誤字見つけましたので再送いたします、大変失礼致しました。

全話拝読しました。
前作もとてもおもしろいストーリーでしたが、今回はさらに読み応えのある作品でした。

ミステリのトリックが兎田谷ならではの二転三転したりとワクワクしながら読んでました。

登場人物もそれぞれ個性的で月見里さんの奇人っぷり、菖蒲・百舌の共依存など芥生先生の作るキャラクターは本当に魅力的でいつも楽しみにしながら読んでおります。

次作も期待しております！

全話拝読しました。
前作もとてもおもしろいストーリーでしたが、今回は更に読み応えのある作品でした。

ミステリのトリックが兎田屋ならではの二転三転したりと、ワクワクしながら読んでました。

登場人物もそれぞれ個性的で月見里さんの奇人っぷり、菖蒲・百舌の共依存など芥見先生の作るキャラクターは本当に個性的かつ魅力的でいつも楽しみにしながら読んでおります。

次作も期待しております！

四章、エピローグ（三）まで拝読しました！今回もめちゃめちゃ面白かったです！！
※以下ネタバレ含むかもです。

最初は大正時代の空気感を楽しみながら点と点が線になる喜びを感じ、登場人物に思い入れがどんどんできたところで、怒涛のどんでん返しに翻弄されました。切なさとビターな余韻を残しつつも面白かったなぁと思わせる読後感。

誰も死んでないのにここまで面白いミステリーが書けるものなのかと感嘆しました。
本当にすごい。芥生先生だからこそ書けた作品。もっと評価されるべき。心から尊敬しております。

今回のお話はこの後も登場しそうな新キャラが出ましたね。
何もかもを見通したような立場にいた兎田谷先生でしたが、今回はそれを超える存在である月見里教授が登場したことも新鮮でした。
単なるインフレじゃなく、兎田谷先生とは違うスタンスのキャラ作りですごく良かったです。
弟子もクセ強で面白かったです。

他の登場人物だと鶯出巡査は善良な普通の人でリアルにいる感じがあって好感が持てました。
逆に月見里教授や菖蒲太夫は物語の登場人物らしい浮世離れした魅力があったと思います。
烏丸君も読者の良い案内人になっていて、おかげで物語の世界にすんなり入れました。彼と兎田谷先生とのやりとり好きです。

推理部分も本当に面白かった。ちゃんと推理に必要なパーツは作中に提示されているのに気づけないのが悔しいけど楽しい。
あれが伏線だったのか……！って驚かされるのはミステリーの醍醐味ですよね。

舞台設定も時代の空気感と火事と見世物小屋という、ビジュアル的に目を惹く要素で、小説なんだけど視覚的にも楽しめました。
科学的な部分も含め、念入りな下調べがあってこそですね。
これだけの規模の話を書くのは容易ではなかったと思います。本当にお疲れ様です。
楽しい時間をありがとうございました……！