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イき狂う男は移り変わる鑑賞者達に痴態を捧げさせられる
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「んーぅっ! むっ、ぎゅぅぅぅぅーっ!!」
誇りを忘れ尊厳をかなぐり捨てた唸りを放ちながら許しを求めても、男が望む救いは一向に与えられはしない。涙に潤んだ目でなりふり構わない哀願の眼差しを送り正常な発音を禁じられた口でくぐもった助けてくださいを必死に飛ばしても、屈服に達した男の悶絶を目と耳で愉しむ非道な男達は慈悲を恵む素振りすら見せはしない。
左右の目と鼻を除いた全てを自身の内側へと封じ込める悪趣味な拘束を施した男達にどれだけ縋っても無駄。裸体の自由を大きく奪う透明なラップを用いた縛めを執拗なまでに重ねられ、更にその上から縛めを残酷なまでに補強する黒く頑丈な粘着テープをもたらされた男が今取れる行動を総動員して加虐からの解放を欲しても、それを受け入れる意思を欠片も持ち合わせていない敵の男達は笑みの黒さを深めるばかりで何の意味も無い。
ラップとテープの牢獄によって裸体を意に染まぬ気を付けの姿勢に固められ、文字通り手も足も出せず口さえも出せなくされた肉体を敵が所有する施設の床へと縫い付ける黒革製のベルト達の力で仰向けに保たされた男はもう、床に惨めな姿で飾られた自分を見下して鑑賞する敵達の輪の中でただただイき狂わされることしか出来はしない。
裸体をほぼ全て包み込むラップとテープを加える最中に嬉々として仕込まれた淫猥な装置を毟り取りたくても毟り取れず、その装置が延々と味わわせてくる一方的な悦楽を誤魔化す身悶えさえ満足に行えない男はもはや、甘く歪んだ悲鳴を上げながら絶頂を強いられ続けるしか無い。
左右の乳首を挟む形で取り付けられている楕円形の装置。男根の根元と睾丸近くを緩く締め付ける形で装着されたベルト型の装置。そして、抵抗虚しく尻穴へとねじ込まれた醜悪なイボを表面に携えている男根を模した太く長い装置。それらが休み無く注ぐ快感に為す術無く翻弄させられる以外の道を断たれた男は、痙攣さえままならない肉体を生物とは思えぬ勢いで跳ねさせつつラップとテープの内側で射精に至り続ける滑稽な痴態を嘲笑われながら今日も今の己の立場を、敵達に捕獲され敵達を悦ばせる見世物として敵の拠点の廊下に設置された事実を、嫌でも思い知らされより深く心と身体に刻み付けられるしか無いのだ。
「んっ、んぶっ、ぶぎゅっ、むぎゅぅぅぅーっ!!」
性の弱点として意識したことなどほとんど無かった乳首が、異物を受け入れる行為など自分には無縁だと考えていた尻穴が、機械に振るわされつつ男に自らの身体が敵の手で淫猥に開発されたことを絶えず再認識させてくる。
乳首と尻穴の快楽に後押しされ自身を振るわされる至福を加速させられている男根が、所有者の拒絶を無視した愉悦に浸りながら色が薄まったことなどお構い無しに精液を次々と迸らせていく。
そんなイき地獄を堕ちた肉体で嬉しがり、まだ残っている理性で嫌がり、聞き流されるだけの懇願を紡ぎながら、男は時間経過に応じて増減する観察者達に囲まれた状況で数えきれぬ程の絶頂を娯楽として捧げさせられていた。
誇りを忘れ尊厳をかなぐり捨てた唸りを放ちながら許しを求めても、男が望む救いは一向に与えられはしない。涙に潤んだ目でなりふり構わない哀願の眼差しを送り正常な発音を禁じられた口でくぐもった助けてくださいを必死に飛ばしても、屈服に達した男の悶絶を目と耳で愉しむ非道な男達は慈悲を恵む素振りすら見せはしない。
左右の目と鼻を除いた全てを自身の内側へと封じ込める悪趣味な拘束を施した男達にどれだけ縋っても無駄。裸体の自由を大きく奪う透明なラップを用いた縛めを執拗なまでに重ねられ、更にその上から縛めを残酷なまでに補強する黒く頑丈な粘着テープをもたらされた男が今取れる行動を総動員して加虐からの解放を欲しても、それを受け入れる意思を欠片も持ち合わせていない敵の男達は笑みの黒さを深めるばかりで何の意味も無い。
ラップとテープの牢獄によって裸体を意に染まぬ気を付けの姿勢に固められ、文字通り手も足も出せず口さえも出せなくされた肉体を敵が所有する施設の床へと縫い付ける黒革製のベルト達の力で仰向けに保たされた男はもう、床に惨めな姿で飾られた自分を見下して鑑賞する敵達の輪の中でただただイき狂わされることしか出来はしない。
裸体をほぼ全て包み込むラップとテープを加える最中に嬉々として仕込まれた淫猥な装置を毟り取りたくても毟り取れず、その装置が延々と味わわせてくる一方的な悦楽を誤魔化す身悶えさえ満足に行えない男はもはや、甘く歪んだ悲鳴を上げながら絶頂を強いられ続けるしか無い。
左右の乳首を挟む形で取り付けられている楕円形の装置。男根の根元と睾丸近くを緩く締め付ける形で装着されたベルト型の装置。そして、抵抗虚しく尻穴へとねじ込まれた醜悪なイボを表面に携えている男根を模した太く長い装置。それらが休み無く注ぐ快感に為す術無く翻弄させられる以外の道を断たれた男は、痙攣さえままならない肉体を生物とは思えぬ勢いで跳ねさせつつラップとテープの内側で射精に至り続ける滑稽な痴態を嘲笑われながら今日も今の己の立場を、敵達に捕獲され敵達を悦ばせる見世物として敵の拠点の廊下に設置された事実を、嫌でも思い知らされより深く心と身体に刻み付けられるしか無いのだ。
「んっ、んぶっ、ぶぎゅっ、むぎゅぅぅぅーっ!!」
性の弱点として意識したことなどほとんど無かった乳首が、異物を受け入れる行為など自分には無縁だと考えていた尻穴が、機械に振るわされつつ男に自らの身体が敵の手で淫猥に開発されたことを絶えず再認識させてくる。
乳首と尻穴の快楽に後押しされ自身を振るわされる至福を加速させられている男根が、所有者の拒絶を無視した愉悦に浸りながら色が薄まったことなどお構い無しに精液を次々と迸らせていく。
そんなイき地獄を堕ちた肉体で嬉しがり、まだ残っている理性で嫌がり、聞き流されるだけの懇願を紡ぎながら、男は時間経過に応じて増減する観察者達に囲まれた状況で数えきれぬ程の絶頂を娯楽として捧げさせられていた。
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