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無慈悲な機構は淫獄を淡々と再開する
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朦朧とする意識の中で哀願を幾ら紡いでも、慈悲など訪れはしない。自分と仲間を捕らえた敵によって生み出された残酷な機構は涙に濡れた瞳を向けても、拘束と疲弊のせいで思い通りに動かせなくなった口から懇願の呻きを必死に飛ばしても、当然駆動を停止させはしない。
背にした壁へと用意された十数本の黒革ベルトを用いて裸体全体を×字に引き延ばした体勢で拘束された男達はもう、すぐ隣にいる仲間と脱出に向けた協力を試みることすらも叶わぬまま淫らな地獄の再来に絶望させられるしか無い。顔の下半分を壁へと押し付ける形で装着された金属製の機構と太さの違う二本のチューブで接続されている箱型をした一台の装置に表示されているタイマーの数字がじょじょに零へと近付く様を絶えず視認させられていても何一つとして手を打てない立場に追いやられた男達はもはや、顔の下側を覆う機構の内側で数本の細い金具を引っ掛けられ間抜けに拡げられた左右の鼻の穴と輪状の金属によって閉じることを禁じられた口を惨めに震わせながら、何処にも逃げられない汗に塗れた裸体を恐怖に強ばらせることしか出来ない。
拡げられた鼻へと続くチューブを通して、淫猥な薬品混じりの空気を容赦無く送り込む。開きっぱなしにさせた口に繋がっているチューブを使って、鼻の物とは違い濃度も温度も湿度も違う淫薬に蝕まれた空気を苛烈に流し込む。
そんな仕打ちをどう頑張っても拒めない姿に変えられた男達は、半狂乱になって鳴き喚きながら積み重ねられた試行錯誤の結果を嘲笑うかのようにタイマーへと零を表示し淫らな地獄を再び開始した装置から送られ始めた醜悪な空気に、望まぬ発情を強いられるしか無いのだ。
「あぁっ! が、か、ほおぉ……っ!」
「あぉ、ほ、おぁ、えおぉ……!!」
手足のみならず首や腹部すらもベルトの圧迫で壁に縫い付けられた二つの裸体は、強まり出した火照りを散らす身悶えも満足には行えない。鼻と口に淫蕩な空気を注いでいる機構の力で顔を壁に固定された男達は、頭部を振り乱して発情を誤魔化す選択肢さえも取れはしない。
そんな状況の中に戦慄をまた募らせ、隠したくても隠せず発情に溺れて刺激することも不可能にされた男根を仲良く無様に膨張させながら、捕らわれた二人の男は自分達を苦悶に放置した敵達に対する怒りはおろか隣に仲間がいるという事実すらも忘却させられつつ、逃げ場を失った自らの欲望に屈しての瓦解を敵達の計画に沿って迎えさせられていくのだった。
背にした壁へと用意された十数本の黒革ベルトを用いて裸体全体を×字に引き延ばした体勢で拘束された男達はもう、すぐ隣にいる仲間と脱出に向けた協力を試みることすらも叶わぬまま淫らな地獄の再来に絶望させられるしか無い。顔の下半分を壁へと押し付ける形で装着された金属製の機構と太さの違う二本のチューブで接続されている箱型をした一台の装置に表示されているタイマーの数字がじょじょに零へと近付く様を絶えず視認させられていても何一つとして手を打てない立場に追いやられた男達はもはや、顔の下側を覆う機構の内側で数本の細い金具を引っ掛けられ間抜けに拡げられた左右の鼻の穴と輪状の金属によって閉じることを禁じられた口を惨めに震わせながら、何処にも逃げられない汗に塗れた裸体を恐怖に強ばらせることしか出来ない。
拡げられた鼻へと続くチューブを通して、淫猥な薬品混じりの空気を容赦無く送り込む。開きっぱなしにさせた口に繋がっているチューブを使って、鼻の物とは違い濃度も温度も湿度も違う淫薬に蝕まれた空気を苛烈に流し込む。
そんな仕打ちをどう頑張っても拒めない姿に変えられた男達は、半狂乱になって鳴き喚きながら積み重ねられた試行錯誤の結果を嘲笑うかのようにタイマーへと零を表示し淫らな地獄を再び開始した装置から送られ始めた醜悪な空気に、望まぬ発情を強いられるしか無いのだ。
「あぁっ! が、か、ほおぉ……っ!」
「あぉ、ほ、おぁ、えおぉ……!!」
手足のみならず首や腹部すらもベルトの圧迫で壁に縫い付けられた二つの裸体は、強まり出した火照りを散らす身悶えも満足には行えない。鼻と口に淫蕩な空気を注いでいる機構の力で顔を壁に固定された男達は、頭部を振り乱して発情を誤魔化す選択肢さえも取れはしない。
そんな状況の中に戦慄をまた募らせ、隠したくても隠せず発情に溺れて刺激することも不可能にされた男根を仲良く無様に膨張させながら、捕らわれた二人の男は自分達を苦悶に放置した敵達に対する怒りはおろか隣に仲間がいるという事実すらも忘却させられつつ、逃げ場を失った自らの欲望に屈しての瓦解を敵達の計画に沿って迎えさせられていくのだった。
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