突然変異でスキルシーフというジョブを身に着けた僕はスキルを切り売りして細々と生活していきたいと思います

モッフン

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五盗

ある日森で騎士様に出会った!?

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「で…もう一週間経つけどいつ三人目のスタッフ見つかるの? 
このままじゃあたしら食いっぱぐれちゃうわよ?」

「わかってるよ、だからこうやって町中で募集を‥」

 とはいったもののメルの言う通りだ、もう一週間もろくな仕事になってない‥姉ちゃんに世話になりっぱなしだ
 これでは無職店長になってしまう、なんとかせねば。

「‥‥店長、あたし思うんだけど、[町中]ってのがいけないんじゃない? よくよく考えたらこんな片田舎にパラディンが来るとも思えないし‥あたしらから出向いたほうが‥‥」

「まぁそうは言っても、騎士様が立ち寄る町なんざ王都だぞ? 山道を迂回するようだし‥大丈夫なん?」

 「山がダメなら‥森よ! [ハースヴェルクの森]なら河の下流を辿れば自ずと王都からほど近い集落に辿りつくはず‥猛獣出たらよろしくね?」

 やっぱそうなるよなぁ、まぁ当然といえば当然か。

 こうして俺とメルは森を目指して平原に出たが、森に入る前にメルにも見せておくか、俺の[特異]な力を。

「そういやメルにはまだ見せてなかったな、俺のスキルを盗むスキルを
とりあえずそこのギガスコングで」

「ギガスコング‥凶暴、その巨体から放たれる拳は鉄をも砕く‥‥リック危ないよ! 
いくら盗めるっていってもこんなの相手にしちゃ」

 メルが俺を皮肉った店長じゃなくて名前で? 心配かけちまったな、よしっ パパっとスキル盗んで逃げ‥なに?

「うわわーーー?」

「リック! もぉ、だから言ったじゃない! バカ店長!」

 ヤツの動きはその巨体に反して物凄く速かった、もうダメかと思った‥だがその拳が降りることはなかった。

「大丈夫ですか? 可愛いお嬢さんに、おっちょこちょいな店長さん」


 俺の前にはいかにも騎士って感じの爽やかナイスガイが盾でコングの拳を軽々と弾いてるのであった。
 わかる、この男は強い、それも魔王を倒せるくらいに、けどなんで俺を店長と? 情報で聞いたのかな?

「君! ぼぅっとしないで早く! 仕入れてるんだろ? スキルを」

 なんのことか分からないがせっかくできた機会だ、今度こそ。

「どこの騎士様かわからんが、手助けありがとうございまぁーーす!」

 俺は超集中でコングの拳[ギガンテハンズ]が来るじゃすとタイミングでスキル強奪を発動した
 なんとか成功したみたいだ、コングはやはり慌てている。

「もぉー! なに心配かけてんのよ! あんた死んだらシャリィさん‥店長のお姉さんが悲しむんだからね、バカ!」

「‥あぁ、悪かったよ、反省する」

 きっとこの子はあまり人と交流しないで生きてきたのだろう、彼女なりの優しさではあることはもちろんわかっている‥‥さてと、騎士様の視線が気になるな‥‥問うてみるか。

「あの‥あなたは‥」

「私は見ての通り騎士をしてます、名をレーシェス・ジークン
少し前から噂は聞いてましてね、ようやく見つけました、[スキルtheリック]オーナー、リックさん」























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