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第一章 異世界転生
第九話 猫の人形β
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「リンタール、進み具合はどうですか?」
カドルホスさんの問いに、俺は朝食のパンを詰まらせる。
「おや大丈夫ですか。水を……」
出された水を飲んで落ち着く。しかし、さっきの質問の答には窮する。何故ならば、まだ一向に出来ていないからだ。
「いや、まだ……です。なかなか難しくて」
「ふむ、そうですか。まあ今までのものと違って人形ですからね。やはり勝手が違うようですね」
「はい。中々思うようには……」
ジョンソンさんのパン屋に行ってから三日が経っていた。あれから猫の人形を作るために何度もモデリングを試みていたが、一向にうまく行っていなかった。
正確なモデリングをするためには通常三面図を使う。正面、横面、上面の分かる図や写真をBlenderで取り込んで、その図に合わせてメッシュを配置していく。
今回作ろうとしているのは猫の顔を持った人形だが、これについても多分三面図を使ったほうがいい。猫の顔は曲線的なので、感覚だけで作ろうとしても中々うまくいかないのだ。絵が上手な人や彫刻をやっている人は三次元的な立体物の形を捉えられそうだが、しかし、俺にはそんな才覚はない。
絵を見ながら作業はしているのだが、Blenderに取り込んで作業するのとは勝手が違う。それに俺の書いた絵はお世辞にもうまいとは言えないので、そもそも当てにはならない。根本的な問題として俺は猫を飼っていたわけでもないし、そんなに猫の顔の事が分かっているわけでもないのだ。
八方塞がり。どうにもならないという感じだった。しかしやると行った手前、やらねばならない。せめて誰かに助言を貰えればいいのだが、カドルホスさんもグビラさんも絵は苦手だと言うし、頼れる人がいなかった。
せめてBlenderの中に画像を取り込むことができればいいのだが……。
「水車は作れるのに猫の人形は作れないというのも不思議なものだな」
グビラさんが食後の牛乳を啜りながら言った。グビラさんは俺たち三人の中で食べるのが一番早い。食後のおやつを食べ終わる時間が、俺達の食事が終わるのと同じくらいだ。
「水車は四角とか丸とか棒とか、単純な構造の組み合わせだから楽なんですよ。枚数を張り合わせるだけだから。でも猫の顔となると曲面だから、うまく作るのが難しいんです」
「ふうん。それならわしが作ったほうが早いかもしれんな」
「作るって、何をですか?」
「猫の人形だよ。木彫りなら、ノミがあるから作れる」
「え、そうなんですか! じゃあ……グビラさんが作ったほうがいいんじゃ……」
「何を言っとる! 請け負ったのはリンタールじゃろ。わしがやったらリンタールの仕事にならん。しかし……困っているようなら手助けするのは吝かではない。顔を作るのが難しいのか?」
「はい。何度やってもいまいち猫って感じにならないんです。得体のしれない平べったい生物になってしまって……」
「得体の知れない……ふむ。じゃあ顔だけでも作ってやろうかの。それを参考にするといい」
「本当ですか! ありがとうございます」
希望が見えてきた。手本があるのならなんとかなりそうだ。
「これは……何じゃあ?」
グビラさんが自分の掘った木彫りの人形を見て言った。何じゃあはこっちのセリフだ。
それは得体の知れない生物だった。なんだこのぶっさいくなのは。無駄に目が二重まぶたで余計変だ。あとたらこ唇。俺と同じ、いや、俺よりひどい。
「おっかしいなあ? 猫くらい簡単に作れると思ったんじゃが、なかなか難しいのう。特に額から頬にかけてのこの曲線が……」
俺と同じようなことを言ってる。駄目だ。参考にならなかった。
「まったく……期待しただけ損だった」
「何じゃと! 失礼な!」
グビラさんはカッと目を見開き俺を睨む。よく見るとこの人形と目が似ている。
「だってこれ……俺よりひどいですもん」
「ぬう! もう知らん! 勝手にせい!」
頭から湯気を出さんばかりに顔を赤くし、グビラさんは作業小屋を出ていった。怒らせてしまったがしょうがない。だってひどいんだもの。
「うーん、でも立体物が実際に手元にあるとちょっと違うな。ここを……もっと角度をつければいいのか」
この人形自体はイマイチだが、逆に言えばイマイチな点を修正すれば何とかなりそうだ。あとでグビラさんにお礼を言っておこう。
あとはこれをBlenderに取り込めれば作業は楽になるのだが、デジカメがあるわけでもないし。いや、デジカメがあっても俺の脳内に取り込めないから同じか。スクリーンショットみたいにできればいいんだが。
「……ひょっとして出来るのか?」
Blenderにもスクリーンショット機能があるのか? しかしショートカットを知らない。Windowsのなら分かるんだが……。
「やるだけやってみるか……」
出来なかったとしても失うものはなにもない。俺は試してみることにした。
Windowsの場合はWin+シフト+Sで任意の場所を切り取れる。Winキーなんてどこにあるんだ? そもそもOSなんて概念があるのか。しかし……何かあるような気がする。これはいけるのでは……?
Win+シフト+S。これは……目の前が少し暗くなった。そして意識を集中しグビラさんの掘った人形の周りを選択する。出来た……?
これで……クリップボードに入ったのか? 違うな。別のところにある。脳みそをめくるような感覚。内側へ。内側へ……。
Blenderで画像を追加……何だこれは?奇妙な……空間、領域がある。ここに……あった。さっき切り取った画像だ! ここが俺の脳のマイドキュメントなのか? 画像フォルダ? よく分からんがこれを取り込んで……表示された!
俺の目の前のBlender領域に画像が表示された。拡大縮小も出来る。これで三面図を扱える! なんて都合がいいんだ!
よし、これで作業が随分楽になるぞ。
正面は撮ったから、あとは左側面と上面だ。切り取って、保存して、読み込んで……これでいいぞ。あとは画像の方向を合わせて交差させて、それぞれの方向から見た時に参照できるように配置する。
あとは写真に合わせてメッシュを作っていけばいい。
まずは中心となる目だ。最初に平面を出して、目の半分くらいに縮小。目頭付近に配置する。そしてモディファイアーからサブディビジョンサーフェス。そしてミラーをかけて、これで左右が同じように作れる。
まずは顔の正中線の輪郭から。平面の下の辺を選択し、ビューを左側面に切り替える。Eで下に押し出して、鼻や口の輪郭に沿って屈曲点ごとに押し出していく。これで目頭から首の辺りまで作っていく。
次に顔の側面の輪郭。頭頂部の面の右の辺を選択し、ビューを正面に変更。Eで押し出しをして輪郭を作っていく。頭部を四つ、耳から顎にかけても四つくらいの面で作る。
次は目。目頭部分の面の右端の辺を選択し、Eで押し出して左目を作る。面の数が、目頭は一つ、目の上部と下部は三つずつになるように押し出していく。そして目尻部分の面を押し出して作り、頂点をMでマージ、結合してつなげる。これで目の形が出来た。
つづけて口だ。唇のところでVでメッシュを切る。上唇と下唇を目のときと同じように横方向に辺を押し出していく。端部で頂点を選択してMでマージ。選択したままビューを上方に切り替え、Gで唇の端を顔の内側に移動させる。
これで輪郭と目、口ができた。あとは目と口の間をつないで頬を作り、その面を後頭部にまで伸ばしていく。最後に面を繋げる時に数が合うように、面の数は注意して作る。
大体の形が出来たので、グビラさんの人形のブサイクな部分を改善していく。
耳が離れすぎている。目はでかい。口もでかい。鼻から頬にかけてのカーブを修正。これで……随分猫っぽくなった。
とりあえず顔はこれでいいや。
良かった。何とか完成させられそうだ。これというのもグビラさんの人形のおかげだな。そしてスクリーンショットのおかげだ。
そして二日後の夕食後、俺は完成した猫の人形を二人に見せた。
「これは……」
「猫……ですかね」
二人の言葉には困惑の色があったが、それもそうだろう。よく出来たと思っていたのだが、実際レンダリングしてみるとこれじゃない感じが強い。
しかし猫だと言われれば猫と感じられる程度には猫だ。スーツを着ていて、手にはバゲットを持っている。猫のパン屋だ。
「ジョンソンが果たして納得してくれるかのう……」
「まあ……印象には残るんじゃないでしょうか。パン屋というのも伝わりそうですし」
「なんとかやってみたんですがこれが限界でした」
偉そうに言えたことではないが、これが俺の限界なのは確かだ。何かが違うことは分かるのだが、何をどうすればいいのかは分からない。せめてグビラさんの作ってくれた人形が完璧であれば。
「ふむ……しばらく見ていると何だか慣れてきました。これは猫ですよ」
「そう……ですな。猫に違いありますまい」
二人は笑った。俺もとりあえず笑っておいた。
カドルホスさんの問いに、俺は朝食のパンを詰まらせる。
「おや大丈夫ですか。水を……」
出された水を飲んで落ち着く。しかし、さっきの質問の答には窮する。何故ならば、まだ一向に出来ていないからだ。
「いや、まだ……です。なかなか難しくて」
「ふむ、そうですか。まあ今までのものと違って人形ですからね。やはり勝手が違うようですね」
「はい。中々思うようには……」
ジョンソンさんのパン屋に行ってから三日が経っていた。あれから猫の人形を作るために何度もモデリングを試みていたが、一向にうまく行っていなかった。
正確なモデリングをするためには通常三面図を使う。正面、横面、上面の分かる図や写真をBlenderで取り込んで、その図に合わせてメッシュを配置していく。
今回作ろうとしているのは猫の顔を持った人形だが、これについても多分三面図を使ったほうがいい。猫の顔は曲線的なので、感覚だけで作ろうとしても中々うまくいかないのだ。絵が上手な人や彫刻をやっている人は三次元的な立体物の形を捉えられそうだが、しかし、俺にはそんな才覚はない。
絵を見ながら作業はしているのだが、Blenderに取り込んで作業するのとは勝手が違う。それに俺の書いた絵はお世辞にもうまいとは言えないので、そもそも当てにはならない。根本的な問題として俺は猫を飼っていたわけでもないし、そんなに猫の顔の事が分かっているわけでもないのだ。
八方塞がり。どうにもならないという感じだった。しかしやると行った手前、やらねばならない。せめて誰かに助言を貰えればいいのだが、カドルホスさんもグビラさんも絵は苦手だと言うし、頼れる人がいなかった。
せめてBlenderの中に画像を取り込むことができればいいのだが……。
「水車は作れるのに猫の人形は作れないというのも不思議なものだな」
グビラさんが食後の牛乳を啜りながら言った。グビラさんは俺たち三人の中で食べるのが一番早い。食後のおやつを食べ終わる時間が、俺達の食事が終わるのと同じくらいだ。
「水車は四角とか丸とか棒とか、単純な構造の組み合わせだから楽なんですよ。枚数を張り合わせるだけだから。でも猫の顔となると曲面だから、うまく作るのが難しいんです」
「ふうん。それならわしが作ったほうが早いかもしれんな」
「作るって、何をですか?」
「猫の人形だよ。木彫りなら、ノミがあるから作れる」
「え、そうなんですか! じゃあ……グビラさんが作ったほうがいいんじゃ……」
「何を言っとる! 請け負ったのはリンタールじゃろ。わしがやったらリンタールの仕事にならん。しかし……困っているようなら手助けするのは吝かではない。顔を作るのが難しいのか?」
「はい。何度やってもいまいち猫って感じにならないんです。得体のしれない平べったい生物になってしまって……」
「得体の知れない……ふむ。じゃあ顔だけでも作ってやろうかの。それを参考にするといい」
「本当ですか! ありがとうございます」
希望が見えてきた。手本があるのならなんとかなりそうだ。
「これは……何じゃあ?」
グビラさんが自分の掘った木彫りの人形を見て言った。何じゃあはこっちのセリフだ。
それは得体の知れない生物だった。なんだこのぶっさいくなのは。無駄に目が二重まぶたで余計変だ。あとたらこ唇。俺と同じ、いや、俺よりひどい。
「おっかしいなあ? 猫くらい簡単に作れると思ったんじゃが、なかなか難しいのう。特に額から頬にかけてのこの曲線が……」
俺と同じようなことを言ってる。駄目だ。参考にならなかった。
「まったく……期待しただけ損だった」
「何じゃと! 失礼な!」
グビラさんはカッと目を見開き俺を睨む。よく見るとこの人形と目が似ている。
「だってこれ……俺よりひどいですもん」
「ぬう! もう知らん! 勝手にせい!」
頭から湯気を出さんばかりに顔を赤くし、グビラさんは作業小屋を出ていった。怒らせてしまったがしょうがない。だってひどいんだもの。
「うーん、でも立体物が実際に手元にあるとちょっと違うな。ここを……もっと角度をつければいいのか」
この人形自体はイマイチだが、逆に言えばイマイチな点を修正すれば何とかなりそうだ。あとでグビラさんにお礼を言っておこう。
あとはこれをBlenderに取り込めれば作業は楽になるのだが、デジカメがあるわけでもないし。いや、デジカメがあっても俺の脳内に取り込めないから同じか。スクリーンショットみたいにできればいいんだが。
「……ひょっとして出来るのか?」
Blenderにもスクリーンショット機能があるのか? しかしショートカットを知らない。Windowsのなら分かるんだが……。
「やるだけやってみるか……」
出来なかったとしても失うものはなにもない。俺は試してみることにした。
Windowsの場合はWin+シフト+Sで任意の場所を切り取れる。Winキーなんてどこにあるんだ? そもそもOSなんて概念があるのか。しかし……何かあるような気がする。これはいけるのでは……?
Win+シフト+S。これは……目の前が少し暗くなった。そして意識を集中しグビラさんの掘った人形の周りを選択する。出来た……?
これで……クリップボードに入ったのか? 違うな。別のところにある。脳みそをめくるような感覚。内側へ。内側へ……。
Blenderで画像を追加……何だこれは?奇妙な……空間、領域がある。ここに……あった。さっき切り取った画像だ! ここが俺の脳のマイドキュメントなのか? 画像フォルダ? よく分からんがこれを取り込んで……表示された!
俺の目の前のBlender領域に画像が表示された。拡大縮小も出来る。これで三面図を扱える! なんて都合がいいんだ!
よし、これで作業が随分楽になるぞ。
正面は撮ったから、あとは左側面と上面だ。切り取って、保存して、読み込んで……これでいいぞ。あとは画像の方向を合わせて交差させて、それぞれの方向から見た時に参照できるように配置する。
あとは写真に合わせてメッシュを作っていけばいい。
まずは中心となる目だ。最初に平面を出して、目の半分くらいに縮小。目頭付近に配置する。そしてモディファイアーからサブディビジョンサーフェス。そしてミラーをかけて、これで左右が同じように作れる。
まずは顔の正中線の輪郭から。平面の下の辺を選択し、ビューを左側面に切り替える。Eで下に押し出して、鼻や口の輪郭に沿って屈曲点ごとに押し出していく。これで目頭から首の辺りまで作っていく。
次に顔の側面の輪郭。頭頂部の面の右の辺を選択し、ビューを正面に変更。Eで押し出しをして輪郭を作っていく。頭部を四つ、耳から顎にかけても四つくらいの面で作る。
次は目。目頭部分の面の右端の辺を選択し、Eで押し出して左目を作る。面の数が、目頭は一つ、目の上部と下部は三つずつになるように押し出していく。そして目尻部分の面を押し出して作り、頂点をMでマージ、結合してつなげる。これで目の形が出来た。
つづけて口だ。唇のところでVでメッシュを切る。上唇と下唇を目のときと同じように横方向に辺を押し出していく。端部で頂点を選択してMでマージ。選択したままビューを上方に切り替え、Gで唇の端を顔の内側に移動させる。
これで輪郭と目、口ができた。あとは目と口の間をつないで頬を作り、その面を後頭部にまで伸ばしていく。最後に面を繋げる時に数が合うように、面の数は注意して作る。
大体の形が出来たので、グビラさんの人形のブサイクな部分を改善していく。
耳が離れすぎている。目はでかい。口もでかい。鼻から頬にかけてのカーブを修正。これで……随分猫っぽくなった。
とりあえず顔はこれでいいや。
良かった。何とか完成させられそうだ。これというのもグビラさんの人形のおかげだな。そしてスクリーンショットのおかげだ。
そして二日後の夕食後、俺は完成した猫の人形を二人に見せた。
「これは……」
「猫……ですかね」
二人の言葉には困惑の色があったが、それもそうだろう。よく出来たと思っていたのだが、実際レンダリングしてみるとこれじゃない感じが強い。
しかし猫だと言われれば猫と感じられる程度には猫だ。スーツを着ていて、手にはバゲットを持っている。猫のパン屋だ。
「ジョンソンが果たして納得してくれるかのう……」
「まあ……印象には残るんじゃないでしょうか。パン屋というのも伝わりそうですし」
「なんとかやってみたんですがこれが限界でした」
偉そうに言えたことではないが、これが俺の限界なのは確かだ。何かが違うことは分かるのだが、何をどうすればいいのかは分からない。せめてグビラさんの作ってくれた人形が完璧であれば。
「ふむ……しばらく見ていると何だか慣れてきました。これは猫ですよ」
「そう……ですな。猫に違いありますまい」
二人は笑った。俺もとりあえず笑っておいた。
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