予約者は抗えぬ正義を絶え間無い絶頂へと突き上げる

五月雨時雨

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予約者は抗えぬ正義を絶え間無い絶頂へと突き上げる

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醜悪に微笑んだ男が、受付から渡されたカードキーを右手に握った状態で自身が予約した娯楽が待つ部屋へとゆっくりとした足取りで歩み寄っていく。そうして男が足を運んだ部屋にあったのは箱型をした巨大な装置で、その装置を眺めつつ笑みの黒さを更に深めた男は約一ヶ月ぶりの対面に心を躍らせつつカードキーを装置に差し込んだ。
カードキーを認識した装置が、他よりも色が薄くなっている蓋の部分をガルウィングの要領で開いていく。男の前で少しずつ開かれていく蓋の向こうからは甘く濃厚な淫臭と粘ついた液体が滴る音が溢れ始め、その香りと音の発生源である物体は自分を嬲りに来た悪の構成員である男の前で惨めにその裸体をさらけ出した。

「捜査員さん、久しぶり。一ヶ月ぶりに、アンタの予約が取れたぜ」

捜査員と呼ばれた男からの返事は無い。首から上を機械の内部に取り込まれ、左右の手足の根本近くから先を機械内部に封じ込められた捜査員には悪の男の挨拶は欠片も聞こえてなどいない。
だが、仮に聞こえていたとしても捜査員は反応らしい反応を紡げてはいなかっただろう。機械内に閉じ込められた頭部に接続された機械達を用いて媚薬混じりの空気を用いた呼吸と液体媚薬混じりの栄養剤の摂取を強要され、四肢の自由を取り上げられ何処にも逃げられなくされた無防備な胴体全体に霧状の媚薬をカードキーが差し込まれる瞬間まで絶え間無く蓋から吹きかけられていた捜査員は、思考を切り刻む勢いで湧き上がる淫猥な欲望に耐えることに精一杯でとてもそれ以外の情報に対応する余力などありはしない。
限界を超えて火照りに火照らされた惨めな裸体をガクガクと痙攣させながら、媚薬の噴霧から解放された胴体を情けなくよじらせている捜査員。欲望をはち切れそうな程に蓄積させられた絶頂寸前の男根を激しく脈動させながら、自分を弄ぶ存在が蓋を開けたという残忍な事実さえも把握出来ずにただただ悶え苦しんでいる捜査員。
その最高に滑稽な痴態を披露する捜査員を鑑賞して表情を至福に染め上げる悪の男は、今にも射精しそうな裸体をもっと堪能したいという欲求を抑え、次の予約者に順番を譲らなければいけない時間が訪れるまで後悔が無いよう悶絶を可能な限り味わおうという考えのままに、抗えぬ捜査員の裸体を嬉々として責め立て始めた。悪の男ははしたなくヒクついて雌の幸福をねだっている尻穴に己の興奮しきった男根を一息にねじ込みつつ、たっぷりじっくりと熟成させられた裸体を男根中心で撫で回し、自身が所属する組織に捕らわれた捜査員を絶え間無いイき地獄へと導いてしまったのだ。

「捜査員さんのケツ穴はやっぱり最高だねぇ。入れただけでイっちゃって、中をほじる度にもっとイって、予約制じゃなかったらずーっと犯し続けてあげたいくらいの淫乱な名器に育ったねぇ」

機械に阻まれ悲鳴は一切聞こえない。けれどその耳に届かぬ甘く歪んだ絶叫の度合いは腸内の蠢きと裸体の跳ねではっきりと分かる。
媚薬によって高められた無慈悲な事実が無かったとしても尻穴への辱めに逆らえない。そんな惨めな捜査員の肉体を好き勝手に征服しながら、悪の男は別室で機械に取り込まれた捜査員達よりも明らかにあらゆる意味で具合の良い捜査員を次に愉しめる時に思いを馳せつつ、歓迎を示すかのように男根へと熱烈に吸い付く腸内に感謝を伝えるかの如く精液を注ぎ込み、すでにイきっぱなしとなっている淫猥な裸体をまた新たな絶頂へと突き上げていくのだった。
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