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無慈悲な悪は理解さえ許さずに淫らな崩壊を強要する
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左右の手首を短く繋ぐ黒革製の枷と地下室の天井を結合する長い鎖が、男が身悶えを行う度に冷たい金属音を甲高く響かせている。
足首から付け根までの部分をすっぽりと囲い窮屈に折り畳んだ状態を左右の足に強要している黒革製の器具と地下室の中央に設置された四角い台の上部に打ち付けられた金具を繋ぐ短い鎖が、伸ばすことと閉じることを禁じられた足を必死になってもがかせる男の足掻きに合わせてがちゃがちゃという音を、まるで無意味な試みを嘲笑うかのように奏でている。
手足を縛められ、何処にも逃げられないどころか恥部を覆い隠すことも不可能にされた。視界を閉ざす黒革のせいで周囲の様子を伺うことも許されず、口を喉近くまで貫く棒状の枷のせいで意味のある言葉を放つことも禁じられた。
ありとあらゆる選択肢を叩き潰され、一人きりで置き去りにされている。そんな男は屈辱と恐怖に震えながらも希望を引き寄せたい一心で拘束との格闘を繰り返していた。だが、状況はあまりにも変わらない。奪われた自由を取り戻せる気配すら見えない。
絶望に打ちひしがれ、理性を蝕まれた男は、それまで保っていた平静さをとうとう失い誰にも届かないと分かり切っているはずのくぐもった哀願を、半狂乱になって放ち始めた。
「あっ、あえはぁぁっ! あぶへべ、あぅ、えべぇぇっ!!」
幾ら頑張っても外れない拘束に力を込める動きを停止させ、口を貫く棒の底と一体化している板越しに救いを望む男。無防備にさらけ出された乳首と男根と尻穴をなりふり構わない叫びの度に震わせながら、台の上に無様な姿で固定された肉体の解放を誰にともなく願う無様な男。
そんな壊れかけの男を眺めながら、残忍な男はすでに醜悪に歪んでいた笑みを更に黒く染め上げた。
地下室から退出したと偽装し、無言を保って自らが一人きりで放置されていると男に誤認させた非道な男は、自分に見られているとも分からずに滑稽な助けてを発する愉快な男の姿に興奮と優越感を募らせつつ、股間部分を膨らませたズボンの右ポケットから小さな器具を、崩壊寸前の男を完全な瓦解へと導く目的で用意した無慈悲な責め具を取り出した。
「さぁ、捜査員さん。陥落の時間だよ」
許しを欲して鳴き叫んでいる捜査員の声に掻き消される音量で呟いた悪に属する男が、手にした細い棒状の器具を起動させる。
動き始めた器具が、棒の片方の端から淡い桃色をした光を照射する。その光は悪の男の手で下側からゆっくりと何処にも逃れられぬ捜査員の裸体目掛けて接近し、とうとう捕らわれの身に堕とされた事実が生み出した怯えで縮こまっている男根へと浴びせかけられ始めた。
劇的な変化が生じたのは、その直後だった。
「もごぉぉっ!? んぶ、もぼぁぁぁっ!?」
男根に、何の前触れも無く強烈な快楽が発生した。その事実に困惑する間にも男根は甘い至福に屈して体積を増していき、悪が作り上げた異常な光が強制的に生成する悦楽に為す術無く苛まれた捜査員は、訳も分からぬまま意に染まぬ射精へと追い立てられてしまった。
「ほっ、もごぉぉぉぉーっ!?」
ついさっきまで恥と誇りを捨てて救いを求めていたとは到底思えない嬌声を塞がれた口で上げながら、捜査員が完全な勃起へと至らされた男根から精液を迸らせる。縛められた腕と足を痙攣させ、視界と言葉を没収された頭部を仰け反らせた状態で震わせながら、捜査員が白く濁った体液を放出させる。
しかし、悪は達した捜査員に休みすら与えること無く次の絶頂を嬉々として要求していく。右手に持った器具から紡がれる快楽に紐付いた光で情けなく逃げ回る男根をまんべんなくいたぶり、左のズボンのポケットから取り出したもう一本の器具を携えた左手で乳首に狙いを付けながら、悪の男は己に起こっている事態を把握する余裕すらも取り戻せない捜査員を断続的な絶頂がもたらす淫蕩な瓦解へと導いていく。
「やぇっ! やえへぇぇっ! いふっ、まふぁいぶぅぅぅっ!!」
快楽の終了を求めて絶叫する正義らしさを欠片も無く喪失した捜査員を堪能しながら、悪の男は左の親指で器具を起動させるボタンを押し込み、男根への快楽だけでも容量を圧迫されている無様な脳と身体を追い打ちの快楽で翻弄し、何一つとして理解が追い付かぬままの崩壊へと突き落としていくのだった。
足首から付け根までの部分をすっぽりと囲い窮屈に折り畳んだ状態を左右の足に強要している黒革製の器具と地下室の中央に設置された四角い台の上部に打ち付けられた金具を繋ぐ短い鎖が、伸ばすことと閉じることを禁じられた足を必死になってもがかせる男の足掻きに合わせてがちゃがちゃという音を、まるで無意味な試みを嘲笑うかのように奏でている。
手足を縛められ、何処にも逃げられないどころか恥部を覆い隠すことも不可能にされた。視界を閉ざす黒革のせいで周囲の様子を伺うことも許されず、口を喉近くまで貫く棒状の枷のせいで意味のある言葉を放つことも禁じられた。
ありとあらゆる選択肢を叩き潰され、一人きりで置き去りにされている。そんな男は屈辱と恐怖に震えながらも希望を引き寄せたい一心で拘束との格闘を繰り返していた。だが、状況はあまりにも変わらない。奪われた自由を取り戻せる気配すら見えない。
絶望に打ちひしがれ、理性を蝕まれた男は、それまで保っていた平静さをとうとう失い誰にも届かないと分かり切っているはずのくぐもった哀願を、半狂乱になって放ち始めた。
「あっ、あえはぁぁっ! あぶへべ、あぅ、えべぇぇっ!!」
幾ら頑張っても外れない拘束に力を込める動きを停止させ、口を貫く棒の底と一体化している板越しに救いを望む男。無防備にさらけ出された乳首と男根と尻穴をなりふり構わない叫びの度に震わせながら、台の上に無様な姿で固定された肉体の解放を誰にともなく願う無様な男。
そんな壊れかけの男を眺めながら、残忍な男はすでに醜悪に歪んでいた笑みを更に黒く染め上げた。
地下室から退出したと偽装し、無言を保って自らが一人きりで放置されていると男に誤認させた非道な男は、自分に見られているとも分からずに滑稽な助けてを発する愉快な男の姿に興奮と優越感を募らせつつ、股間部分を膨らませたズボンの右ポケットから小さな器具を、崩壊寸前の男を完全な瓦解へと導く目的で用意した無慈悲な責め具を取り出した。
「さぁ、捜査員さん。陥落の時間だよ」
許しを欲して鳴き叫んでいる捜査員の声に掻き消される音量で呟いた悪に属する男が、手にした細い棒状の器具を起動させる。
動き始めた器具が、棒の片方の端から淡い桃色をした光を照射する。その光は悪の男の手で下側からゆっくりと何処にも逃れられぬ捜査員の裸体目掛けて接近し、とうとう捕らわれの身に堕とされた事実が生み出した怯えで縮こまっている男根へと浴びせかけられ始めた。
劇的な変化が生じたのは、その直後だった。
「もごぉぉっ!? んぶ、もぼぁぁぁっ!?」
男根に、何の前触れも無く強烈な快楽が発生した。その事実に困惑する間にも男根は甘い至福に屈して体積を増していき、悪が作り上げた異常な光が強制的に生成する悦楽に為す術無く苛まれた捜査員は、訳も分からぬまま意に染まぬ射精へと追い立てられてしまった。
「ほっ、もごぉぉぉぉーっ!?」
ついさっきまで恥と誇りを捨てて救いを求めていたとは到底思えない嬌声を塞がれた口で上げながら、捜査員が完全な勃起へと至らされた男根から精液を迸らせる。縛められた腕と足を痙攣させ、視界と言葉を没収された頭部を仰け反らせた状態で震わせながら、捜査員が白く濁った体液を放出させる。
しかし、悪は達した捜査員に休みすら与えること無く次の絶頂を嬉々として要求していく。右手に持った器具から紡がれる快楽に紐付いた光で情けなく逃げ回る男根をまんべんなくいたぶり、左のズボンのポケットから取り出したもう一本の器具を携えた左手で乳首に狙いを付けながら、悪の男は己に起こっている事態を把握する余裕すらも取り戻せない捜査員を断続的な絶頂がもたらす淫蕩な瓦解へと導いていく。
「やぇっ! やえへぇぇっ! いふっ、まふぁいぶぅぅぅっ!!」
快楽の終了を求めて絶叫する正義らしさを欠片も無く喪失した捜査員を堪能しながら、悪の男は左の親指で器具を起動させるボタンを押し込み、男根への快楽だけでも容量を圧迫されている無様な脳と身体を追い打ちの快楽で翻弄し、何一つとして理解が追い付かぬままの崩壊へと突き落としていくのだった。
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