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僕の恋の始まりと終わり そして1月
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突然実家へ帰って来てしまったが、親兄弟からは何を問いただされる事もなく、正直ホッとしていた。聞かれても答えられる訳もないし。ただ、母親には、
「仕事はちゃんと行きなさい」と、いい歳して言われてしまった。そこは本当に反省している。
自分は何だかんだ言って、こうして帰る場所があるんだな、としみじみ感じたし有難かった。年始の仕事までに自分の心を少しでも修復出来たらいいな、とは思ったが、あのマンションに住み続けるのは無理かもと思い始めていた。実家から出勤するとなると、ちょっと通勤時間が倍になるが、一旦実家に戻ろうか、と考えていた。
そんな事をうだうだ考えているうちに、あっという間に休暇は終わってしまうわけで。着の身着のままで実家に戻ったようなものだから、仕方なく一旦マンションに戻って来た。
どうしてもモヤモヤしてしまって足取りが重くなる。深呼吸して、自分の部屋の階まで上る。また深呼吸をして共通廊下に出て自分の部屋の方を見る。すると__
凌二がこっちを向いて立っていた。
僕はまた幻でも見てるんじゃないかと思ったが、すぐ踵を返してマンションを飛び出した。
会いたくない会いたくない会いたくない……
だが、
「奏!行くな!俺の話聞いてくれ!」と叫ぶ凌二の声に、駆け出す足が止まった。
振り返ると、凌二が身を乗り出して僕の方に手を振っていた。そして、
「行かないでくれ!言い訳させてくれ!」と叫んでいた。
戻ろうかどうしようか悩んでいると、だんだん人目が気になってしまって、仕方なく共通廊下まで戻った。
戻ってみて気付いた事。それは凌二が松葉杖を突いている事だった。咄嗟に、
「どうしたんだ?」と言ってしまった。ちゃんと見ると顔に痣もある。
「俺の部屋で話聞いてくれる?」と凌二が言った。
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
凌二の部屋。いつぶりだか思い出せない。それくらい遠い過去のように感じてしまっていた。
居間に向かい合わせで座ると間を置かずに、
「申し訳ない」と凌二が謝ってきた。
何を今更……
とは思ったが、何も言えなかった。無言で続きを促すと、凌二はあの日何があったのか話し始めた。
「俺の親父ってさ、結構名のある会社の代表取締役だったりするんだよな……」
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
12月24日。この日は前から決めていた。親父に今度こそ俺の生き方を認めさせる。理解はされなくてもいい。ただ、俺の大切なモノを奪って欲しくない。だから会社も継がない。決められた結婚も出来ないし、したくない。
だいたい俺の性対象は男なんだから。
この日はクリスマス・イブって事もあるし、改めて奏に自分の想いを伝えたいと思っていた。だが、その前にちゃんと自分の気持ちを整理するために、レンタカーを借りて実家へ向かっていた。電車の方が早いのは分かっていたが、一人の空間で親父にぶつける自分の思いをまとめたかったからだ。
飛ばす訳でもなく安全運転で、何を伝えるか何度も車の中で繰り返し呟いていた。
そして実家までもうすぐの距離まで来た時だった。信号待ちをしていた所に、大型トラックが俺の運転する車に後ろから突っ込んできた……らしい。
衝撃を感じてすぐ意識が無くなってしまったから、事故の事は何も覚えてないんだ。目が覚めた時は病院で、24日だと思っていたら、もう25日の昼だと看護師に言われた。
奏に連絡する為に慌ててスマホを探したが、事故のせいで壊れてしまっていた。スマホがないと困った事に、思い付く連絡先が実家しか浮かばなかった。一番連絡したい奏の連絡先を全く覚えていなかった事に、物凄く後悔した。
すぐ病院からマンションに戻ろうとしたが、もう一度精密検査をしてからじゃないとダメだと言われた。俺は、『そんなのどうでもいい。今すぐ帰らないとダメなんだ』と病院側に伝えたが、また倒れたら本当に目が覚めなくなりますよ、なんて脅しのような事を言われてしまって仕方なく病室に戻った。渋々実家の連絡先を教えると、程なくして母がやって来た。病室の扉が閉まりきるまで、そっちの方を見ていたが親父は現れなかった。
母は物凄く動揺していたが、俺はそんな母の気持ちをそっちのけで、どうして実家に帰ろうとしていたのかを説明した。
気の弱い優しい母だから今にも泣きだしそうだったけど、
「凌二の命があっただけでも良かったわ」と言われた。そして、
「会社の事はもういいわ。お父様には私が説得してみるから、あなたはあなたの人生を歩みなさい。でも、もう何も手助け出来なくなるかもしれない…でもね、私はいつでも凌二の味方ですからね」と言われた。
手助けって……実際助けて貰った事は無かった。でも、母には申し訳ない気持ちにはなった。そういえば、いつも庇ってくれたり味方してくれたのは母だったな、と。
精密検査を受けて直ぐに異常なしと診断された。でも足はヒビが入ってるし、脳しんとうを起こしたもんだから、もう数日入院する事になってしまった。
奏に今すぐにでも会いたいのに、奏はきっと心配してるだろうに、また奏の事だから俺に騙されたなんて思ってるんだろうに。
なんて俺の人生は、もどかしく上手くいかないんだって悔しかった。入院していた十日あまりは物凄く長く感じて、ずっと奏を想っていた。会いたくて仕方なくて、どうしようもできなくて凄く辛かった。
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
「そして今朝退院して、慌ててマンションに戻ったら、奏が現れて…」
凌二はそこまで言うと大粒の涙を流して、
「会えて本当に良かった。ごめんな、また辛い思いさせちゃってさ」と言った。
その瞬間、僕もしまっていた感情が溢れ出して来て、
「本当だよ……凄く心配したし、凄く悲しかったし、凄く辛かったよ!」と泣き叫んでしまった。
「ごめんな」
「めちゃくちゃ心配したんだよ!」
暫く二人で手を繋いで泣いていた。
♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'☆.:*:・'♪.:*:・'゜
「僕達って、ホント色々あるね」
少し落ち着いた僕はそう凌二に言った。
「だな。でもさ、会えなかった時間、お互い自分の気持ちを確認できたよな?」と凌二は涙を拭きながら、僕に聞いてきた。
「そうだね。僕は単純だからさ、やっぱり凌二を愛してる」
「俺も奏と一緒に生きていきたい」
凌二はそう言うと僕の腕を引っ張った。
僕は凌二の隣に座り直して肩に寄りかかった。
「僕達、これからも色々消化しないといけない事があると思うけどさ、想いは同じだよね?」
「そうだな。消化する上で喧嘩するかもしれないけど、俺は奏をもう悲しませたりしないって約束する」
「絶対だよ」と僕は凌二の手を握りしめた。
すると凌二はテレビ台を指さして、
「一番上の引き出し開けてみて」と、言った。
僕は言われるままに引き出しを開ける。そこには小さな包みが入っていた。凌二の方を見ると、
「それ持って来てよ」と言われたので、その包みを持って、再び僕は凌二に寄りかかるように隣に座った。
「開けてみて」と促されるまま、僕はその包みを開けてみた。
リングが2つ並んでいる。
僕は思考が追い付かず、凌二を見た。
「本当はクリスマスに渡したかったんだ」
そう言って凌二はリングを1つ取り、
「奏、俺とずっと一緒に居てくれないか?」と言った。
僕は全く想像していなかった事が目の前で起こってしまっていて、何も言えず何も出来ず、ただリングと凌二を交互に見る事しか出来なかった。
「奏のこの先の人生、俺も一緒に歩んで行ってもいい?」と凌二は優しい目を僕を見つめながら言う。
やっと僕はリングと凌二の言葉の意味を理解し、彼に抱き着いて、
「いいよ。一緒に凌二と生きていきたい」と言った。
あんなどん底を味わって、まさかこんな幸せな出来事が待っているなんて思いもよらなかった。恋愛の神様は、僕たちに試練を与えただけで、引き離そうとしたわけではなかったんだ。
互いに指輪交換をして、嬉しさと幸せを噛みしめていた。
暫くして、
「僕もさ、クリスマスをやり直したいんだけど。ケーキはもう食べられないけど、あの日凌二のために高いシャンパン買っちゃったんだよね」と言った。
「じゃぁ、改めて正式にパートナーになったお祝いと、俺の快気祝いっつーことで、今すぐ持って来てよ」と凌二は前のめりで言った。
「何か、ちょっとムカつくんだけど……」
僕たち__
俺たち__
二人の恋に、終わりなんてない__
もう一度、二人の恋を始めようと思います♡
【僕の恋の始まりと終わり END】
「仕事はちゃんと行きなさい」と、いい歳して言われてしまった。そこは本当に反省している。
自分は何だかんだ言って、こうして帰る場所があるんだな、としみじみ感じたし有難かった。年始の仕事までに自分の心を少しでも修復出来たらいいな、とは思ったが、あのマンションに住み続けるのは無理かもと思い始めていた。実家から出勤するとなると、ちょっと通勤時間が倍になるが、一旦実家に戻ろうか、と考えていた。
そんな事をうだうだ考えているうちに、あっという間に休暇は終わってしまうわけで。着の身着のままで実家に戻ったようなものだから、仕方なく一旦マンションに戻って来た。
どうしてもモヤモヤしてしまって足取りが重くなる。深呼吸して、自分の部屋の階まで上る。また深呼吸をして共通廊下に出て自分の部屋の方を見る。すると__
凌二がこっちを向いて立っていた。
僕はまた幻でも見てるんじゃないかと思ったが、すぐ踵を返してマンションを飛び出した。
会いたくない会いたくない会いたくない……
だが、
「奏!行くな!俺の話聞いてくれ!」と叫ぶ凌二の声に、駆け出す足が止まった。
振り返ると、凌二が身を乗り出して僕の方に手を振っていた。そして、
「行かないでくれ!言い訳させてくれ!」と叫んでいた。
戻ろうかどうしようか悩んでいると、だんだん人目が気になってしまって、仕方なく共通廊下まで戻った。
戻ってみて気付いた事。それは凌二が松葉杖を突いている事だった。咄嗟に、
「どうしたんだ?」と言ってしまった。ちゃんと見ると顔に痣もある。
「俺の部屋で話聞いてくれる?」と凌二が言った。
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
凌二の部屋。いつぶりだか思い出せない。それくらい遠い過去のように感じてしまっていた。
居間に向かい合わせで座ると間を置かずに、
「申し訳ない」と凌二が謝ってきた。
何を今更……
とは思ったが、何も言えなかった。無言で続きを促すと、凌二はあの日何があったのか話し始めた。
「俺の親父ってさ、結構名のある会社の代表取締役だったりするんだよな……」
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
12月24日。この日は前から決めていた。親父に今度こそ俺の生き方を認めさせる。理解はされなくてもいい。ただ、俺の大切なモノを奪って欲しくない。だから会社も継がない。決められた結婚も出来ないし、したくない。
だいたい俺の性対象は男なんだから。
この日はクリスマス・イブって事もあるし、改めて奏に自分の想いを伝えたいと思っていた。だが、その前にちゃんと自分の気持ちを整理するために、レンタカーを借りて実家へ向かっていた。電車の方が早いのは分かっていたが、一人の空間で親父にぶつける自分の思いをまとめたかったからだ。
飛ばす訳でもなく安全運転で、何を伝えるか何度も車の中で繰り返し呟いていた。
そして実家までもうすぐの距離まで来た時だった。信号待ちをしていた所に、大型トラックが俺の運転する車に後ろから突っ込んできた……らしい。
衝撃を感じてすぐ意識が無くなってしまったから、事故の事は何も覚えてないんだ。目が覚めた時は病院で、24日だと思っていたら、もう25日の昼だと看護師に言われた。
奏に連絡する為に慌ててスマホを探したが、事故のせいで壊れてしまっていた。スマホがないと困った事に、思い付く連絡先が実家しか浮かばなかった。一番連絡したい奏の連絡先を全く覚えていなかった事に、物凄く後悔した。
すぐ病院からマンションに戻ろうとしたが、もう一度精密検査をしてからじゃないとダメだと言われた。俺は、『そんなのどうでもいい。今すぐ帰らないとダメなんだ』と病院側に伝えたが、また倒れたら本当に目が覚めなくなりますよ、なんて脅しのような事を言われてしまって仕方なく病室に戻った。渋々実家の連絡先を教えると、程なくして母がやって来た。病室の扉が閉まりきるまで、そっちの方を見ていたが親父は現れなかった。
母は物凄く動揺していたが、俺はそんな母の気持ちをそっちのけで、どうして実家に帰ろうとしていたのかを説明した。
気の弱い優しい母だから今にも泣きだしそうだったけど、
「凌二の命があっただけでも良かったわ」と言われた。そして、
「会社の事はもういいわ。お父様には私が説得してみるから、あなたはあなたの人生を歩みなさい。でも、もう何も手助け出来なくなるかもしれない…でもね、私はいつでも凌二の味方ですからね」と言われた。
手助けって……実際助けて貰った事は無かった。でも、母には申し訳ない気持ちにはなった。そういえば、いつも庇ってくれたり味方してくれたのは母だったな、と。
精密検査を受けて直ぐに異常なしと診断された。でも足はヒビが入ってるし、脳しんとうを起こしたもんだから、もう数日入院する事になってしまった。
奏に今すぐにでも会いたいのに、奏はきっと心配してるだろうに、また奏の事だから俺に騙されたなんて思ってるんだろうに。
なんて俺の人生は、もどかしく上手くいかないんだって悔しかった。入院していた十日あまりは物凄く長く感じて、ずっと奏を想っていた。会いたくて仕方なくて、どうしようもできなくて凄く辛かった。
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
「そして今朝退院して、慌ててマンションに戻ったら、奏が現れて…」
凌二はそこまで言うと大粒の涙を流して、
「会えて本当に良かった。ごめんな、また辛い思いさせちゃってさ」と言った。
その瞬間、僕もしまっていた感情が溢れ出して来て、
「本当だよ……凄く心配したし、凄く悲しかったし、凄く辛かったよ!」と泣き叫んでしまった。
「ごめんな」
「めちゃくちゃ心配したんだよ!」
暫く二人で手を繋いで泣いていた。
♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'☆.:*:・'♪.:*:・'゜
「僕達って、ホント色々あるね」
少し落ち着いた僕はそう凌二に言った。
「だな。でもさ、会えなかった時間、お互い自分の気持ちを確認できたよな?」と凌二は涙を拭きながら、僕に聞いてきた。
「そうだね。僕は単純だからさ、やっぱり凌二を愛してる」
「俺も奏と一緒に生きていきたい」
凌二はそう言うと僕の腕を引っ張った。
僕は凌二の隣に座り直して肩に寄りかかった。
「僕達、これからも色々消化しないといけない事があると思うけどさ、想いは同じだよね?」
「そうだな。消化する上で喧嘩するかもしれないけど、俺は奏をもう悲しませたりしないって約束する」
「絶対だよ」と僕は凌二の手を握りしめた。
すると凌二はテレビ台を指さして、
「一番上の引き出し開けてみて」と、言った。
僕は言われるままに引き出しを開ける。そこには小さな包みが入っていた。凌二の方を見ると、
「それ持って来てよ」と言われたので、その包みを持って、再び僕は凌二に寄りかかるように隣に座った。
「開けてみて」と促されるまま、僕はその包みを開けてみた。
リングが2つ並んでいる。
僕は思考が追い付かず、凌二を見た。
「本当はクリスマスに渡したかったんだ」
そう言って凌二はリングを1つ取り、
「奏、俺とずっと一緒に居てくれないか?」と言った。
僕は全く想像していなかった事が目の前で起こってしまっていて、何も言えず何も出来ず、ただリングと凌二を交互に見る事しか出来なかった。
「奏のこの先の人生、俺も一緒に歩んで行ってもいい?」と凌二は優しい目を僕を見つめながら言う。
やっと僕はリングと凌二の言葉の意味を理解し、彼に抱き着いて、
「いいよ。一緒に凌二と生きていきたい」と言った。
あんなどん底を味わって、まさかこんな幸せな出来事が待っているなんて思いもよらなかった。恋愛の神様は、僕たちに試練を与えただけで、引き離そうとしたわけではなかったんだ。
互いに指輪交換をして、嬉しさと幸せを噛みしめていた。
暫くして、
「僕もさ、クリスマスをやり直したいんだけど。ケーキはもう食べられないけど、あの日凌二のために高いシャンパン買っちゃったんだよね」と言った。
「じゃぁ、改めて正式にパートナーになったお祝いと、俺の快気祝いっつーことで、今すぐ持って来てよ」と凌二は前のめりで言った。
「何か、ちょっとムカつくんだけど……」
僕たち__
俺たち__
二人の恋に、終わりなんてない__
もう一度、二人の恋を始めようと思います♡
【僕の恋の始まりと終わり END】
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