忙しそうね」
劇の小道具っぽい荷物を抱えたマサト。学園祭の出し物で、生徒会は白雪姫をやるそうだ。
主役はもちろんヒロインのユイナ。
王子役には王子の山田が担当、いじわる継母は副会長のダンジュウロウが扮するって話。
ダンジュウロウ、女装するんだろうか。クールビューティー系だから、むしろ主演で眠れる森の美女とか演じて欲しい。
「マサトは何役をやるの?」
「俺? 俺は村人A。セリフとか覚えられなくってさ。いちばん簡単な役にしてもらったんだ」
安定のお馬鹿キャラだな。
自分でそう言っちゃうトコロが、マサトらしいっちゃマサトらしいけど。
ちなみに健太は鏡の精と七人の小人の役を請け負うらしい。
小人ひとりを自分が演じて、残り六人は人形を魔法で動かすんだって。健太って何気に器用だな。
ハプニングが起きない保証があるなら、わたしも劇を観てみたいんだけど。
学園祭はヒロインと王子のキスイベント。絶対に巻き込まれないように、生徒会室付近には近づかないことにしてる。
ユイナの代役に担ぎ出されたりしたらたまんない。山田にキスされるとか絶対に避けたいし。
今までの経緯を考えると、用心するに越したことはないからね。本来なら悪役令嬢のわたしが心配するようなコトじゃないってのに。
「じゃあ、わたくしはもう帰るから」
学園祭って三年生は自由参加なんだ。
やりたい人だけ生徒会に申請して、許可が下りたら好きにやるって感じ。
「あっ、ハナコ……!」
さっさと行こうとしたら肩をつかまれた。世間話程度にして、攻略対象とはできる限り距離を置きたいんですけど。
何かを言いかけたのに、マサトってば困ったように口をつぐんだ。
呼び止めといてその反応は一体なんなん?
「なに?」
「いや……なんでもない」
は? そう言われると余計に気になるし。
「もともとお前とは身分違いの恋だもんな……」
「え……?」
ぼそっと言われたけど聞き間違いじゃないよね? わたしに立ったおかしなフラグ、まだ継続中だったん!?
ってかマサト、この夏、順調にユイナとイベントこなしてたって、健太からそう聞いてるんですけど?
ちなみにその内容は、「あはは~待て~こいつぅ~」「うふふぅ~わたしを捕まえてみて~」的な、海辺でキャッキャウフフな追いかけっこするヤツね。
「お前さ、シュン王子に呼ばれて城に来てたじゃんか」
「行ったけど。それが何か?」
「あれ以来、城中でお前の評判良くってさ。シュン王子にふさわしいのはハナコしかいないって」
な、なんですとっ?
イヤな予感ほどよく当たるの、ホントどうにかしてほしいっ。
「うん、俺もそう思うし。初めっから俺がシュン王子に敵うわけないもんな。いや、それだけ言いたかったんだ。呼び止めて悪かった」
ぽかんとしたまま、マサトの背を見送った。
爆弾落としといて、自己完結で終わらせないでよっ。
なんだか山田に外堀を埋められてきてるようで怖いんですけど。
山田包囲網を回避する方が、ギロチンエンドより優先度高くなってきてない?
「あー、あんた、学園内でも話題になってるみたいだしね」
「話題? 話題ってどんな?」
あとで未希にそんな不満を漏らしたら。
「やっぱり王子妃候補はハナコなんだろうって」
「やっぱり? やっぱりってなんなの!?」
そんな話、わたしの中じゃ一ミリも上がってないんですけどっ。
「夏休みに城に招待されたからでしょ? 貴族って言っても、王族のお茶会にご指名されるなんてコトめったにないし」
「そ、それはわたしがモッリ公爵家の人間だから……」
「それならケンタも一緒に呼ばれたんじゃない? 下級生の間じゃすっかりハナコは憧れの的になってるよ」
た、確かに山田にハナコが足りないとかなんとか言われたけど。
「最近やたらと取り巻きが増えたのもそのせいだったの?」
「いずれ王妃になる人間なら、媚売って親しくなっとこうって思うのが人情ってもんでしょ」
未希の言葉に納得。あの持ち上げ具合はちょっと異常に感じてたんだ。
「ねぇ未希。わたし、山田と結ばれるくらいならギロチン台に昇ろうかな……」
「またそんなクダラナイことを。命あってのモノダネでしょ?」
呆れたように言わないでほしい。
こっちは死活問題なんだから。
「卒業までまだ半年あんのよ? ゲームの強制力は確かに存在してるんだし、本当にギロチン行きになりたいの?」
そう言われると何も言い返せなくなる。
マサトたちがイベントこなしてるのも、自分の意思じゃないんだろうなって思うし。
「投げやりになってないでやるべきことをやんなさい。そんであとは天に任せる! 結局はなるようにしかならないんだけどさ」
「未希は他人事でいいよね」
つい本音がもれちゃったし。
何もしないで後悔するよかマシってのは、わたしだって分かってるよ。だけど前向きにしてようって思ってても、腹の底ではいつでも不安が渦巻いてる。
こんな弱気な自分、わたしらしくなくてすごく嫌いだ。
「……ごめん。未希に八つ当たりしても意味なかった」
「何言ってんの。そのためにわたしがいるんでしょ?」
「未希……」
「まったく、自己完結してどんどんため込んでくクセは相変わらずね」
「未希ぃ……」
じわっと涙がにじむ。
思わず抱き着くと、未希は黙って受け止めてくれた。
「何よ未希、今日はやけにやさしいじゃん。いつもは暑苦しいって言うくせに」
「わたしだってTPOをわきまえることくらいできんのよ」
憎まれ口にふたりでふふっとなった。
持つべきものは友ってよく言うけどさ。
この世界に生まれ変わって、いちばんのラッキーは未希がいたってことかな?
姉ちゃん、俺は? って、健太の情けない声が聞こえた気がした。
大丈夫、わたしはひとりじゃない。
「うん、そうだよね。卒業したら好みのイケメン探さないとだし」
「泣いたと思えば……あんたってばホント単純よね」
「そこは揺れる乙女ゴコロと言ってよ」
「ま、すぐ復活できるのは華子の取り柄だしね」
「でしょ?」
仕方ないやつって感じで未希は肩をすくめて。
「調子乗りすぎ。次に弱音吐いたらぶっ飛ばすわよ?」
お願いっ、そのときはまたやさしくなぐさめてっ。
そんなこんなで慌ただしく時間は過ぎて。
迎えた学園祭当日。
無事にユイナと山田がキスしますように!
「あら素敵。時間を見て伺うわ」
「喫茶室を設けているので、ぜひうちにもお立ち寄りください! ハナコ様に最高のおもてなしをしますからっ」
「まぁ、ありがとう。疲れた折に行かせてもらうわね」
「ハナコ様、ハナコ様……!」
ただ今、学園内は文化祭準備のまっさかり。
行く先々で声をかけられて。やたらと下級生に呼び止められるんだよね。
「ハナコ様はずいぶんと生徒たちに慕われていらっしゃいますのね」
「ほほほ、そうかしら?」
未希ことジュリエッタの言葉に苦笑いを返す。
ここんとこ横柄な態度を改めているからか、特に女子から憧れの的っぽく見られてるみたいでさ。
「さすがはハナコ様ですわ!」
「お歩きになっているだけでも、気品があふれ出してしまいますのね!」
「ハナコ様はシュン王子がお認めになっている唯一の方ですもの!」
なんだか取り巻き令嬢たちの持ち上げも、ここ最近大げさになってるような?
それどころか取り巻きの数自体、前よりもずっと増えてきてるし。
(みんなを振り回さないよう、呼び出し回数も減らしてるってのに……)
ぞろぞろ令嬢たちを引き連れてると、ハナコ軍団って感じでさ。
わたしが行く先は廊下が見事にぱっかーんと割れるのなんでだろう?
昔のハナコんときは近づくと避ける程度だったのに、どうしてこうなったのかがさっぱり分からない。
放課後になって、とりあえずハナコ軍団は解散させた。
でないと際限なく着いてこようとするし。
「うわっ、っと。なんだハナコか、久しぶりだな」
曲がった廊下で出合い頭にぶつかったのはマサト・コーガ。
独りになった途端、攻略対象が現れるのは呪いか何かだろうか?
「わりぃ、荷物多くて前が見えてなかった」
「大丈夫よ。生徒会もいろいろと忙しそうね」
劇の小道具っぽい荷物を抱えたマサト。学園祭の出し物で、生徒会は白雪姫をやるそうだ。
主役はもちろんヒロインのユイナ。
王子役には王子の山田が担当、いじわる継母は副会長のダンジュウロウが扮するって話。
ダンジュウロウ、女装するんだろうか。クールビューティー系だから、むしろ主演で眠れる森の美女とか演じて欲しい。
「マサトは何役をやるの?」
「俺? 俺は村人A。セリフとか覚えられなくってさ。いちばん簡単な役にしてもらったんだ」
安定のお馬鹿キャラだな。
自分でそう言っちゃうトコロが、マサトらしいっちゃマサトらしいけど。
ちなみに健太は鏡の精と七人の小人の役を請け負うらしい。
小人ひとりを自分が演じて、残り六人は人形を魔法で動かすんだって。健太って何気に器用だな。
ハプニングが起きない保証があるなら、わたしも劇を観てみたいんだけど。
学園祭はヒロインと王子のキスイベント。絶対に巻き込まれないように、生徒会室付近には近づかないことにしてる。
ユイナの代役に担ぎ出されたりしたらたまんない。山田にキスされるとか絶対に避けたいし。
今までの経緯を考えると、用心するに越したことはないからね。本来なら悪役令嬢のわたしが心配するようなコトじゃないってのに。
「じゃあ、わたくしはもう帰るから」
学園祭って三年生は自由参加なんだ。
やりたい人だけ生徒会に申請して、許可が下りたら好きにやるって感じ。
「あっ、ハナコ……!」
さっさと行こうとしたら肩をつかまれた。世間話程度にして、攻略対象とはできる限り距離を置きたいんですけど。
何かを言いかけたのに、マサトってば困ったように口をつぐんだ。
呼び止めといてその反応は一体なんなん?
「なに?」
「いや……なんでもない」
は? そう言われると余計に気になるし。
「もともとお前とは身分違いの恋だもんな……」
「え……?」
ぼそっと言われたけど聞き間違いじゃないよね? わたしに立ったおかしなフラグ、まだ継続中だったん!?
ってかマサト、この夏、順調にユイナとイベントこなしてたって、健太からそう聞いてるんですけど?
ちなみにその内容は、「あはは~待て~こいつぅ~」「うふふぅ~わたしを捕まえてみて~」的な、海辺でキャッキャウフフな追いかけっこするヤツね。
「お前さ、シュン王子に呼ばれて城に来てたじゃんか」
「行ったけど。それが何か?」
「あれ以来、城中でお前の評判良くってさ。シュン王子にふさわしいのはハナコしかいないって」
な、なんですとっ?
イヤな予感ほどよく当たるの、ホントどうにかしてほしいっ。
「うん、俺もそう思うし。初めっから俺がシュン王子に敵うわけないもんな。いや、それだけ言いたかったんだ。呼び止めて悪かった」
ぽかんとしたまま、マサトの背を見送った。
爆弾落としといて、自己完結で終わらせないでよっ。
なんだか山田に外堀を埋められてきてるようで怖いんですけど。
山田包囲網を回避する方が、ギロチンエンドより優先度高くなってきてない?
「あー、あんた、学園内でも話題になってるみたいだしね」
「話題? 話題ってどんな?」
あとで未希にそんな不満を漏らしたら。
「やっぱり王子妃候補はハナコなんだろうって」
「やっぱり? やっぱりってなんなの!?」
そんな話、わたしの中じゃ一ミリも上がってないんですけどっ。
「夏休みに城に招待されたからでしょ? 貴族って言っても、王族のお茶会にご指名されるなんてコトめったにないし」
「そ、それはわたしがモッリ公爵家の人間だから……」
「それならケンタも一緒に呼ばれたんじゃない? 下級生の間じゃすっかりハナコは憧れの的になってるよ」
た、確かに山田にハナコが足りないとかなんとか言われたけど。
「最近やたらと取り巻きが増えたのもそのせいだったの?」
「いずれ王妃になる人間なら、媚売って親しくなっとこうって思うのが人情ってもんでしょ」
未希の言葉に納得。あの持ち上げ具合はちょっと異常に感じてたんだ。
「ねぇ未希。わたし、山田と結ばれるくらいならギロチン台に昇ろうかな……」
「またそんなクダラナイことを。命あってのモノダネでしょ?」
呆れたように言わないでほしい。
こっちは死活問題なんだから。
「卒業までまだ半年あんのよ? ゲームの強制力は確かに存在してるんだし、本当にギロチン行きになりたいの?」
そう言われると何も言い返せなくなる。
マサトたちがイベントこなしてるのも、自分の意思じゃないんだろうなって思うし。
「投げやりになってないでやるべきことをやんなさい。そんであとは天に任せる! 結局はなるようにしかならないんだけどさ」
「未希は他人事でいいよね」
つい本音がもれちゃったし。
何もしないで後悔するよかマシってのは、わたしだって分かってるよ。だけど前向きにしてようって思ってても、腹の底ではいつでも不安が渦巻いてる。
こんな弱気な自分、わたしらしくなくてすごく嫌いだ。
「……ごめん。未希に八つ当たりしても意味なかった」
「何言ってんの。そのためにわたしがいるんでしょ?」
「未希……」
「まったく、自己完結してどんどんため込んでくクセは相変わらずね」
「未希ぃ……」
じわっと涙がにじむ。
思わず抱き着くと、未希は黙って受け止めてくれた。
「何よ未希、今日はやけにやさしいじゃん。いつもは暑苦しいって言うくせに」
「わたしだってTPOをわきまえることくらいできんのよ」
憎まれ口にふたりでふふっとなった。
持つべきものは友ってよく言うけどさ。
この世界に生まれ変わって、いちばんのラッキーは未希がいたってことかな?
姉ちゃん、俺は? って、健太の情けない声が聞こえた気がした。
大丈夫、わたしはひとりじゃない。
「うん、そうだよね。卒業したら好みのイケメン探さないとだし」
「泣いたと思えば……あんたってばホント単純よね」
「そこは揺れる乙女ゴコロと言ってよ」
「ま、すぐ復活できるのは華子の取り柄だしね」
「でしょ?」
仕方ないやつって感じで未希は肩をすくめて。
「調子乗りすぎ。次に弱音吐いたらぶっ飛ばすわよ?」
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