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クリスタルティーン家の日曜日
しおりを挟むクリスタルティーン家の日曜日の朝は必ず家族揃って朝食を食べる。
アツアツさくさくのクロワッサンとチョコレートパン。
目玉焼きに厚切りベーコン、野菜サラダにかぼちゃスープ。
今日も納豆は無し!!!
「マリエ、マリア今日はレディとしてのレッスンがありますからね」
「はい、お母様」
「はーい」
私の母様はとても優しくベタ甘い。そして泣き虫さん。
「ふふ、二人ともいいこね。頑張りましょうね」
和やかーな朝。ハイ!隣の父は姉様をチラチラ見てます!
なんか話題ないかなあとか、何話そうかなあと凄くチラ見してるのバレバレだよ!あぁ、なんだかはがゆいわ。
姉様はコーヒーを飲みながら父に話かけはじめた。
「お父様、彼の功績をご覧になりましたか?」
「うっ…それはだな」
カレー?カレーがどうしたんだ二人共。
「マ…マリエ…その、なんだ、あれだ、あれがあれであれなんだ。わかるな?」
「…は?」
「姉様姉様!多分、辛口か甘口かの話よ!」
姉様は私の頭を撫で撫でして笑顔を向けて父様には冷たーい笑顔を向けていた。
「まあ、彼にまだ辛口な事をお父様はおっしゃるのね…」
「父様は甘口派なのね!」
「ふん、お父様は私達には甘いだけよ」
「だ、だがな!私はお前を想ってだな!?やはりダメだ!ダメだ!本当は一緒になんてしたくない私の気持ちをわかってくれ!」
姉様はカレーの事で相当悔しいのかギュッと拳を握っていた。
「父様!私辛口でも甘口でも好きだから!喧嘩はやめよう!!」
そう二人の間に入ったときだった。
突然母様は立ち始め、私と姉様にニッコリ笑って
「ふふ、ちょっとまっててちょうだいね」
そう言い残し父を連れていった。私と姉様は首を傾げ
後ろに控えていたクロをみて更に三人傾げた。
そーっと廊下にでて、クロと姉様と一緒に父様と母様の会話を聞く。
「お前、マジで何言ってんだ!?あぁ!?まだあの王もごちゃごちゃ言ってんのか!!いいかげん娘の恋に邪魔すんな!?あの子いい子だろーが!文句あんのか!?」
父の胸倉を掴んでいます。あの泣き虫な母が。父は泣きながら
「そ、そんなに怒るなっ!いや、あの、あ、ありません…ぐすっ」
「マリア…見てはいけないものだったわ」
「うん…」
「私も今後奥様には気をつけて接したいと心掛けます…」
「うん…」
母様はプッツンしたら怖い人だった。あれから私達は絶対母様を怒らせないようにと心に決めた。
レッスンが終わった後、エリオス達が遊びにきてくれた。
姉様は習い事のため不在だけどいつものメンバー。
カナちゃんに手紙だして誘ったんだけど、
「アンタハヒロインコロシタイノカ!」とだけの返事だった。
エリオスは私にチョコレートケーキを用意してくれていた。
「ふぅん、そんなことがあったんだね。ねえ、マリア、もしマリエ嬢に恋人でもできたらどうする?」
私はチョコレートケーキを食べながら
「え?もし姉様に恋人?もちろん!!
ブッ倒すわよ!納豆爆弾かますわ!!」
“がシャン“
トムは飲んでいた紅茶の皿を割ったようだった。
隣にいたスクアーロは青い顔をして
「納豆爆弾…まだあんのかよ」
クロとレオ君は何故かトムの背中をポンポンと励ましていた。
え?なに?どうしたの!?
「…僕避けられる自信ないなあ…」
そう呟くトムだった。
今日は優雅な日曜日を過ごしたわね!
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