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淫獣は檻の中で無慈悲な責め苦を愉しみ尽くす
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両手両足を窮屈に折り畳んだ状態を取らせ、きつく締め上げて伸ばすことを禁じる。そんな機構を備えた黒一色の衣服に首から下をほぼ隙間無く包まれた裸体を動かしながら、青年は自身にあてがわれた檻への移動を不自然な四つん這いの姿勢で行っていた。
肘の部分と膝の部分に配置された犬の足を模した装飾のおかげで、痛みは全く感じない。その事実を歩行の度に再確認させられながら、青年は自由を奪われた四肢での前進を自身の背後に陣取った主の男が下す命令に従う形で繰り返していた。
思い通りに手足を使えぬ状況では、与えられた指示を守る以外の選択肢など取れはしない。拘束を司っている衣装の股間部分に設けられた二つの穴から露出させられている男根と尻穴に主の視線が突き刺さっても、青年は羞恥に震えながら檻の中を目指して手足を前に運ぶことしか出来ない。
だが、悪趣味な恥辱の中にいるはずの青年は至福に表情を蕩けさせていた。恥ずかしい場所が主の眼前に晒されているという事実を愉しみ、大きな動きを封じられた手足を酷使しての移動を強制されているという仕打ちにも愉悦を募らせ息を本物の犬のように荒げている今の青年はもはや、人間であることを自らの意思で捨てた淫獣でしかない。
大好きな加虐の舞台である見慣れた檻に入るよう言い渡された瞬間から男根の硬度を高め拘束にほとんどを包まれた裸体を淫猥に火照らせていた青年は、主に嬲られ容赦無く責め立てられながら快楽を極めさせられる苦悶を心の底から希求する従順で淫蕩なペットなのだ。
「あむ……ふぶっ」
小さな檻に全身を迷い無く入れた青年が、そのまま扉とは反対側に位置する鉄格子に取り付けられたカバーに歯を立て、己の口を塞ぐ。元から人の言葉を許可無く用いるつもりは無い。それでも、言葉を完全に没収されたという現実は青年に被虐の至福を味わわせ発情をより濃い物へと仕立て上げていく。
手足を縛められ、檻に入れられ、発言も禁じられた。他ならぬ自らが望む形で、それらの状況を作り上げられた。その情報を改めて噛み締めカバーをくわえた口と鼻から漏れる吐息を一層間抜けに荒げていく青年を味わい堪能しながら、主である男はゆっくりと檻の扉を閉め、青年に淫獄を叩き込む最後の下ごしらえを嬉々として整えた。
「んもぉぉっ……あぉ、むふぅっ」
閉じられた檻の扉が、青年の尻肉に食い込む。扉に接続されていた男根型の淫具が、すでに緩みきっていた青年の尻穴を貫き奥深くまで埋め尽くしていく。
この偽の男根で尻穴を征服された青年はもう、腰を振って甘い苦痛を逃がすことも許されない。カバー越しに口へと嵌めた鉄格子と紛い物の男根に前後を挟まれた青年は、ほんのわずかな身じろぎさえも容易には行えなくされた肉体を伸ばせぬ手足で支えつつ、注がれる刺激にただただ悶絶を強いられるしか無い。
残酷で、辛くて、苦しくて、気持ち良い。自分をこれ以上無い幸福に突き落とす責め苦への期待を抑えきれない青年は、普段と同じように檻の扉を施錠し手を差し込みやすいように作られている扉の鉄格子の間を通ってやって来た主の両手が生み出す甘ったるい地獄に為す術無く、気が狂うような興奮と高揚に襲われながら溺れ始めた。
「んもっ、もほっ、ふぶぅんっ!」
限界まで張り詰めた男根を、主の左右の手が優しく撫で回していく。あまりに優しすぎて絶頂には達せない。それを理解しきった上で、意地悪な主が生殺しを目的とした微弱な悦楽を男根全体に流し込んでいく。
今すぐにでも、ちょっとでも強く撫でて貰えればイけそうなのにイかせてもらえない。尻穴は己を最奥までこじ開けた熱を持たない男根を熱烈に締め上げつつ快感を嬉しがっているというのに、青年の欲望は出口に辿り着けぬまま暴れることも不可能にされた肉体に際限無く積み重なっていく。
そのもどかしい蓄積を満喫しながら、溜まりゆく一方の淫欲に理性がじわじわと押し潰されていく感覚さえも愉しみ尽くしながら、青年は無様な鳴き声を上げつつ檻の中にある自らの肉体を悲痛に痙攣させどうすることも出来ずに焦らされ続けるしか無いという現実に愛しき主の前で酔いしれていくのだった。
肘の部分と膝の部分に配置された犬の足を模した装飾のおかげで、痛みは全く感じない。その事実を歩行の度に再確認させられながら、青年は自由を奪われた四肢での前進を自身の背後に陣取った主の男が下す命令に従う形で繰り返していた。
思い通りに手足を使えぬ状況では、与えられた指示を守る以外の選択肢など取れはしない。拘束を司っている衣装の股間部分に設けられた二つの穴から露出させられている男根と尻穴に主の視線が突き刺さっても、青年は羞恥に震えながら檻の中を目指して手足を前に運ぶことしか出来ない。
だが、悪趣味な恥辱の中にいるはずの青年は至福に表情を蕩けさせていた。恥ずかしい場所が主の眼前に晒されているという事実を愉しみ、大きな動きを封じられた手足を酷使しての移動を強制されているという仕打ちにも愉悦を募らせ息を本物の犬のように荒げている今の青年はもはや、人間であることを自らの意思で捨てた淫獣でしかない。
大好きな加虐の舞台である見慣れた檻に入るよう言い渡された瞬間から男根の硬度を高め拘束にほとんどを包まれた裸体を淫猥に火照らせていた青年は、主に嬲られ容赦無く責め立てられながら快楽を極めさせられる苦悶を心の底から希求する従順で淫蕩なペットなのだ。
「あむ……ふぶっ」
小さな檻に全身を迷い無く入れた青年が、そのまま扉とは反対側に位置する鉄格子に取り付けられたカバーに歯を立て、己の口を塞ぐ。元から人の言葉を許可無く用いるつもりは無い。それでも、言葉を完全に没収されたという現実は青年に被虐の至福を味わわせ発情をより濃い物へと仕立て上げていく。
手足を縛められ、檻に入れられ、発言も禁じられた。他ならぬ自らが望む形で、それらの状況を作り上げられた。その情報を改めて噛み締めカバーをくわえた口と鼻から漏れる吐息を一層間抜けに荒げていく青年を味わい堪能しながら、主である男はゆっくりと檻の扉を閉め、青年に淫獄を叩き込む最後の下ごしらえを嬉々として整えた。
「んもぉぉっ……あぉ、むふぅっ」
閉じられた檻の扉が、青年の尻肉に食い込む。扉に接続されていた男根型の淫具が、すでに緩みきっていた青年の尻穴を貫き奥深くまで埋め尽くしていく。
この偽の男根で尻穴を征服された青年はもう、腰を振って甘い苦痛を逃がすことも許されない。カバー越しに口へと嵌めた鉄格子と紛い物の男根に前後を挟まれた青年は、ほんのわずかな身じろぎさえも容易には行えなくされた肉体を伸ばせぬ手足で支えつつ、注がれる刺激にただただ悶絶を強いられるしか無い。
残酷で、辛くて、苦しくて、気持ち良い。自分をこれ以上無い幸福に突き落とす責め苦への期待を抑えきれない青年は、普段と同じように檻の扉を施錠し手を差し込みやすいように作られている扉の鉄格子の間を通ってやって来た主の両手が生み出す甘ったるい地獄に為す術無く、気が狂うような興奮と高揚に襲われながら溺れ始めた。
「んもっ、もほっ、ふぶぅんっ!」
限界まで張り詰めた男根を、主の左右の手が優しく撫で回していく。あまりに優しすぎて絶頂には達せない。それを理解しきった上で、意地悪な主が生殺しを目的とした微弱な悦楽を男根全体に流し込んでいく。
今すぐにでも、ちょっとでも強く撫でて貰えればイけそうなのにイかせてもらえない。尻穴は己を最奥までこじ開けた熱を持たない男根を熱烈に締め上げつつ快感を嬉しがっているというのに、青年の欲望は出口に辿り着けぬまま暴れることも不可能にされた肉体に際限無く積み重なっていく。
そのもどかしい蓄積を満喫しながら、溜まりゆく一方の淫欲に理性がじわじわと押し潰されていく感覚さえも愉しみ尽くしながら、青年は無様な鳴き声を上げつつ檻の中にある自らの肉体を悲痛に痙攣させどうすることも出来ずに焦らされ続けるしか無いという現実に愛しき主の前で酔いしれていくのだった。
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