BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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熊の男根は淫猥に濡れた下腹を用いた追撃で容赦無く追い立てられる

黒い革で作られた目隠しの下で苦しげに眉根を寄せながら、熊獣人の男が責めからの脱出を求めて裸体を必死にもがかせている。口に装着されている棒状をした金属製の枷に歯を立てて情けなく唸りながら、捕らわれた熊が容赦無く注がれる甘い攻撃から何とかして逃れようと試行錯誤をなりふり構わずに繰り返している。
そんな無意味な足掻きを眺めながら、熊の男を捕らえた虎の青年は口角を残忍に吊り上げつつ諦め悪く悶えている裸体に新たな刺激を容赦無く味わわせていく。二の腕を胴体に繋ぎ左右の手首を背中で交差させた形に維持させている上半身の縄は、仮に指と爪の使用を禁じている黒革製の鍵付き手袋が無かったとしても自力では解けない。足首と太ももを短く括り足を折り畳んだ状態に保たせている下半身の縄も、足を靴のように包み指と爪を使い物にならなくさせる黒革の拘束とは関係無く己の意思では振り払えない。
視界と言葉に続き手足の自由を縄に没収された熊がだらしなく突き出た腹を揺らめかせながらよがる姿を次から次に引き出し独占している虎は、自分よりも年上の雄が無様に蕩けた鳴き声を溢れさせている状況に更なる興奮を滾らせつつ、無防備に露出させた男根を左右の手で優しくも無遠慮に扱き、望まぬ絶頂を熊に迎えさせていく。

「おっ、おぅえあぁっ! イひはくあい! ひゃめへ……んむぅぅぅーっ!!」

塞がれた口で絶叫に対する怯えを叫び、迫り来る射精を嫌がる拒絶の悲鳴を放ちながら、熊がまた意に染まぬ射精へと至らされた。
太く短い男根を虎の手の中で心地良さげに脈動させながら、熊がすでに自身の体液で汚れきっている下腹に色も量も大きく損なわれた新たな精液を迸らせていく。
そうして抵抗虚しく自分に射精を強いられた年上の熊を見下ろしながら、虎の青年は限界以上に滾っていたはずの欲情をより濃い物へと深めていく。一人旅の最中に出会った山中の宿の主人である熊に獣欲を刺激され、わざわざ後ろ暗い薬品を用いてまで支配下に置いた青年は、爽やかな笑顔を自分に向けつつ滅多に訪れない宿泊客の到来を喜んでいた熊と今の熊を脳内で比べその淫蕩な違いに高揚を滾らせながら、加虐への衝動を一層激しく膨らませていく。

「おえあい、ひあふぅっ。ううひへ、はふ、へへ……っ!!」

以前に宿泊した際に熊が使用していた飲み物の容器へと密かに混ぜ込んだ薬品による昏倒を狙って衣服を剥ぎ縛めを施した為、熊は自分を弄んでいる存在がまだ虎の青年だと気付いていない。堪えきれぬ欲に身を任せてこの宿に舞い戻った虎は、熊に自分だと悟られぬよう発言を抑えている。それ故に、熊は自分を責め嬲っている存在が誰かも分からぬまま許しを請うている。
あの熊の主人が、恥を捨てて救いをねだっている。その情報を認識しとっくに外れていた理性のたがを完全に破壊された虎は、透明な蜜と白の体液で薄茶色の体毛が濡れそぼった熊の下腹を改めて目にして新鮮な意地悪を思い付き、その内容を迷い無く実行に移した。
それを実行したら、熊がこれまで以上に愉快な痴態を見せてくれるという確信を抱いた上でだ。

「ふぶぅぅぅっ!? んぉっ、もごぉぉぉーっ!?」

張り詰めたまま苛まれ続け萎える暇も認められずに絶頂へと上り詰めさせられている男根を握った虎の手が、今までとは全く違う動きを行い出す。鋭敏な亀頭を淫らな粘液で汚れきった熊自身の下腹に擦り付けるという動きを取り出した虎の思惑通りに助けを望む余裕も失った痴態を晒し始めた熊は、枷を噛まされた口で甘く惨めに鳴き叫びながら、周囲に他の家屋が一切無いと自分が一番分かっている山中に虚しく溶け込むだけの絶叫を放ちつつ、我慢を試みることさえもままならない絶頂地獄へと追い立てられていく。

「えあっ! へあぁぁ! イう! ひぅっ! ひぎゅぅぅぅぅぅーっ!!」

縄に縛られた裸体を自身の城である宿の一室に仰向けで転がされ、わずかな休憩さえさせて貰えぬまま男根をいたぶる刺激に屈しての射精を断続的に強いられる。同年代から見ても弛んだ肉体をくねくねと畳の上で踊らせながら、手で擦られるよりも大きな快楽を生む己の体毛と体液の力を使った摩擦に流されての絶頂へと矢継ぎ早に導かれる。
もう、やめてくれを不明瞭に紡ぐことも叶わない。もはや、聞き流されるだけの助けてを自分を淫らに翻弄している相手に寄せることも出来はしない。
そうしてただイくだけの生物に堕ちた熊の男根を素早く左右に往復させながら、虎の青年は当初の計画には無かった熊の男の陥落を、自分がもたらす快楽に溺れさせ二度と拭えぬ隷属を植え付ける躾の決意を、自分をたった一晩で虜にさせた熊への一方的な恋情を際限無く湧き上がらせつつ募らせていくのだった。
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