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第2部
驚愕事態、発生(攻防編)
しおりを挟む――髪の毛、入ってんだけど。
この言葉を聞いた時、葵は瞬時に「あり得ない」と思った。
未だかつてなかったことだ。飲食店において、絶対に犯してはならない過失失態の最上項―― “異物混入” 。
しかし、葵はすかさず自分が店長であることを告げ、深く頭を下げた。
『敦房』のアルバイト時代にも、そしてクロカワフーズに入社してからも何度となく教えられてきた。
――どんな時でも何があっても、お客様には誠意を持って――
丁重にお詫びすると同時に、葵は迅速に対応することに全力を掲げた。
差し出された皿をひとまず下げ、佐々木チーフに事のあらましを素早く伝える。そして、例のカップル客のテーブルに戻り、再び頭を下げお詫びの言葉を尽くした。
店長である葵は、彼らが何を望むのか……新しい料理の作り直しか、それともデザートなどでの口直しか、もうこれ以上の給仕は望まれていないのか……素早く客の意向を酌み取らなければならない。
まだ店は忙しい時間帯で他の客もいる。できるだけ騒ぎは穏便に済ませたい。篠崎と池谷に他を任せ、葵はカップル客への対応に徹した。
我関せずといった顔で椅子に背を預ける女性は、先ほどの一声以降、ほとんどしゃべらなかった。むっつりとした顔で葵の詫びに対し難癖をつけたのは、向かいに座るキャップを被った男性の方だ。
……ここってあの『櫻華亭』の姉妹店なんだろ? 何あれ、挽肉の中に入りこんでたじゃん。散々待たされてこれじゃあ、馬鹿にされてんのかって思うぜ? クロカワフーズも落ちたもんだよな……
特に声を荒げる様子はなかったが、しつこく何度も繰り返し苦情を訴えられた。
新しく作り直す旨を申し出ても「もう食べる気なんか失せたよ」
デサートや飲み物などの勧めにも「俺たちが食いに来たのは料理なんだよ」
為すすべもなくただただ頭を下げる葵に「謝るだけじゃ誠意は伝わらないよ」
埒の明かないやり取りに、葵は心中焦りを感じながら、同時に、彼らが求めているのは “誠意” ――つまり “金銭” なのではないか、と思い当たった。
――が、これは店側から口に出してはいけないのである。
もちろん、不備のあったメンチカツレツの代金を頂くわけにはいかない。仮に作り直した場合も、デザートや飲み物を出した場合も、こちらに不備があった以上、支払いは一切頂くことはない。
しかし、例えば病院の治療代であったり、クリーニング代であったりという、実際に客側が実費で出した場合(もしくは出すことが前提となる場合)でなければ、店側はプラスアルファの金銭を出してはいけない、と教えられている。無論、慰謝料と称して求められた場合も当然、それに唯々諾々と従うのは絶対にNGだとされている。
「――クロカワフーズさんの見せる誠意って、そんなもんなの?」
もう何度目になるのか、この客が口にする “誠意” は、一向に具体的な何かを示すことがない。店長である葵の口から、自発的に “何か” が出るのを待っているのか。
頭を下げながら、葵は完全な八方塞がりをひしひしと感じた。
……裏にまだいるはずのマネージャー二人に、助けを請おうか。
いくら店長という肩書を背負っていても、若干二十三、四歳そこらの若僧、しかも女では、客の怒りは収まらないのかもしれない。ビシッとしたいかにも管理者然とした人物が対応に当たるだけで、客の心情は変わるかもしれないのだ。
葵が、そう判断して口を開きかけた時だった――
「――ねぇ、それ、ホントに入ってたの?」
隣のテーブルに座る片倉が、首を伸ばしてこちらを覗き込んでいる。
キャップを被った男性と茶髪の女性は、突然割り込んだ第三者の声にギョッと驚いたようだった。
「さっき俺、トイレに立った時、お宅らの脇を通ったんだけど、ビニールの小袋、見えたんだよね。チャック付きの。中身ははっきり見えなかったんだけどさ、俺、ヘンな薬でも入ってんのかなってちょっと気になってたんだ。ずいぶんコソコソしていたし。あれって……何が入ってたの?」
「か、片倉さんっ……」
何だかとてもマズイ気がする。葵は焦って片倉を止めようとしたが、その前に例のカップル客二人が、思ってもないほど過剰に反応した。
「……そりゃ、どういう意味だよっ!」
「し、失礼ねっ……そんなことするわけないじゃないっ」
明らかに動揺を見せる二人。固唾を呑んで様子を窺っていた周りの客の目にも、胡散臭さが一様に宿る。
片倉の連れと言えば、一人は「あーあ、言っちゃった」と肩をすくめ、赤い顔をしたもう一人はニヤニヤと事の成り行きを楽しそうに見ている。
どうしよう、マズいヤバいマズい……と一人慌てふためく葵をよそに、片倉は不敵な笑みを浮かべて「ねぇ葵ちゃん、まだ捨ててないよね、さっきの」と言う。
言いながら葵の返事も聞かず、片倉は再びカップル客に顔を向けた。
「じゃあさ、その髪の毛、調べてみようよ。お宅らが頼んだのってメンチカツ、だっけ? 挽肉の中に入りこんでたって言ってたよね? ということは、髪の毛も一緒に揚げられたってわけだ。人間の髪の毛って主にタンパク質で形成されてんの、知ってるよね? だから二百度近い温度の油に一度でも入ったんならすぐわかるよ? 俺の友達で食品分析の研究所に勤めているやつがいるから頼んであげるよ。その髪の毛がさ、もし熱変化していなかったら……いつどこで、挽肉の中に入りこんだんだろうね?」
挑むような視線の鋭さに、葵さえも一瞬息を呑んでしまう。
そのわずかな逡巡から、真っ先に立ち上がったのはキャップを被った男性だ。
「も、もういいっ! 帰るぞっ!」
椅子を蹴り倒す勢いで立ち上がり、憤然と店の玄関に向かう男性を、「ま、待ってよっ!」と茶髪の女性があたふた追っていく。
葵が引き止める間もなく、二人はドアベルを派手に鳴らして店から出て行った。
レジ裏のドアから怪訝な顔をしたスーツの男性二人が出てきたのは、まさにその時だ。
ドアベルの余韻と、店内の異様な雰囲気を咄嗟に感じ取ったのだろう。柏木がすぐそばにいた篠崎に小声で問いかける。
一方の侑司は、射るような目線を真っ直ぐ葵に向けた。
* * * * *
ディナークローズ後の厨房内。
限界まで張りつめた空気が、今にもパンッと弾けてしまいそうだ。
そんなビンビンする空気の中、ステンレス台の上に置かれた一つの皿を囲むようにして佇んでいるのは、侑司と柏木、そして葵と佐々木、遼平の五人だ。他のアルバイト、篠崎と池谷、そして吉田の三人はすでに帰してある。
「――で、今日の肉種仕込みはどなたが請け負ったんですか?」
静かだが鋭い声音で詰問する柏木に、わずかな沈黙の後、声が上がった。
「――自分です」
手を上げたのは遼平だ。
普段あまり表情を出さない遼平も、さすがに今は強張った顔をしている。
柏木はこれ見よがしに溜息を吐き、そして葵に向かって「断定はできませんが……アピアランスのチェック体制をもう一度、徹底しなおす必要がありますね」と眼鏡のレンズを光らせる。
葵は何とも言えず奥歯を噛みしめるしかない。
未だ捨てられず残してあるその冷たい皿は、メンチカツレツの食べかけだ。
崩された残骸の中に確かに存在するその異物は、長さで言えば三~四センチほどのピンと張った黒髪。
柏木が暗に示唆するのは、仕込みをした遼平の髪の毛なのでは?ということなのだろうが、元々肌の色が白い遼平の髪は、ほんの少し色素が薄めで柔らかなくせ毛だ。葵の目には到底、遼平の髪の毛には見えない。かといって他の誰かの髪とも思えなかった。
そもそも、指摘されたアピアランス(業務時の身支度管理)において、厨房に入る人間は必ずコック帽を被る決まりだ。仕込みの時も賄い調理の時でさえきっちり被る。
さらに言うならば、コック着もコック帽も専門のクリーニング業者に頼んでおり、必ずクリーニング済みものを着用するため衛生的に問題があるとは思えない。厨房の人間以外はやみくもに厨房エリアへ入ることも禁じられているし、最後の清掃業務は日々怠ることはない。――どうしても、仕込み中に髪の毛が入りこむなど考えられない。
皿の中の異物を前に、葵の頭にはそれを否定する言葉ばかりが浮かぶ。
それに……と葵は、置かれた皿を苦々しく見つめる。
二つ盛られた小判型のメンチカツレツは、醜いほどに崩され原型をとどめていない……店の誰かがそうしたのではない、あの女性が葵に向かって皿を突き出した時、すでにこうなっていたのだ。
――おかしい、と思う。
仮にも女性が、こんな食べ方をするだろうか。
しかも、崩されてはいるが量的にはさほど減ってない。まるで食べる気などなかった人間が、手遊びついでに料理を蹂躙したかのように、葵の目には映った。
尚且つ、すでに片付けられているが、男性のメイン皿も妙だった。彼の方は逆に出された時とほとんど変わらず、手が付けられていたのはわずかほんの二、三口といったところだっただろうか。料理を運んでから三十分は経っていたのに。さらに言えば、二人ともライスは手つかずだった。
――やっぱり、おかしい。
再びしんと訪れた沈黙の中、侑司が口を開いた。
「水奈瀬、もう一度その時の状況を説明しろ。お前が見たままでいい」
かっちりと合った視線はまるでスキャニングするかのようだ。
葵は丹田に力を込めて「はい」と口を開いた。
例のカップル客が店に来店してから帰っていくところまでを、葵は思い出す限り順を追って説明した。
彼らが入口で待った時間は十~十五分程度、案内したのは篠崎で、そこに不手際はなかったこと。オーダーを取ったのは自分で、その時の彼らの様子と自分の受け答え。料理を運んだ池谷も同様に問題なく給仕したこと。ちなみに彼は「少なくとも見える範囲ではそこに髪の毛なんか混入していなかった」と証言していることも伝えた。
それから、女性に呼ばれて髪の毛が入っている旨を告げられたこと、男性がそれについて訴えてきた苦情の数々。
隣のテーブルにいた片倉が介入した件は、実はあの後、片倉本人が侑司と柏木に説明してくれたのだが、そこももう一度、葵の見たまま聞いたままを説明した。
そして最後に、葵は言うか言うまいか一瞬迷ったが、やはり言うべきだと判断して自分の見解を述べた。
「これは私の主観ですが、あのお客様が入ってきた時から、どこかおかしいな、と感じていました。後から篠崎くんと池谷くんに聞いたことですが、彼らも同じく何らかの違和感を抱いていたということです。……上手く言えませんが、あの方たちは……食事を楽しみに待つお客様の顔ではなかった、気がします……」
「……わかった。つまり……お前の目には、これが “虚言” だと、映ったんだな?」
侑司の静かな問いに、葵は迷う。迷った末、しっかりと侑司を見て頷いた。
「……断定は、できません……でも、その可能性は捨てきれません。あのお客様には……申し訳ありませんが……」
葵を見つめたまま、侑司は黙って何かを考えている。
見つめ合う二人を断ち切るように、「待ってください」と、柏木が声を上げた。
「水奈瀬さん、貴女、自分が何を言っているかわかっていますか? 確かに、貴女の話からしてその可能性も否定はできません。――が、仮にもギャルソンである我々は、客を疑うなど以ての外、……わかりますか? 我々はどんな理不尽なことでも、まずはゲストの言い分が正しいとする前提で対処しなければならないのです。それがギャルソンの仕事であり、矜持でもあるのですよ」
「そ、それはわかっています! でも……でも、どうしてもおかしいと思うんです! 私だってお客様を疑いたくはありません! それでも、私はうちの店の料理人を信じます! こんなこと、今まで一度だってなかったことです!」
「一度もなかったことが今回起こりえなかった、と証明できますか? 貴女は彼が仕込みをしている間、ずっと監視していましたか? そこに異物はなかったと断言できるのですか? まして貴女は、そのゲストが故意に異物を混入させた現場を見たのですか? クレームがついた時点で、我々に非があったも同然なのですよ!」
足元の床がガクンと揺れた気がした。
――クレームがついた時点で、こちらの非となる……?
そうなのだろうか……そうなのかもしれない……でも、でも……
握りこんだ指先の感覚がなくなり、噛んだ唇に錆びた味が滲んだ。
何も言い返せなくなった葵を、さらに柏木が追い詰めようと口を開きかけた時、もう一つの声が割り込んだ。
「――非があるってぇなら、全部、俺ンだな」
それまで少し離れた場所で、腕を組み一言も発さず大型冷蔵庫にもたれかかっていた佐々木が、気怠げな声を上げる。
「……佐々木チーフ、何を――、」
と言いかけた柏木を、佐々木はフン、と鼻で笑って遮った。
「その肉種を丸めて揚げたのは俺だ。そこに不備があったんなら、一切合財俺の責任だ。上にもそう報告しとけ」
「……チーフ。事態を早々に収めたい気持ちはわかります。しかしながら今後こういう事態が二度と起きないよう、しかるべき対策を立てておくことが重要なのです。……もし万が一事が公になった場合、わが社の信用問題にも関わります。ここは徹底して原因究明を――、」
「――……っるせぇんだよっ!」
――ガッッ!と、傍にあった可燃ゴミ用の空のポリバケツが、思い切り蹴り飛ばされた。
唖然とする一同の中、佐々木は問題となっている食べ残しの皿を乱暴に引っ掴むと、そのままもう一つの生ゴミ用ポリバケツの中に皿ごと思い切り投げ入れる。
「俺らの仕事は “調理” だ。精魂込めて仕込んだ料理を最高の状態で客に食べてもらう。……それが俺らの仕事だ。その料理に異物が入ってたってんならそれは全部、料理長やってる俺の責任だ。てめぇの矜持なんざ知ったこっちゃねぇが、こっちにだって誇りがあんだよ。世間様の評判が気になんなら俺一人を切れ。遼平も他の奴らも、いっさい名は出すな。――それが俺の “矜持” だ」
そう言い捨てると、佐々木は背を向けて事務室に入っていく。
「――遼平、けぇるぞ。さっさと着替えろぃ」
呼ばれた遼平は一瞬躊躇しつつも、残った三人に潔く一礼して、佐々木の後を追った。
残された三人は凍りついたように立ち尽くす。
そして、葵はこみ上げてくる震えを必死に堪え、静かに動いた。転がったポリバケツを戻し、もう一つのポリバケツの中から投げ入れられた皿をそっと取り上げる。
――よかった、割れてない。お皿に罪はないもんね。……このメイン皿、結構値が張るし。
洗い場の水道を強く出し、唇を噛みながら、その皿を洗った。
――佐々木チーフが怒鳴るなんて、初めて見た……
流れる水音に隠れるように、葵は小さく鼻をすすった。
侑司は、洗い場に立つ葵の背中を黙って見ている。
そんな二人を交互に見やり、柏木は溜息交じりに呟いた。
「……私にどうしろと言うんですか……まったく、嫌な予感しかしませんよ……」
――そして、柏木の “嫌な予感” は、見事命中することとなる。
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