捕まった男は悪童達の手で容赦無くお仕置きされる

五月雨時雨

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捕まった男は悪童達の手で容赦無くお仕置きされる

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麓の町に住む少年達が、持ち主である自分に許可を取ること無く山中に秘密基地を作った。それだけだったなら、男は怒りなどしなかっただろう。自身の幼かった頃を思い出しながら、危険な行動に至らないよう注意しつつ多少のやんちゃには目をつぶっていただろう。
男を怒らせた理由は、悪ガキ共が山を好き勝手に扱い山の所有者である自分の言葉にも耳を貸すこと無く傍若無人を繰り返していたからだ。
菓子の袋を山中に放置する。戯れで木々を傷付ける。これはまだ可愛い方だ。男が立てた危険を知らせる看板を叱責への逆恨みで破壊し、男が住む家屋から見える小さな池を容易に元の状態へは回復出来ぬ形でゴミだらけにするという行為にまで悪童達は及んでいる。
親達に苦情を告げても同類であるが故に全く状況は変わらず、町の方に相談をしても同様に手を焼かされている者達が話を聞いている以上改善への糸口は一切得られない。
もうこれ以上、常識に囚われていては何も解決しない。そう判断した男は、苦渋の決断で秘密基地の撤去を選択した。また作られれば、また撤去する。いずれ再設置を諦めるまでそれを繰り返す道を、男は努力の跡が見える木製の秘密基地にわずかな罪悪感を抱きつつ選び取った。
しかし、そんな男を待っていたのは幼さからは想像も付かぬ程の悪意に満ちた少年達の罠だった。大人の男だからまだ、意識を失うだけで済んだ。仮に少年達と同年代の相手が同じ罠に嵌まっていたら、命を落としても不思議ではない。あまりにも考え無しな、言い換えれば常識外れな罠を秘密基地に用意していた悪童達の思惑に沿って不法侵入者として排除された男は、そのまま意識を取り戻せぬまま悪童達が学校を終え秘密基地にやって来る時間を迎え、その身に屈辱に満ちた拘束をもたらされてしまった。

「おっさん、起きろよ。おーい」
「ん、うぅ……?」

左の頬を緩く叩く衝撃によって意識を覚醒へと導かれた男が、閉じていたまぶたをゆっくりと開く。
そうして開かれた視界に映る少年達の残忍な笑みを認識し自身が罠を受けた事実を思い出した男は、思わず身体を背後に飛び退かせようとした。だが、出来なかった。当然だろう。衣服を剥ぎ取られた裸体に縄を加えられた男の身体はもう、何処にも逃れられず少年達の行動を何一つとして拒めない立場へと追いやられてしまっていたのだから当たり前だ。

「んぐぅっ!? ぶ、んむうぅ!!」
「おー、焦ってる焦ってる」
「色んな道具持ち込んで俺達の秘密基地をめちゃくちゃにしようとした悪いおっさんにぴったりな格好だな。丸出しチ○コが暴れる度にぶるぶる揺れて情けないぜ」

塞がれた口で意味を持たない言葉を間抜けに発しながらもがく男を、有利な立場に立った少年達が愉悦の感情を隠しもせずに嘲笑う。左右の足を折り畳んだ状態に固定させる縄を与えられ、伸ばすことを禁じさせた足の内側に密着させられた手を追い打ちの縄でその位置に縫い付けられた男を作り出した少年達は、床の代わりに敷いた青いシートの上で無様に恥部を踊らせつつ身悶える男を眺めながら、自分達が取ってきた行動を棚に上げた咎める言葉を侮辱の意味を含めた声音で浴びせていく。

「ふぐっ! ぶむぅぅ!!」

嬉々として放たれる声に狼狽を怒りへと変換させた男が黒のテープ越しに解放を欲しても、少年達は動じない。眠っている間に自らが履いていた下着を詰め込まれテープに栓をされた口で強気に唸りながら縄に自由を奪われている裸体をよじらせている男を見下ろす少年達は、無慈悲な興奮を際限無く募らせつつ、一方的な罰を愉しげに宣言し始める。

「悪いことしようとしてお仕置きされてるのに、そんな態度取っちゃうんだ? 馬鹿だね、おっさん」
「自分が今どんな立場にいるのかも分からない馬鹿な雑魚おっさんには、もっときついお仕置きだよ」
「泣いてごめんなさいが出来るまで、たっぷりと反省させてやるからな? 精々頑張って耐えてみろよ、惨めなおっさん」
「っぎゅ!? ふもぉぉっ!?」

少年とは思えぬ巧みな手付きで乳首を撫で、男根を刺激し始めた少年達の責めに困惑と戦慄を膨らませながら。必死で望まぬ快楽を拒絶する縄塗れの裸体を数人がかりでやすやすと抑え込まれ、尻穴にも指を添えられながら。男は悦びを否定し忍耐を試みる様すらも娯楽として堪能されつつ、我慢すらも間に合わぬ速度で流し込まれる快感に屈して乳首を尖らせ、尻穴の収縮と共に男根を勃起へと追いやられていくのだった。
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