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最後の慈悲で男は絶頂地獄へと取り残される

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「うぅっ! んぐっ、ぶぐぅぅ! んーっ! むぎゅぅぅぅぅっ!!」

男根を模した張型を喉近くまで噛まされた口で焦りと怒りに歪んだ唸りを発しても、助けは訪れない。
張型と一体化している黒革のベルトによって全体にまんべんなく屈辱的な圧迫を加えられている頭部を振り乱しながらじたばたと肉体を暴れさせても、男は自分を捕らえた男達が施してくる追い打ちの拘束から決して逃れられない。
圧倒的な人数差に物を言わせて言葉と舌噛みを禁じる拘束を頭部にあてがい、必死に抗う自分をやすやすと地下室に連行した男達に全ての足掻きを無意味な物へと貶められている男はもう、拘束を目的として作られた黒革の衣服を一切の所持品を没収された裸体へと為す術無く着せられていくしか無いのだ。
手の周りを分厚い黒革で取り囲み指の使用を不可能にさせる。そんな機構を有した衣服を上半身に纏わされた男は、左右の肘から手首までの部分を背中で重ねた状態を衣服と一体化した幾本ものベルトによって強要された上に左右の手を包む黒革に接続されたベルト同士を腹部を通る形で結合され、腕の自由を大きく奪い取られてしまった。
手と同じように黒革を厚くあてがうことで指を使い物にならなくさせる仕掛けを持ったズボンを下半身に履かされた男は、ズボンの各所に取り付けられた短いベルト達を締めることで左右の足を太ももから足の甲まで密着させられ、自力では歩くどころか立ち上がることさえままならない状況へと追い込まれてしまった。
手も足も出せない。しゃべることも許されない。悔しげにくぐもった声を放ちながら、地下室の床を形作る剥き出しのコンクリートの上でのたうち回るしか無い。ほぼ全身を閉じ込める拘束のせいで、男は絶望的なまでに選択肢を削ぎ落とされた無様極まりない姿へと変えられてしまった。
けれど、男を捕らえた男達はすでに逃走も抵抗も行えない男に上乗せの拘束を念入りにもたらしていく。腕を縛める上半身の拘束の上から新たに取り出した数本のベルトをきつく巻き付けて腕を暴れさせることさえも困難にさせ、左右の足を繋いだ拘束ズボンの上から上半身と同じようにベルトを執拗に巻いて跡形も無く動きを没収し、爪先部分に位置する金具と頭頂部を通るベルトに付いている金具を鎖で結んで足を後ろに折り曲げ頭部を限界まで反らした苦しい体勢を強要していく。

「うぅ、む、ぐふぅ……うぉ、むおぉ……っ!」

みっともなく床の上で転げ回ることすらも叶わない。爪先と頭部を結合する鎖のせいで、ぐったりと脱力することさえも認められない。
なりふり構わない試行錯誤も制限された男が、隠しきれぬ苦悶と絶望に歪んだ呻きを漏らして気落ちする。そうして諦めに囚われた男の反応を目にした男達は、拘束の上乗せを切り上げると一際醜悪な笑みを浮かべつつ、無駄な身悶えも思うように紡げない男を転がして右半身を下にした格好を取らせ、拒絶の鳴き声を無視しつつズボンから取り出させた男根に恥辱を味わわせる為の道具を、ローターが内蔵された黒革製のベルトを装着し始めた。

「ふうぅ! むごっ……うぅんっ!」

身体中を圧迫する黒革を軋ませ、爪先と頭部を繋ぐ鎖を鳴らしながら露出させられた男根への悪意を遠ざけようと試みても、無論その効果は無い。
あっという間に男根の根元をベルトで彩られ、ベルトから伸びたコードの先にあるリモコンを操作された男は嫌がる意思も虚しく微弱な振動に屈して男根を惨めに勃起させられ、苛烈に根本へと食い込むベルトの圧迫に痛め付けられながら憎い男達の前に情けなく興奮させられた性器を晒してしまった。
その興奮した男根を鑑賞し、満足げに笑みを深めた男達は先程弄ったリモコンをズボン後ろにある左側のポケットに差し込むと、今度は逆側に男の肉体を転がし、丸出しの男根が冷たいコンクリートの床に触れることで思わず溢れ出た驚きの悲鳴を愉しみつつ、根本に与えた物と同じベルトを亀頭の真下へと手早く緩み無く装着してしまった。

「むーぅっ! んぐ、む……ふぶぅぅっ!」

幾ら制止と哀願を乗せて騒いでも、男達はとまらない。亀頭下にベルトを巻き、張り詰めた男根をズボン内に戻して新たなベルトと連動しているリモコンをズボン右側のポケットに差した男達は、これから始まる恥辱を理解して戦慄する男の表情を堪能しながら左半身を下にさせていた肉体をうつ伏せにさせると、愉悦に満ちた宣言を浴びせつつ弱い振動に設定していた根本のベルトとまだ駆動していなかった亀頭下のベルトのリモコンを最大の責めを男に叩き込む形で操作してしまった。
そして始まったのは、男根を絶えず締め上げ震わせるベルト達による終わりも休憩も無い淫らな地獄。湧き上がる快楽を散らすことも出来はしない、残忍その物な連続絶頂の地獄だ。

「そんじゃ、お休み。俺達はもう寝るから一人で愉しくイき狂ってな」
「明日っからはケツイキの練習を始めるから、チ○コだけでイけるのは今日が最後かも知れないぜ。だから、優しい俺達は最後に思う存分、チ○コで射精しまくらせてやるよ」
「普通の射精、しっかり味わっておくんだぞ? ケツをほじられないとイけない淫乱になったらもう二度とチ○コだけでの射精なんて出来ないから、一晩中ずっとお別れ射精を噛み締めておくんだぞ? 悔いが無いようにな」
「っぶ、むぶぅぅっ!? んごっ、もおぉ! ふーっ! もごぉぉぉぉぉっ!!」

責めの勢いを比べ物にならないくらいに強めた二つのベルトに男根を甘く嬲られながら、残忍な言葉を放ちつつ淫獄を与えてきた男達に我慢も挟めずに絶頂へと追い詰められる様を観察されながら、男は言葉にならぬ絶叫と黒革に封じられた裸体が痙攣する度に生まれる拘束が鳴る音を地下室中に響かせつつ、男達の意に沿って男根だけでのイき地獄へと、本格的に雌に躾ける前の最後の慈悲と称した射精地獄へと、理性と正気を溶かされながら突き落とされていくのだった。
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