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第6章
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気付いた時、医務室にいるはずだと思った。倒れた記憶はあったし、生徒会の誰かが発見したら運んでくれるとは思っていたから。
でも、それにしては視界に入る景色に違和感があった。
「ーーー天蓋?」
視界のは端に見えるのは支柱とそこに括り付けられた天蓋。自室にもなかった景色に頭の中でアラートが鳴る。
とりあえずは状況確認が大切だと、ゆっくりと体を起こして周囲を見渡した。
「どこよ、ここ?」
まるで知らない空間だ。ただ、天蓋を始めとしたインテリアの其々で格調高い部屋なのは分かる。
自分が横になっていたこのベッドが天蓋付きだし、ソファーもテーブルも壁紙さえ視界に入る全てが高価なのが分かる。だって何度か入ったことのある宮殿のクライブ殿下の部屋に似ている。
そう気付いた私に声がかかった。
「大丈夫ですか?」
声の主はロランさんだった。
「あの……」
「生徒会室で倒れているのを見つけてここに運び込みました。医師の見立てでは過労と睡眠不足と過労が原因の貧血では、とのことでしたが」
持っていた水差しとグラスとサイドテーブルに置くと、ロランさんは心配そうに私を見た。
「突然決定した国王陛下夫妻をお招きしてのパーティが負担でしたか。リディアさんは不平不満を口にされないから、うっかり負荷をかけ過ぎてしまっていたのかと、クライブ殿下も反省しておいででした。私も忙しさにかまけて気遣いを怠ってしまって申し訳ない」
「いえっ!負担などではないのです。ただ、自分で自分が少しコントロール出来ていなかっただけで。ご心配をおかけして、こちらこそ申し訳ありませんでした」
ガバリと頭を下げながら、反省した。
忙しかったのは事実だけど、一番負担になっていたのは仕事でも勉強でもない。劣等感と疎外感、それに勝手に卑屈になっていたから。そのせいでうまく睡眠や休息を取れていなかったから貧血で倒れたりなんかしたのだ。ロランさんだって忙しいのに、心配をかけて手間をかけさせて申し訳なくて、下げた頭を上げることが出来ない。
そうやって頭を下げたままの私に小さく息を吐くのが聞こえた。
でも、それにしては視界に入る景色に違和感があった。
「ーーー天蓋?」
視界のは端に見えるのは支柱とそこに括り付けられた天蓋。自室にもなかった景色に頭の中でアラートが鳴る。
とりあえずは状況確認が大切だと、ゆっくりと体を起こして周囲を見渡した。
「どこよ、ここ?」
まるで知らない空間だ。ただ、天蓋を始めとしたインテリアの其々で格調高い部屋なのは分かる。
自分が横になっていたこのベッドが天蓋付きだし、ソファーもテーブルも壁紙さえ視界に入る全てが高価なのが分かる。だって何度か入ったことのある宮殿のクライブ殿下の部屋に似ている。
そう気付いた私に声がかかった。
「大丈夫ですか?」
声の主はロランさんだった。
「あの……」
「生徒会室で倒れているのを見つけてここに運び込みました。医師の見立てでは過労と睡眠不足と過労が原因の貧血では、とのことでしたが」
持っていた水差しとグラスとサイドテーブルに置くと、ロランさんは心配そうに私を見た。
「突然決定した国王陛下夫妻をお招きしてのパーティが負担でしたか。リディアさんは不平不満を口にされないから、うっかり負荷をかけ過ぎてしまっていたのかと、クライブ殿下も反省しておいででした。私も忙しさにかまけて気遣いを怠ってしまって申し訳ない」
「いえっ!負担などではないのです。ただ、自分で自分が少しコントロール出来ていなかっただけで。ご心配をおかけして、こちらこそ申し訳ありませんでした」
ガバリと頭を下げながら、反省した。
忙しかったのは事実だけど、一番負担になっていたのは仕事でも勉強でもない。劣等感と疎外感、それに勝手に卑屈になっていたから。そのせいでうまく睡眠や休息を取れていなかったから貧血で倒れたりなんかしたのだ。ロランさんだって忙しいのに、心配をかけて手間をかけさせて申し訳なくて、下げた頭を上げることが出来ない。
そうやって頭を下げたままの私に小さく息を吐くのが聞こえた。
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