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保安官達はありあわせの檻で辱められる
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寂れた街の元酒場と思われる建物に転がっていた大きな木箱を使い、別の建物に置きざりにされていた道具を拝借して小さな木箱を分解して加工し、更にそこに持ち合わせの布を組み合わせて、男達はとある道具を作った。
それはテーブルやベッドといった日用品ではなく、檻。罠にかけて捕らえた二人の保安官の男を閉じ込め、辱める為だけに作成した木製の檻だ。
内部に布を敷いた大きな木箱に二人の保安官を放り込んだ悪人の男達は、小さな木箱を加工して作った格子を蓋をする要領で釘を使って取り付け、保安官達が出られないようにした。その場にあったありあわせの素材で作った檻は強い力を加えれば弱い場所に緩みが生じそうではあるものの、手首を背中で布を使って縛られ、足首もきっちり揃えたまま布で縛られた保安官達では格子に体当たりをする事すらままならず、衣服と武器を没収され口を布の猿轡で塞がれた保安官はお互いの裸体の温度と屈辱を感じながら、自分達を檻に入れた悪人達を睨み付けるしか無い。
「おやおや、そんな情けない姿にされてるってのに、随分と強気だね」
「何言ってんだ? 情けなくなんてねーだろ? 素っ裸にされて、縛り上げられて、檻に入れられてる。どう考えても捕まった保安官に相応しい恰好じゃねーか」
床に置いた檻を取り囲んだ悪人達から、どっと笑い声が上がる。その笑いを聞きながら保安官達は心の内で怒りと悔しさを募らせたが、それらの感情を鋭い唸り声にはせずに耐えていた。
今この悪人達を刺激してはいけない。向こうが銃を持ちこっちが逃げ出す事すら出来ない状況は、悪人達がいつでもこっちの命を絶てる状況は不利以外の何物でもない。だが、いつか向こうが有利さで気を緩ませ、隙を見せるはず。そうでなくとも、自分達が失踪した事で仲間が動き始めているはず。希望はまだまだある。それを自分に言い聞かせ、同じ檻に入れられている仲間と視線で励まし合い、保安官達は悪人の嘲笑に誇りを傷付けられつつも大人しくしていた。
しかし、ただ悪人の視線と言葉を受ければ良いだけと考えていた保安官達の考えは、突然に否定された。何故なら、一しきり笑った悪人達が意地悪く笑い、自身のズボンのファスナーを下ろして男根を取り出したからだ。
「さーて……んじゃ、情けない姿がよく似合ってる保安官さん達を、もっともっと情けない姿にしてやろうな」
「全身を俺達が出したモノで飾り立ててやるよ。鳴いて悦ぶくらいになぁ……!」
悪人達の不穏な態度に対する警戒が、言いようの無い恐怖心へと変わる頃。悪人達は逃げ場の無い檻の中に男根の先端を向け、自由を奪われたまま裸体を晒す二人の捜査員を観察しながら、自らの男根を手で擦り上げる自慰を始めた。
「良いねぇ……引き締まった身体も、その表情も、ずっとずっと汚してやりたかったんだよ」
「絶対に逃がしてなんかやらないぜ? アンタらはこれから、俺達の肉奴隷として生きていくんだよ」
「まず今日は、たっぷり精液をかけまくってやった後、蓋をして放置してやるよ。本格的にいたぶるのは、アンタらを犯したいと思ってる他の仲間達が到着してからだ。それまで俺達の手で、精液の味と匂いをしっかり教え込んで、病み付きにしてやるからな」
飢えた獣の目で自分達を眺め、荒い息を吐きながら自慰に夢中になっている悪人達の様子に、たくましい肉体を持った保安官達は心の底から怯えを抱いて小動物のように震え、透明な雫を垂らし始めた十数本の男根を驚愕の表情で見つめつつ、狭い檻の中で少しでも恐怖を和らげる為に仲間と身体を寄せ合っていた。
それはテーブルやベッドといった日用品ではなく、檻。罠にかけて捕らえた二人の保安官の男を閉じ込め、辱める為だけに作成した木製の檻だ。
内部に布を敷いた大きな木箱に二人の保安官を放り込んだ悪人の男達は、小さな木箱を加工して作った格子を蓋をする要領で釘を使って取り付け、保安官達が出られないようにした。その場にあったありあわせの素材で作った檻は強い力を加えれば弱い場所に緩みが生じそうではあるものの、手首を背中で布を使って縛られ、足首もきっちり揃えたまま布で縛られた保安官達では格子に体当たりをする事すらままならず、衣服と武器を没収され口を布の猿轡で塞がれた保安官はお互いの裸体の温度と屈辱を感じながら、自分達を檻に入れた悪人達を睨み付けるしか無い。
「おやおや、そんな情けない姿にされてるってのに、随分と強気だね」
「何言ってんだ? 情けなくなんてねーだろ? 素っ裸にされて、縛り上げられて、檻に入れられてる。どう考えても捕まった保安官に相応しい恰好じゃねーか」
床に置いた檻を取り囲んだ悪人達から、どっと笑い声が上がる。その笑いを聞きながら保安官達は心の内で怒りと悔しさを募らせたが、それらの感情を鋭い唸り声にはせずに耐えていた。
今この悪人達を刺激してはいけない。向こうが銃を持ちこっちが逃げ出す事すら出来ない状況は、悪人達がいつでもこっちの命を絶てる状況は不利以外の何物でもない。だが、いつか向こうが有利さで気を緩ませ、隙を見せるはず。そうでなくとも、自分達が失踪した事で仲間が動き始めているはず。希望はまだまだある。それを自分に言い聞かせ、同じ檻に入れられている仲間と視線で励まし合い、保安官達は悪人の嘲笑に誇りを傷付けられつつも大人しくしていた。
しかし、ただ悪人の視線と言葉を受ければ良いだけと考えていた保安官達の考えは、突然に否定された。何故なら、一しきり笑った悪人達が意地悪く笑い、自身のズボンのファスナーを下ろして男根を取り出したからだ。
「さーて……んじゃ、情けない姿がよく似合ってる保安官さん達を、もっともっと情けない姿にしてやろうな」
「全身を俺達が出したモノで飾り立ててやるよ。鳴いて悦ぶくらいになぁ……!」
悪人達の不穏な態度に対する警戒が、言いようの無い恐怖心へと変わる頃。悪人達は逃げ場の無い檻の中に男根の先端を向け、自由を奪われたまま裸体を晒す二人の捜査員を観察しながら、自らの男根を手で擦り上げる自慰を始めた。
「良いねぇ……引き締まった身体も、その表情も、ずっとずっと汚してやりたかったんだよ」
「絶対に逃がしてなんかやらないぜ? アンタらはこれから、俺達の肉奴隷として生きていくんだよ」
「まず今日は、たっぷり精液をかけまくってやった後、蓋をして放置してやるよ。本格的にいたぶるのは、アンタらを犯したいと思ってる他の仲間達が到着してからだ。それまで俺達の手で、精液の味と匂いをしっかり教え込んで、病み付きにしてやるからな」
飢えた獣の目で自分達を眺め、荒い息を吐きながら自慰に夢中になっている悪人達の様子に、たくましい肉体を持った保安官達は心の底から怯えを抱いて小動物のように震え、透明な雫を垂らし始めた十数本の男根を驚愕の表情で見つめつつ、狭い檻の中で少しでも恐怖を和らげる為に仲間と身体を寄せ合っていた。
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