910 / 1,396
終わり無い絶頂地獄は醜悪な台の上で加えられる
しおりを挟む
背中で肘から先を重ねた状態から抜け出せないよう、黒の粘着テープを重ねた部分を括るように幾重にも巻き付けられ。窮屈に折り畳んだまま伸ばしたくても伸ばせないよう、足首と太ももを腕の物と同じテープできつく括られ。視界と言葉を封じる為に、手足と同じテープで目と口を塞がれた青年は、自分を拘束して置き去りにしていった男達が地下室に戻る前になんとかして拘束を振り解こうと考え、テープのみを与えられた裸体を必死になってもがかせ続けた。
だが、厳重な拘束は青年の無駄な足掻きを嘲笑うように軋む音を立てるのみで全く緩まず、青年は何一つとして状況を変える事は出来なかった。
腕の自由も、足の自由も取り戻せず。視界と言葉を取り戻す事も出来ず。青年は、男達が自分を乗せた無慈悲な台の上から降りる事も叶わなかった。
上部が丸く、その丸い部分に男根を模した極太の張型が取り付けられている、淫らな責め苦を目的として作られた醜悪な台。その上に無理矢理裸体を乗せられた青年は、自身の体重で奥深くまで入り込んでくる張型の乱暴な首振りに柔らかな腸壁を掻き毟られる事しか出来ず、一人きりの地下室で無様に尻穴のみでの絶頂を繰り返すだけの状況へと追いやられ逃げ場の無い淫らな苦悶に抵抗を奪われた裸体を容赦無く嬲られ続けていた。
「んっ! んぅぅっ! ふぐっ……むぅ、むぶぅぅぅぅ!!」
目を覆うテープの下で苦しげに眉を寄せ、塞がれた口から甘く歪んだ悲痛な絶叫を発しながら、青年はまた尻穴だけで絶頂を迎えた。
しかし、張型はとまらない。台から送り込まれる電力で動き続ける張型は青年の苦悶などお構いなしに首を振り、絶頂したばかりの青年に次の絶頂を要求してくる。
青年の汗と淫液に塗れた裸体が台の上で生き物とは思えない程に痙攣しても、達しすぎて吐き出す精液を失った男根が壊れた蛇口のように透明な蜜をとめどなく垂れ流す異常な状態に陥っても、無感情な淫具は休み無く青年の尻穴を凌辱し、青年に男根を萎えさせる事さえ許さずに終わり無い絶頂地獄を味わわせる。
「むぐぅぅぅぅっ!! ふぅぅ! ぶ、ぶふっ、んうぅ……! んむぅぅぅ……っ!!」
イってもイっても、まだイかされる甘い拷問。その拷問に長時間心と身体をいたぶられた青年はもはや、自分を淫らな責めの中に放置した男達への反抗心も怒りも湧かず、地下室の扉が開く音を耳にして男達が戻ってきた事に気付くと何の躊躇いも無く、許しを請う悲痛な唸りを上げ始めた。
「んむぅぅぅ! んーんっ! むぐ、ふぶぅぅぅっ!!」
苦しみからの解放を求めて、自分を弄んでいる相手に救いを求める哀れな青年。そんな哀れな青年の情けない哀願と、体液に塗れた裸体の痙攣を愉しみながら、残酷な男達は青年をより淫らに責め立てる為に用意した道具を床に置き、声を一切発さずに最初にどの道具を使うかを視線と手振りで相談していた。
「んー! むぐぅっ! ふぅ、ふぎゅぅぅぅぅっ!!」
今以上の快楽責めを加えられる絶望の展開など知る由も無く、青年は欠片も耳を傾けてもらえないくぐもった声での哀願を虚しく地下室に反響させていた。
だが、厳重な拘束は青年の無駄な足掻きを嘲笑うように軋む音を立てるのみで全く緩まず、青年は何一つとして状況を変える事は出来なかった。
腕の自由も、足の自由も取り戻せず。視界と言葉を取り戻す事も出来ず。青年は、男達が自分を乗せた無慈悲な台の上から降りる事も叶わなかった。
上部が丸く、その丸い部分に男根を模した極太の張型が取り付けられている、淫らな責め苦を目的として作られた醜悪な台。その上に無理矢理裸体を乗せられた青年は、自身の体重で奥深くまで入り込んでくる張型の乱暴な首振りに柔らかな腸壁を掻き毟られる事しか出来ず、一人きりの地下室で無様に尻穴のみでの絶頂を繰り返すだけの状況へと追いやられ逃げ場の無い淫らな苦悶に抵抗を奪われた裸体を容赦無く嬲られ続けていた。
「んっ! んぅぅっ! ふぐっ……むぅ、むぶぅぅぅぅ!!」
目を覆うテープの下で苦しげに眉を寄せ、塞がれた口から甘く歪んだ悲痛な絶叫を発しながら、青年はまた尻穴だけで絶頂を迎えた。
しかし、張型はとまらない。台から送り込まれる電力で動き続ける張型は青年の苦悶などお構いなしに首を振り、絶頂したばかりの青年に次の絶頂を要求してくる。
青年の汗と淫液に塗れた裸体が台の上で生き物とは思えない程に痙攣しても、達しすぎて吐き出す精液を失った男根が壊れた蛇口のように透明な蜜をとめどなく垂れ流す異常な状態に陥っても、無感情な淫具は休み無く青年の尻穴を凌辱し、青年に男根を萎えさせる事さえ許さずに終わり無い絶頂地獄を味わわせる。
「むぐぅぅぅぅっ!! ふぅぅ! ぶ、ぶふっ、んうぅ……! んむぅぅぅ……っ!!」
イってもイっても、まだイかされる甘い拷問。その拷問に長時間心と身体をいたぶられた青年はもはや、自分を淫らな責めの中に放置した男達への反抗心も怒りも湧かず、地下室の扉が開く音を耳にして男達が戻ってきた事に気付くと何の躊躇いも無く、許しを請う悲痛な唸りを上げ始めた。
「んむぅぅぅ! んーんっ! むぐ、ふぶぅぅぅっ!!」
苦しみからの解放を求めて、自分を弄んでいる相手に救いを求める哀れな青年。そんな哀れな青年の情けない哀願と、体液に塗れた裸体の痙攣を愉しみながら、残酷な男達は青年をより淫らに責め立てる為に用意した道具を床に置き、声を一切発さずに最初にどの道具を使うかを視線と手振りで相談していた。
「んー! むぐぅっ! ふぅ、ふぎゅぅぅぅぅっ!!」
今以上の快楽責めを加えられる絶望の展開など知る由も無く、青年は欠片も耳を傾けてもらえないくぐもった声での哀願を虚しく地下室に反響させていた。
2
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる