BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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男は自身を慕う者達に雌として媚び恥辱を促す

肩まで伸ばした黒髪を優雅に揺らめかせながら、複数のカメラの前に立った存在は己の意思で劣情を煽る姿を次々と披露している。
素肌を晒した華奢な手足を愉しげに動かし、少し窮屈な黒のスクール水着越しに自身を主張している恥部を誘うように強調しながら、その存在は淫靡な格好を撮影するカメラ達とそれを操る男達にはしたない己を提供していく。
本物の女にも負けぬ程の可憐さを有した自分の容姿を心から愛し、それが他の男達の欲望を刺激する可能性がある物だと理解しきった上でその事実を悦び過激な姿を自ら発信する、そんな男が自身のファンに向けて開催している撮影会は会場に漂う淫蕩な雰囲気をじょじょに強めながら進み、壁に用意した時計で催しの終了が近付いていることを把握した主役の男は自分を写真に残すファン達に向かって熱く濡れた吐息混じりに言葉を掛けた。

「皆さん、もうすぐ撮影会は終わりですよ。エッチな私を撮るのをそろそろ切り上げて、もっとエッチな私を愉しむ準備を始めて下さいね?」

撮影会の後に待っている、爛れた宴。その宴に対する期待を隠すこと無く剥き出しにしている男の様子に生唾を飲み込みながら、ファンの男達は一人、また一人とカメラをしまい次の愉悦に取り掛かる。
事前に相談し分担して調達した淫猥な器具を自身の鞄などから取り出しつつ、ファン達は初参加の者も幾度となく参加している者も皆一様に獣の表情を浮かべながら、スクール水着の下で雄の器官を膨らませている偽りの雌との距離を詰めていく。

「わぁ……ふふっ、今日は知らない道具がいっぱい。私には使い方が分からないので、無知な私にたっぷりと……その道具の使い方を教えて下さい」

自身に迫る雄達の興奮を感じながら、その興奮の対象が間違いなく自分であることに至福を抱きながら、男は命令されてもいないのにファン達の意図を汲んだ体勢をすぐさま取った。
あの拘束を使うのならば、この状態の方が間違いなく良い。その方が、自分もより惨めで無様な状況を味わえる。
胴体の後ろ側に伸ばした手を地下室の床に付き、同様に足の裏を床に密着させ胴体を高く掲げる。スクール水着を内側から押し上げている乳首と男根をだらしなく蕩けた顔と共に見せ付けるブリッジの体勢を迷い無く捧げた男にズボンの下で張り詰めていた男根の硬度を引き上げつつ、ファン達は男に望まれた通りに拘束を、抵抗をカメラも示さない手足へと施していく。

「やぁんっ、手首繋がれちゃった。足首も繋がれて、太ももの間に棒も付けられてぇ……このままじゃ、隠せない乳首とおチ○チンをたくさん苛められちゃうぅ。非道い玩具で気持ち良くされちゃいながらぁ……女の子なのにみっともなく射精しちゃう私を、皆さんに見られて、撮られちゃうよぉっ」

黒革製の枷を嵌められ手首だけでなく足首同士を短く結合され、左右の太ももに巻き付けられた枷の金具同士を金属の棒で接続された肉体をわざとらしく一生懸命に動かし黒い布に隠された乳首と男根を間抜けに踊らせながら、もうすぐ注がれる被虐の至福を心待ちにしている男は自分を雌として扱い欲した通りに弄んでくれるファン達への信頼を滾らせつつ、快楽を追求する為に生み出された道具達を握った複数の手に潤んだ視線を寄せていくのだった。
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