BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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無様な犬達は悪の設定に従っていつもの奉仕を捧げさせられる

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国の犬に相応しい格好を。そう告げられながら与えられた悪趣味かつ残酷な装飾達の機能によって何もかもを管理された捜査員の男達は今日も、真横にいる仲間と共に設定時間を守った起床を促され己の意思に反する形でまぶたと口を開かされ、視界に飛び込んできた黒く歪んだ笑みを浮かべている悪の男達を見回させられつつの挨拶を勝手に行わされた。
それは、自分達が捜査員という立場から無様に引きずり落とされた事実を交えての挨拶。悪の手で自身に纏わされた可愛らしく冷酷な装飾に沿った、意に染まぬ内容の挨拶だ。

「ご主人様方、今日もおはようございますワンっ!」
「今日も一日しっかり、まんまと捕まった元捜査員の馬鹿犬二匹でご主人様方を愉しませる惨めなイき様を披露させて頂きますワンっ!!」

犬の物を模した茶色と白の耳飾りと隷属の証である黒革の首輪に上下から挟まれ、犬の足に見た目を寄せた指の使用を禁じる機構を備えたグローブに包まれている両手の間に配置された顔面を拒絶の本心とは裏腹な幸せ一色の発情に蕩けさせつつ、捜査員達が奉仕を宣言させられる。
足をつま先から膝下まで包む犬の足型のふわふわなブーツを履かされた足を折り畳みつつ開かされ、自分達をより惨めに展示する為だけに用意された台座の上で硬く張り詰めた男根と尻穴にねじ込まれた偽の男根から犬の尻尾飾りが垂れ下がっている様子を見せ付けさせられながら、かつて捜査員だった見世物の犬達が犬の装飾達に仕込まれた装着者から肉体の自由を取り上げ外部から操作する装置の支配に抗おうと試みることも許されぬまま、更なる発情と惨めを為す術無く引きずり出されていく。

「ワンっ、ワゥゥンっ! おち○ぽ、今日も間抜けにフリフリしますワンっ! 二匹一緒に、情けなくフリフリしますワンっ!」
「みっともないくらいに敏感にして頂いたおち○ぽ、仲良くフリフリしながら今日もイきまくりますワンっ! 触られてもないおち○ぽからびゅーびゅー精液撒き散らしながらイく俺達で、ご主人様方をたっぷりおもてなししますワンっ!!」

自らの口が紡ぐいつもの地獄に打ちひしがれ絶望する心を表に出すことすらも封じられた捜査員達は、高まった火照りの中腰をくねらせ言葉通りに男根を揺らし出した自身の肉体に淫らな戦慄を抱きつつ、我慢さえも却下された射精をあっという間に迎え、二匹一緒に犬の鳴き声を上げながら今日一回目の精液を悪達の前で迸らせていくのだった。
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