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甘く滑稽な絶叫は助けの望めぬ地下牢に響き渡る
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背後から迫る靴音が聞こえる。自分を嘲り更なる加虐で弄ぶ為に帰って来たのだろう敵の靴音が、地下に反響しつつ自分に接近する。
その事実を認識しても、男はただただ己の無力感に打ちひしがれながら加虐への覚悟を募らせることしか出来ない。敵の組織の罠に嵌まって生け捕りとされ、その組織を束ねる男の邸宅の地下に作られた牢獄へと幽閉された男は、所持品と共に衣服を一枚残らず剥ぎ取られた裸体を縛める拘束を力無く鳴らしながら今日の地獄に怯える以外の行動を取れはしない。
視界を閉ざす黒革の目隠しと、言葉を封じる赤いギャグボールを装着されたことによって見ることとしゃべることを禁じられた。指の使用を不可能にさせる機構を携えた黒革製のグローブと靴を履かされ、それらと一体化している手首と足首の部分に存在するベルトの金具を牢獄の鉄格子へと接続された男は目隠しとギャグボールを毟り取りたくても毟り取れず裸体をじたばたともがかせることすらも満足には行えない格好へと追いやられてしまった。
頭上で鉄格子に纏めて手首を繋がれた腕を暴れさせても無駄。低い位置の鉄格子へと腕と同じように足首を纏めて繋げられた足を動かしても無意味。牢獄の扉を開けた敵の首領が自身の前に立ち笑みを黒く深める気配を目隠し越しに感じても恐怖と戦慄を加速させることしか出来なくされた惨めな男はもう、憎き敵を統べる男の悪趣味な欲望を満たす為だけに生かされている奴隷でしか無い。
なりふり構わずに助けを欲しても虚しくうるさく響き渡るだけの地下で人権を無視された娯楽として飼い殺されている哀れな男はもはや、逃れられず抗えもしない裸体へと無言で触れた首領の男が求める痴態を今日も、首領が満足に至るまで延々と引きずり出されるしかないのだ。
「んっ、んもっ、もぉっ!」
地下の牢獄で飼われ始めた日から数えきれぬくらいにいたぶられた左右の乳首が、首領の指先で上下に弾かれ始める。執拗な責めの影響で元の大きさからは比べ物にならない程に肥大化させられそれに比例して感度も増幅させられた乳首が、目隠しの向こう側でぷるぷると情けなく震わされながら快楽に苛まれ始める。
その仕打ちがもたらしてくる意に染まぬ悦びを否定しつつ拒絶の唸りをギャグボールの穴から唾液と共に飛ばしても、当然首領の男は指をとめない。捕らわれ逆らえぬ状態で乳首を好き勝手に弄られながら快楽を抱かされている。そんな悔しい状況の中で敵の首領に躾けられた裸体を乳首だけで迎える異常な射精へと追い詰められながら、男が裸体をくねらせ少しでも快感を散らそうと試みる。
そうして諦め悪く絶頂を遠ざけようと頑張る男を独占しながら、首領の男は主からの愛撫を嫌がった悪い奴隷への罰と胸の内で称して手指の動きを不意打ちで左右の乳首を強めに摘まむ物へと変化させ、快感の誤魔化しを狙っての身悶えを没収させつつ男に乳首だけで到達する今日一回目の射精を強いり、牢獄を擁した地下全体に鳴り響く甘く甲高く滑稽な絶叫を左右の乳首を指先に捉えられたまま愉快に痙攣する裸体と合わせて満喫するのだった。
その事実を認識しても、男はただただ己の無力感に打ちひしがれながら加虐への覚悟を募らせることしか出来ない。敵の組織の罠に嵌まって生け捕りとされ、その組織を束ねる男の邸宅の地下に作られた牢獄へと幽閉された男は、所持品と共に衣服を一枚残らず剥ぎ取られた裸体を縛める拘束を力無く鳴らしながら今日の地獄に怯える以外の行動を取れはしない。
視界を閉ざす黒革の目隠しと、言葉を封じる赤いギャグボールを装着されたことによって見ることとしゃべることを禁じられた。指の使用を不可能にさせる機構を携えた黒革製のグローブと靴を履かされ、それらと一体化している手首と足首の部分に存在するベルトの金具を牢獄の鉄格子へと接続された男は目隠しとギャグボールを毟り取りたくても毟り取れず裸体をじたばたともがかせることすらも満足には行えない格好へと追いやられてしまった。
頭上で鉄格子に纏めて手首を繋がれた腕を暴れさせても無駄。低い位置の鉄格子へと腕と同じように足首を纏めて繋げられた足を動かしても無意味。牢獄の扉を開けた敵の首領が自身の前に立ち笑みを黒く深める気配を目隠し越しに感じても恐怖と戦慄を加速させることしか出来なくされた惨めな男はもう、憎き敵を統べる男の悪趣味な欲望を満たす為だけに生かされている奴隷でしか無い。
なりふり構わずに助けを欲しても虚しくうるさく響き渡るだけの地下で人権を無視された娯楽として飼い殺されている哀れな男はもはや、逃れられず抗えもしない裸体へと無言で触れた首領の男が求める痴態を今日も、首領が満足に至るまで延々と引きずり出されるしかないのだ。
「んっ、んもっ、もぉっ!」
地下の牢獄で飼われ始めた日から数えきれぬくらいにいたぶられた左右の乳首が、首領の指先で上下に弾かれ始める。執拗な責めの影響で元の大きさからは比べ物にならない程に肥大化させられそれに比例して感度も増幅させられた乳首が、目隠しの向こう側でぷるぷると情けなく震わされながら快楽に苛まれ始める。
その仕打ちがもたらしてくる意に染まぬ悦びを否定しつつ拒絶の唸りをギャグボールの穴から唾液と共に飛ばしても、当然首領の男は指をとめない。捕らわれ逆らえぬ状態で乳首を好き勝手に弄られながら快楽を抱かされている。そんな悔しい状況の中で敵の首領に躾けられた裸体を乳首だけで迎える異常な射精へと追い詰められながら、男が裸体をくねらせ少しでも快感を散らそうと試みる。
そうして諦め悪く絶頂を遠ざけようと頑張る男を独占しながら、首領の男は主からの愛撫を嫌がった悪い奴隷への罰と胸の内で称して手指の動きを不意打ちで左右の乳首を強めに摘まむ物へと変化させ、快感の誤魔化しを狙っての身悶えを没収させつつ男に乳首だけで到達する今日一回目の射精を強いり、牢獄を擁した地下全体に鳴り響く甘く甲高く滑稽な絶叫を左右の乳首を指先に捉えられたまま愉快に痙攣する裸体と合わせて満喫するのだった。
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