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淫らで非情な催しは豪華客船の中で行われる
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絢爛な豪華客船の中にある広いホールは、男達の声で賑わっている。具体的には上等なスーツに身を包んだ男達が楽しげに話す声と、衣服を着る事も許されない裸体に厳重な拘束と無慈悲な淫具を取り付けられた男達が上げる痛々しい声で、ホールは異様な雰囲気を醸し出しつつ賑わっている。
「んむぅぅーっ! うぐっ、ふぎゅぅぅぅ!!」
「おぐぅぅ……おもっ、ほごおぉぉ……っ!」
ホールに設置されている鉄の棒を組み合わせた拘束台から吊るされている手枷で立ったままの姿を強要されている男達が、棒の口枷の隙間から唾液と懇願の悲鳴を零し、汗に濡れた裸体を必死によじらせながら射精を強要しているローター付きの革ベルトを男根の根元とカリ下から外してくれという意思をスーツの男達に視線と唸りで向ける。
しかし、スーツの男達は視線と唸りが持つ意思を理解しつつもそれには応えない。何故なら、彼らは快楽と拘束からの解放を求める男達を雄の肉奴隷としか見ておらず、更に言うならばオークションの商品としか考えていないからだ。
歪んだ性嗜好を持つ富豪の男達を豪華客船に集めて行われている、肉奴隷の立場に堕とされた哀れな男達を売り飛ばすオークション。その会場にいる者は売り飛ばす者と売られる者、そして淫欲を募らせてより好みの肉奴隷を買う者しかおらず、売られる者はもはや諦めを抱きせめて優しい主に買われる事を願うばかりだ。
人を売り買いする。それは明らかな犯罪行為であり、売り飛ばす者と買う者は断罪されなければならない。
だが、その思いを抱いてこのオークションを調査していた捜査員の男は、自身の組織の上部にもはびこっていたオークションの常連の存在に気付かぬままこの船に調査目的で乗り込み、まんまと罠に掛かり捕らわれてしまった。
男を売り飛ばす組織に、逃げ場の無い船の上で捕らわれる。その状況がどんな展開を生み出すのかは至極簡単だ。衣服を武器や道具と共に没収された捜査員の裸体にも拘束と淫具が施され、違法なオークションを潰そうとしていた捜査員もオークションの商品の一つとしてホール内に展示された。それも、他の商品達よりも厳重かつ容赦の無い拘束と淫具責めを施した状態で、だ。
手と足を床に着き、腰を高く浮かせる。いわゆるブリッジの体勢を強要された捜査員は、その体勢から抜け出せないようにと手首と足首の枷を床に置いた板の金具に短い鎖で繋がれ、腰に巻かれたベルトから伸びた鎖を裸体の真上に用意された鉄パイプに南京錠を掛けて繋がれ、手も足も動かせないよう、腰も下ろせないようにされてしまった。
この拘束だけでも大きく暴れる事を禁じた上で裸体を余すところ無く露出させられる屈辱を捜査員に味わわせている。けれど、捜査員を捕らえた残酷な男達はここに更なる拘束を加えた。開口具を固定する革ベルトと首輪を、捜査員の腰の下に位置する金具を経由して緩み無く結合する縄だ。
限界まで顔を反らさなければ、開口具の食い込みと首輪の食い込みを感じてしまう。じっとしているだけでも辛い体勢だというのに、少しでも顔を動かせば呼吸困難に陥る状況に追いやられた捜査員はどんなに悔しさを覚えても大人しく無様な裸体を晒すしか無い。そうしてもがく事さえ困難になる過剰な拘束を与えた上で、残酷な男達は捜査員にとどめを刺した。ポンプとチューブで尻穴に強力な発情薬を流し込む仕掛けと、開口具に繋いだチューブで同じ発情薬を強制的に摂取させる仕掛け。そして、同じ発情薬を入れた瓶と筆を用意し、オークションの客達の手で捜査員の乳首と男根に発情薬を塗り込ませ、気が狂いそうな程に激しい淫らな興奮と悦楽に悶え苦しむ様を客に愉しませる非情な催しを使って捜査員の心と身体を叩きのめしてきたのだ。
「おごぉぉぉぉぉぉーっ!! んごぉぉっ! ほぐっ、ごっ、あぉ、ほぐぅぅぅぅっ!!」
飲みたくないのに飲まされる発情薬のせいで、内側から湧き上がる火照りが抑えられない。休み無くじわじわと流し込まれる発情薬で感度を高められた尻穴は疼きと、ヒクつきをとめられない。無慈悲に動かされる筆に責め立てられる乳首と男根は硬くふくらみ切ったまま元に戻れず、一回筆が往復するごとに小さな絶頂を迎えてしまう。
拷問と言っても良いくらいの淫らな責め苦に追い詰められても、捜査員に逃げ道は無い。筆を動かす客の男は次々と訪れて終わりが見えず、身悶えて快楽を散らそうにもそれをしたら首が絞まる為情けなく裸体をくねらせる事も出来ない。
救いを期待しようにもここは敵しかいない船の上で、自身の組織の上部にこのオークションの常連がいる以上、揉み消しも容易に出来てしまうだろう。
考えれば考える程、絶望しか湧かない。どう足掻いても希望は無く、捜査員は連続絶頂に絶叫を上げながら理性を壊され、淫欲の事で頭を一杯にした従順な肉奴隷に成り下がるしか無い。
「むごぉぉぉっ!! ほぉ、おもぉぉっ! あごっ、ぐぅ、うぁぁぁぁ……っ!」
絶望を理解して諦めようとする心と、屈したくないと考えて無駄に抗う心。二つの思いに苛まれる捜査員の痴態を笑いながら客の男達は淫薬を含ませた筆で左右の乳首を転がし、過敏な亀頭と幹と睾丸を無遠慮に撫で回し、哀れな捜査員を甘い悦びに溺れる諦めの方向へと、誇りと正義をグズグズに溶かす絶頂地獄の方向へと、無慈悲に追いやっていくのだった。
「んむぅぅーっ! うぐっ、ふぎゅぅぅぅ!!」
「おぐぅぅ……おもっ、ほごおぉぉ……っ!」
ホールに設置されている鉄の棒を組み合わせた拘束台から吊るされている手枷で立ったままの姿を強要されている男達が、棒の口枷の隙間から唾液と懇願の悲鳴を零し、汗に濡れた裸体を必死によじらせながら射精を強要しているローター付きの革ベルトを男根の根元とカリ下から外してくれという意思をスーツの男達に視線と唸りで向ける。
しかし、スーツの男達は視線と唸りが持つ意思を理解しつつもそれには応えない。何故なら、彼らは快楽と拘束からの解放を求める男達を雄の肉奴隷としか見ておらず、更に言うならばオークションの商品としか考えていないからだ。
歪んだ性嗜好を持つ富豪の男達を豪華客船に集めて行われている、肉奴隷の立場に堕とされた哀れな男達を売り飛ばすオークション。その会場にいる者は売り飛ばす者と売られる者、そして淫欲を募らせてより好みの肉奴隷を買う者しかおらず、売られる者はもはや諦めを抱きせめて優しい主に買われる事を願うばかりだ。
人を売り買いする。それは明らかな犯罪行為であり、売り飛ばす者と買う者は断罪されなければならない。
だが、その思いを抱いてこのオークションを調査していた捜査員の男は、自身の組織の上部にもはびこっていたオークションの常連の存在に気付かぬままこの船に調査目的で乗り込み、まんまと罠に掛かり捕らわれてしまった。
男を売り飛ばす組織に、逃げ場の無い船の上で捕らわれる。その状況がどんな展開を生み出すのかは至極簡単だ。衣服を武器や道具と共に没収された捜査員の裸体にも拘束と淫具が施され、違法なオークションを潰そうとしていた捜査員もオークションの商品の一つとしてホール内に展示された。それも、他の商品達よりも厳重かつ容赦の無い拘束と淫具責めを施した状態で、だ。
手と足を床に着き、腰を高く浮かせる。いわゆるブリッジの体勢を強要された捜査員は、その体勢から抜け出せないようにと手首と足首の枷を床に置いた板の金具に短い鎖で繋がれ、腰に巻かれたベルトから伸びた鎖を裸体の真上に用意された鉄パイプに南京錠を掛けて繋がれ、手も足も動かせないよう、腰も下ろせないようにされてしまった。
この拘束だけでも大きく暴れる事を禁じた上で裸体を余すところ無く露出させられる屈辱を捜査員に味わわせている。けれど、捜査員を捕らえた残酷な男達はここに更なる拘束を加えた。開口具を固定する革ベルトと首輪を、捜査員の腰の下に位置する金具を経由して緩み無く結合する縄だ。
限界まで顔を反らさなければ、開口具の食い込みと首輪の食い込みを感じてしまう。じっとしているだけでも辛い体勢だというのに、少しでも顔を動かせば呼吸困難に陥る状況に追いやられた捜査員はどんなに悔しさを覚えても大人しく無様な裸体を晒すしか無い。そうしてもがく事さえ困難になる過剰な拘束を与えた上で、残酷な男達は捜査員にとどめを刺した。ポンプとチューブで尻穴に強力な発情薬を流し込む仕掛けと、開口具に繋いだチューブで同じ発情薬を強制的に摂取させる仕掛け。そして、同じ発情薬を入れた瓶と筆を用意し、オークションの客達の手で捜査員の乳首と男根に発情薬を塗り込ませ、気が狂いそうな程に激しい淫らな興奮と悦楽に悶え苦しむ様を客に愉しませる非情な催しを使って捜査員の心と身体を叩きのめしてきたのだ。
「おごぉぉぉぉぉぉーっ!! んごぉぉっ! ほぐっ、ごっ、あぉ、ほぐぅぅぅぅっ!!」
飲みたくないのに飲まされる発情薬のせいで、内側から湧き上がる火照りが抑えられない。休み無くじわじわと流し込まれる発情薬で感度を高められた尻穴は疼きと、ヒクつきをとめられない。無慈悲に動かされる筆に責め立てられる乳首と男根は硬くふくらみ切ったまま元に戻れず、一回筆が往復するごとに小さな絶頂を迎えてしまう。
拷問と言っても良いくらいの淫らな責め苦に追い詰められても、捜査員に逃げ道は無い。筆を動かす客の男は次々と訪れて終わりが見えず、身悶えて快楽を散らそうにもそれをしたら首が絞まる為情けなく裸体をくねらせる事も出来ない。
救いを期待しようにもここは敵しかいない船の上で、自身の組織の上部にこのオークションの常連がいる以上、揉み消しも容易に出来てしまうだろう。
考えれば考える程、絶望しか湧かない。どう足掻いても希望は無く、捜査員は連続絶頂に絶叫を上げながら理性を壊され、淫欲の事で頭を一杯にした従順な肉奴隷に成り下がるしか無い。
「むごぉぉぉっ!! ほぉ、おもぉぉっ! あごっ、ぐぅ、うぁぁぁぁ……っ!」
絶望を理解して諦めようとする心と、屈したくないと考えて無駄に抗う心。二つの思いに苛まれる捜査員の痴態を笑いながら客の男達は淫薬を含ませた筆で左右の乳首を転がし、過敏な亀頭と幹と睾丸を無遠慮に撫で回し、哀れな捜査員を甘い悦びに溺れる諦めの方向へと、誇りと正義をグズグズに溶かす絶頂地獄の方向へと、無慈悲に追いやっていくのだった。
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