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第五章 天は我に味方せり
健太、裏切りのバラード1
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だんだんと秋も深まって。
今日も山田と廊下ですれ違ったけど、目礼だけしてそそくさとその場を離れた。
そんなときはいつまでも背中に視線を感じるんだ。
ふと周りを見ると、そこに山田がいることも多くって。
あっちにはまだまだ未練が残ってるっぽいけど、気づかないふりを貫いてる。
王子の想いを無視する公爵令嬢。
なんて図式が成立している中で、周りも遠巻きにそれを見守ってるみたい。
時々ダンジュウロウとマサトの襲撃を食らうくらいで、余計な口出しされないのは正直助かってるんだけど。
「そういえばハナコ様、お聞きになりまして?」
「なにかしら?」
取り巻き令嬢のひとりが何やら内緒話を持ちかけてきた。
あの一件以来、取り巻きの数も激減してる。王妃候補じゃなくなったって思ったら、みんな離れるのが早いこと早いこと。
残っているのは昔からいる令嬢か、何も考えていないお人好しって感じ。
「ユイナ・ハセガー男爵令嬢ですわ。近ごろ見かけないと思ったら、どうやら自宅謹慎を命じられていたようですのよ」
「まぁ、自宅謹慎を?」
「何でも校則違反をしたんだとか」
「その話ならわたくしも聞きましたわ。近くに住む生徒が申しておりましたの。家の庭でぼんやりと花壇に水をまく姿を最近よく見かけるんですって」
一瞬ドキッとしちゃったけど。
そっか、ユイナ無事に釈放されたんだ。
自宅謹慎ってことは、まだ疑いが晴れたわけじゃないのかな……?
帰ったら健太に聞いてみなくっちゃ。
って思ったんだけど、なかなか時間が合わなくて。
健太も忙しいのか、ここんとこ帰りが遅い日も多くてさ。休日もどこかへ出かけてるみたい。
ふたりきりで話す機会が作れないまま、そうこうしてるうちにユイナのことも忘れかけてたんだ。
そんなある夜、魔法実技の試験に向けて自主練してたんたけど。
目の前の床にはティッシュがいくつか散らばってる。
またひとつ丸めては、魔法を使ってゴミ箱へと放り込もうとした。
「ダメだわ。魔力を使うのは一度に三回が限界かも」
ティッシュは手のひらに乗ったままで、ピクリとも動かなかった。
ゴミ箱に届く以前の問題って感じ。
繰り返すたびに飛距離も精度も下がっていくし。これは集中力を高めて一回で成功させないと、試験に合格するのは難しいかも。
でも初めに比べれば上達してるよね。地道に訓練がんばらないと。
とはいえ、あんま無理すると魔力切れで寝込むことになっちゃうしな。
夜更かしは美容の大敵ってことで、今夜はもう寝ようっと。
「あ、魔石カイロが冷えてる」
朝夕は寒くなってきたから、これがあった方が熟睡できるんだよね。
一瞬メイドを呼ぼうとしたけど、もう遅い時間だし。
以前のハナコなら真夜中だろうと気にはしなかったけど。新生ハナコとして、今夜は我慢するとしますか。
(あ、でも健太に頼むってのはどう?)
さすがにこの時間なら部屋にいるだろうし、ユイナの件も気になってたし。
もし寝てたら諦めればいいや。
そんな軽い気持ちで健太の部屋に向かった。
「健太、こんな時間にごめんね? ちょっと頼みたいことがあるんだけど」
控えめにノックしたけど返事はなくて。
やっぱ寝ちゃってるのかな?
なんとなくノブを回すと、鍵はかかっていなかった。
部屋の電気は明るくて、まだ起きてるんだなって思った。健太って昔から、真っ暗にしないと寝られない子だったからね。
「ねぇ健太? いる?」
声をかけながら中に入った。部屋と言っても居間と寝室とクローゼットに分かれてるから、奥の寝室でもう寝ちゃってるのかも。
(ん? 寝室も電気ついてるっぽいな)
ドアの隙間から明かりが漏れてるし。
「ごめんね健太。返事なかったから勝手に入ってきちゃった」
「あ、華子先輩。おじゃましてまぁす」
固まって、思わずごしごしと目をこすった。
健太のベッドの上で、雑誌を広げたユイナが寝そべっている。しかもお菓子を食べ散らかしてるし。
「は? ユイナ? なんであなたがここに……?」
「ゆいなた~ん、お・ま・た・せ! コック叩き起こして美味しいケーキ焼いてもらったよん!」
「わぁ~い、けんたんありがとうっ。ゆいな、かんげきっ」
振り向くと、ホールケーキを大皿に乗せた健太が満面の笑みで立っていた。
「あれ? 姉ちゃん来てたんだ」
「あれ、じゃないわぃ、このボケ茄子がっ」
「やだぁ、華子先輩こわぁい」
健太の胸ぐらをつかむと、落ちそうになったケーキがお皿ごと宙に浮かんだ。そのままフワフワ漂って、ユイナの手の上に着地する。
「わぁっ、おいしそう~。さっすが公爵家、いっただっきまぁ~す♡」
「待ていっ」
殺気を込めてティッシュを飛ばすと、弾丸のごとくユイナの握るフォークを強くはじいた。
うをっ、何たる快挙……!
ってか、そんなこと言ってる場合じゃないっ。
「え~、華子先輩のけちぃ。せっかく健太くんがゆいなのために焼いてくれたのにぃ」
焼いたのはうちのコックじゃっ。
ぶーぶー言ってるユイナを無視して、ぎりっと健太を睨みつけた。
「今すぐ呼んできて」
「え? 誰を?」
「未希に決まってるでしょ!」
「こんな時間に? いや、無理だって」
「転移魔法があんでしょうがっ」
血走った目のまま肩で息をしていると、どうどうと健太がなだめてきやがった。
「落ち着いて、姉ちゃん」
「これが落ち着いていられるかっ」
「いきなり部屋に行ったりしたら、俺、未希姉ぇに殺されるって」
「知らないわよっ。無理でもなんでも今すぐ連れてきなさいっ!」
「わ、分かったよ」
わたしの剣幕に押されたのか、目の前から健太がぱっといなくなった。
「あ、健太くん、気をつけてね~」
のんきにひらひらと手を振ったユイナと、ふたり部屋に残されて。
ってか、こんな裏切りってある!?
何がどうしたらこうなるんだっつうの!
今日も山田と廊下ですれ違ったけど、目礼だけしてそそくさとその場を離れた。
そんなときはいつまでも背中に視線を感じるんだ。
ふと周りを見ると、そこに山田がいることも多くって。
あっちにはまだまだ未練が残ってるっぽいけど、気づかないふりを貫いてる。
王子の想いを無視する公爵令嬢。
なんて図式が成立している中で、周りも遠巻きにそれを見守ってるみたい。
時々ダンジュウロウとマサトの襲撃を食らうくらいで、余計な口出しされないのは正直助かってるんだけど。
「そういえばハナコ様、お聞きになりまして?」
「なにかしら?」
取り巻き令嬢のひとりが何やら内緒話を持ちかけてきた。
あの一件以来、取り巻きの数も激減してる。王妃候補じゃなくなったって思ったら、みんな離れるのが早いこと早いこと。
残っているのは昔からいる令嬢か、何も考えていないお人好しって感じ。
「ユイナ・ハセガー男爵令嬢ですわ。近ごろ見かけないと思ったら、どうやら自宅謹慎を命じられていたようですのよ」
「まぁ、自宅謹慎を?」
「何でも校則違反をしたんだとか」
「その話ならわたくしも聞きましたわ。近くに住む生徒が申しておりましたの。家の庭でぼんやりと花壇に水をまく姿を最近よく見かけるんですって」
一瞬ドキッとしちゃったけど。
そっか、ユイナ無事に釈放されたんだ。
自宅謹慎ってことは、まだ疑いが晴れたわけじゃないのかな……?
帰ったら健太に聞いてみなくっちゃ。
って思ったんだけど、なかなか時間が合わなくて。
健太も忙しいのか、ここんとこ帰りが遅い日も多くてさ。休日もどこかへ出かけてるみたい。
ふたりきりで話す機会が作れないまま、そうこうしてるうちにユイナのことも忘れかけてたんだ。
そんなある夜、魔法実技の試験に向けて自主練してたんたけど。
目の前の床にはティッシュがいくつか散らばってる。
またひとつ丸めては、魔法を使ってゴミ箱へと放り込もうとした。
「ダメだわ。魔力を使うのは一度に三回が限界かも」
ティッシュは手のひらに乗ったままで、ピクリとも動かなかった。
ゴミ箱に届く以前の問題って感じ。
繰り返すたびに飛距離も精度も下がっていくし。これは集中力を高めて一回で成功させないと、試験に合格するのは難しいかも。
でも初めに比べれば上達してるよね。地道に訓練がんばらないと。
とはいえ、あんま無理すると魔力切れで寝込むことになっちゃうしな。
夜更かしは美容の大敵ってことで、今夜はもう寝ようっと。
「あ、魔石カイロが冷えてる」
朝夕は寒くなってきたから、これがあった方が熟睡できるんだよね。
一瞬メイドを呼ぼうとしたけど、もう遅い時間だし。
以前のハナコなら真夜中だろうと気にはしなかったけど。新生ハナコとして、今夜は我慢するとしますか。
(あ、でも健太に頼むってのはどう?)
さすがにこの時間なら部屋にいるだろうし、ユイナの件も気になってたし。
もし寝てたら諦めればいいや。
そんな軽い気持ちで健太の部屋に向かった。
「健太、こんな時間にごめんね? ちょっと頼みたいことがあるんだけど」
控えめにノックしたけど返事はなくて。
やっぱ寝ちゃってるのかな?
なんとなくノブを回すと、鍵はかかっていなかった。
部屋の電気は明るくて、まだ起きてるんだなって思った。健太って昔から、真っ暗にしないと寝られない子だったからね。
「ねぇ健太? いる?」
声をかけながら中に入った。部屋と言っても居間と寝室とクローゼットに分かれてるから、奥の寝室でもう寝ちゃってるのかも。
(ん? 寝室も電気ついてるっぽいな)
ドアの隙間から明かりが漏れてるし。
「ごめんね健太。返事なかったから勝手に入ってきちゃった」
「あ、華子先輩。おじゃましてまぁす」
固まって、思わずごしごしと目をこすった。
健太のベッドの上で、雑誌を広げたユイナが寝そべっている。しかもお菓子を食べ散らかしてるし。
「は? ユイナ? なんであなたがここに……?」
「ゆいなた~ん、お・ま・た・せ! コック叩き起こして美味しいケーキ焼いてもらったよん!」
「わぁ~い、けんたんありがとうっ。ゆいな、かんげきっ」
振り向くと、ホールケーキを大皿に乗せた健太が満面の笑みで立っていた。
「あれ? 姉ちゃん来てたんだ」
「あれ、じゃないわぃ、このボケ茄子がっ」
「やだぁ、華子先輩こわぁい」
健太の胸ぐらをつかむと、落ちそうになったケーキがお皿ごと宙に浮かんだ。そのままフワフワ漂って、ユイナの手の上に着地する。
「わぁっ、おいしそう~。さっすが公爵家、いっただっきまぁ~す♡」
「待ていっ」
殺気を込めてティッシュを飛ばすと、弾丸のごとくユイナの握るフォークを強くはじいた。
うをっ、何たる快挙……!
ってか、そんなこと言ってる場合じゃないっ。
「え~、華子先輩のけちぃ。せっかく健太くんがゆいなのために焼いてくれたのにぃ」
焼いたのはうちのコックじゃっ。
ぶーぶー言ってるユイナを無視して、ぎりっと健太を睨みつけた。
「今すぐ呼んできて」
「え? 誰を?」
「未希に決まってるでしょ!」
「こんな時間に? いや、無理だって」
「転移魔法があんでしょうがっ」
血走った目のまま肩で息をしていると、どうどうと健太がなだめてきやがった。
「落ち着いて、姉ちゃん」
「これが落ち着いていられるかっ」
「いきなり部屋に行ったりしたら、俺、未希姉ぇに殺されるって」
「知らないわよっ。無理でもなんでも今すぐ連れてきなさいっ!」
「わ、分かったよ」
わたしの剣幕に押されたのか、目の前から健太がぱっといなくなった。
「あ、健太くん、気をつけてね~」
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