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第8話 濡れ花

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 ご主人様に言われるままに浴室に入る。既に服を脱いでいるご主人様を見ると自然と下に目が吸い寄せられる。腰に何もつけていないご主人様のちんぽは天を衝くように反り返っており、思わず唾を飲み込む。
「目が釘付けだな」
反り返った男根の先は既に少し濡れており、我慢汁が少し滲んでいる。思わず鼻を近づけるとすえて凝り固まった男の匂いが鼻を通って脳を犯す。
「ハッハッハッ、んんぅ」
良い匂いに思わず声が漏れる。だらだらと漏れる愛液の匂いがここまで匂ってくる。ご主人様の匂いと、私の匂いが合わさったその匂いははもう媚薬なんて比じゃない程、私を発情させる。・・・媚薬なんて使ったことないけど。思わず伸びた舌と開ききった口を止めたのはご主人様だった。
「お前は、ご主人様の言葉を無視するのか?」
「えっ、あっ、そ、そういうわけじゃなくて。ご主人様の立派さに釘付けになっていたといいますか」
釘付けになって、ご主人様の言葉がなにも聞こえていなかった。何か言っていた気もするけど、全く覚えていない。
「先にシャワーを浴びると言っただろう?」
「そ、そうでしたね」
「ほら、こっちに来い。洗ってやる」
ご主人様に言われるるままに服を脱ぎ、シャワールームに入る。シャワーの温かいお湯が少し緊張で凝り固まった体をほぐしていく。
ゆっくりとご主人様の手が私の身体を洗っていく。ゆっくりと手が胸を揉んでいる。私の胸はかなり柔らかい、ハリが無いとも言う。でもご主人様の手が沈んでいるのを見るとそれでもいい気がしてくる。洗うとは言いつつも完全に揉む姿勢のご主人様の手が胸を上る。ツツと登った指が目指すのは痛いほどの勃起した私の乳首。指先がゆっくりと迫りくる。私は言葉を発することもなくその指先を見つめていた。そしてその指は止まることもなく私の乳首を弾く。
「あ”あ”っ」
耐えきれずに漏れた声は思ったよりも汚くて、そして部屋に響いた。
「それにしても、胸も尻もずいぶんでかくなったな」
「そ、それはご主人様がたくさん揉むから、ですよ」
「まぁ俺はどんどんお前がエロくなっていくから構わんがな」
私の痴態に気を留めることもなく、指は下がっていく。胸を下り、お腹を下がり、トロリした私の秘部に辿り着く。ご主人様の指に神経が付いていくように敏感になっている。下腹部が熱く、重く、唸っている。
「ずいぶん濡れているな。お湯ではなさそうだが・・・」
「そ、そんなことないですよ。お湯です」
「ふん、まぁそれでもいいが。ほら、上がるぞ」
それだけ言うとご主人様はさっさと上がってしまった。

「ご主人様・・・」
「だいぶ仕上がってるな」
「・・・」
オナ禁に羞恥プレイに、シャワールームの一幕、私でなくてもきっと性欲が爆発寸前になる。もう荒い息を吐くだけしかできないギリギリ獣と言えない私はきっと据わった目をしながら、口を開けているのだろう。
「ほら、こっちに来い。もう我慢できないんだろう?」
「は、はい」
ご主人様の前に四つん這いになり、秘部を晒しながら、懇願するように、お尻を上げ、秘部を指で開く。
「う”っ」
何も言わずに叩き込まれたご主人様のちんぽは熱くて、硬くて、久しぶりだった。ここ最近の物足りないという感情が一気に理性と一緒に流されていく。
「どうだ?久しぶりのセックスは」
「最高ですぅ♡ご主人様のおっきいの気持ちいいです♡」
「そりゃあ、よかった、な!」
激しいピストンでぶつかる肉の音がする。漫画でしか聞いたことが無いようなパン、パン、という音と私の口からいつの間に出ている喘ぎ声が混ざる。
「今日は、我慢、しなくて、いいんだぞ。なんたって、ホテルだからな。いつもは、声を我慢してるだろ?」
いっそう遠慮が無くなったご主人様のピストンが容赦なく快感を押し込み、一緒に理性が流されていく。蕩けきった私の耳にご主人様が囁く。
「声、出していいんだぞ。いや、出せ。雌犬」
「は、は”ぃ”。だします、た”し”ま”す”!!!」
そんな私の声と同時にご主人様の大きなちんぽが奥に、奥に入る。
入っちゃいけないところに入っている。本能でわかった。
「ご主人様!!奥に来すぎです!!私、壊れちゃいます!♡!♡!♡」
「おら!イケ!ぶっ壊れながら雌犬マンコイキ散らかせ!!!!」

「はい♡♡イグ、イグイグイグ、イグイグイグぅうぅぅ♡♡♡」
「ご主人様の専用雑魚雌犬マンコイきますぅぅぅぅ♡♡♡♡♡♡」
「お”お”お”お”ぉぉ!!!!!!!!あ”ぁああぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

脳が真っ白になるほどのスパークが撒き散る。ちかちかと目の中に星が瞬く。いつの間にか目の前に鏡がある。開閉式の鏡があったらしい。そこに映るのは半開きの目で涎を垂らしながらだらしない顔を見せる私がいた。



我ながら随分な顔をしていた。アヘ顔なんて一生することないと思っていたのにまさか今日した上に、鏡で見ることになるなんて思ってもいなかった。
「お前、最近可愛くなったな」
横に座るご主人様が急なことを言い出す。
「本当ですか?嬉しいです♡」
そういえば明るくなったとも言われた気がする。クラスの、誰だったか忘れたけど。明るくなったねって言うのは要するに今まで暗かったということで、割と失礼なことを言っているのではなかろうか。ご主人様ならそれでもかまわないけど。
「学校でも明るくなったと言われました」
「そうだろうな、明るくなった」
ご主人様まで言うのならきっとそうなのだろう。
「それに男子どもがエロイだのかわいいだの、噂してたぞ」
「はあ、そうなんですか」
「もう少し興味もったらどうだ?」
「本当に興味がなくて・・・。ご主人様がいればいいですから」


私が好きなのはご主人様。救ってくれたご主人様がいればもうあとは何もいらない。知らないクラスメイトも碌に見てくれない先生たちもどうでもいい。
私にはご主人様がいるんだから。
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