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無意味な口付けは地獄の緩和を欲しつつ交わされる
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上部に開けられた穴に差し込ませた四肢を、内部に存在する機構を用いて柔らかなクッションごしにきつく締め上げ自由を奪う。そんな拘束の為だけに作られた箱型の装置に裸体を縛められた男達は、すぐ近くにいるもう一人と脱出を手に入れる為の協力を行うことさえ叶わない状況へと追いやられてしまっていた。
箱の内部に肘から先と膝から先を飲み込まれた四肢をどんなに暴れさせても、自由は取り戻せない。下部に用意された金具同士を接続することでお互いの顔面が文字通り目と鼻の先にある状態を生み出している箱から手足をどうにかして引き抜こうと頑張ってみても、男達は眼前にいる仲間と絶望を視線で共有しながら荒く乱れた呼吸を唇に浴びせ合うことしか出来ない。
何をしても逃げられない。どんな努力を重ねても、この恥辱から抜け出せない。嫌でも敗北の事実を思い知らされ続ける仕打ちに二人仲良く放置された男達は、最後の仕上げと言わんばかりに施された恥部を苛む責め苦を少しでも紛らわしたいという願いに理性を削り落とされ、やがてどちらからとも無く舌を絡め合い唇を熱烈に触れ合わせる口付けを貪り始めた。
「んっ、あっ、んむぅ」
「はぶっ、ふぅ……んふっ」
苦悶の涙を零しながら、地獄の緩和を求めて男達が口付けを繰り返す。乱れた呼吸混じりの呻きを相手の口内に流し込みながら、男達が無様を承知で安らぎを追い求める。
しかし、男達が幾ら口付けを激しくさせても無慈悲な責めの威力は欠片も衰えない。現実から意識を逸らす効果は目論見通りに生まれているものの、尻穴を暴き男根に取り付けられた淫猥な装置達が生み出す微弱な刺激によって作られている生殺しの拷問はそれを緩ませようとしている二人の思いを嘲笑うかのように苛烈さを膨れ上がらせていく。
「んむっ、ふぅ、んふうぅ」
「あっ、むぁっ、ふみゅぅぅ……!」
常に前立腺を抉る形状をしている尻穴へと押し込まれた淫具の弱い振動が、男根の幹の部分を包囲する形で巻き付けられた淫具のもどかしい振動が、射精という出口を認めない快楽を延々と味わわせてくる。
そんな悪趣味で残酷な拷問に放置された哀れな男達は、自分達を捕らえ拘束し淫獄を与えた敵達への怒りも思い出せなくなった脳に誰にも届かない助けてとイかせてを募らせながら、同じ願いを抱いている仲間と一層情熱的に舌を絡め唇を押し付け合いつつ、理性の崩壊が訪れる時を虚しく遠ざけていくのだった。
箱の内部に肘から先と膝から先を飲み込まれた四肢をどんなに暴れさせても、自由は取り戻せない。下部に用意された金具同士を接続することでお互いの顔面が文字通り目と鼻の先にある状態を生み出している箱から手足をどうにかして引き抜こうと頑張ってみても、男達は眼前にいる仲間と絶望を視線で共有しながら荒く乱れた呼吸を唇に浴びせ合うことしか出来ない。
何をしても逃げられない。どんな努力を重ねても、この恥辱から抜け出せない。嫌でも敗北の事実を思い知らされ続ける仕打ちに二人仲良く放置された男達は、最後の仕上げと言わんばかりに施された恥部を苛む責め苦を少しでも紛らわしたいという願いに理性を削り落とされ、やがてどちらからとも無く舌を絡め合い唇を熱烈に触れ合わせる口付けを貪り始めた。
「んっ、あっ、んむぅ」
「はぶっ、ふぅ……んふっ」
苦悶の涙を零しながら、地獄の緩和を求めて男達が口付けを繰り返す。乱れた呼吸混じりの呻きを相手の口内に流し込みながら、男達が無様を承知で安らぎを追い求める。
しかし、男達が幾ら口付けを激しくさせても無慈悲な責めの威力は欠片も衰えない。現実から意識を逸らす効果は目論見通りに生まれているものの、尻穴を暴き男根に取り付けられた淫猥な装置達が生み出す微弱な刺激によって作られている生殺しの拷問はそれを緩ませようとしている二人の思いを嘲笑うかのように苛烈さを膨れ上がらせていく。
「んむっ、ふぅ、んふうぅ」
「あっ、むぁっ、ふみゅぅぅ……!」
常に前立腺を抉る形状をしている尻穴へと押し込まれた淫具の弱い振動が、男根の幹の部分を包囲する形で巻き付けられた淫具のもどかしい振動が、射精という出口を認めない快楽を延々と味わわせてくる。
そんな悪趣味で残酷な拷問に放置された哀れな男達は、自分達を捕らえ拘束し淫獄を与えた敵達への怒りも思い出せなくなった脳に誰にも届かない助けてとイかせてを募らせながら、同じ願いを抱いている仲間と一層情熱的に舌を絡め唇を押し付け合いつつ、理性の崩壊が訪れる時を虚しく遠ざけていくのだった。
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