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え?うさぎさんみたいな青年と出会ったよ!
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「カナちゃん!みて!パンパカパーン!!姉様を守る為の七つ道具の一つ!納豆爆弾よ!」
「マリア、何それ。うわ、くさっ!しまって」
姉様を守る道具をこっそり持ってきたんだけど、カナちゃんには不評のようだった。がっかり。
「納豆の匂いは懐かしいけどね、因みに今回話す国はスターローズが豊富なだけでないわ!サン国は大豆が豊富よ、あと稲とか。
ようは米がたらふく食べられる!!」
「米がたらふく!?」
「たらふく!!」
な、なんて魅力的な国なの!!
「とりあえずそれは置いといてーいい?今回私はヒロインとして動かないわよ。ただ知ってる情報は教えるわ。一応あんたはある意味命の恩人だからね。で、簡単にいうと、スターローズ豊富なサン国の王子はもう少しで留学しにこちらへくるの」
そう、隣国の王子様がこの国へやってくる。
そしてヒロインと出会い、可愛らしい彼女に癒され惹かれる。
「え、カナちゃん、王子メロメロにしてよー」
カナちゃんは少し頭を抱えた。
「いや、私も玉の輿狙ってーと考えてたんだけどさ昨日さ、思い出したんだよね。隣国の王子のこと。
…とにかく、バッドエンドが多い王子なのよ!!何選んでもバッドエンド!!」
とにかく攻略が難しい王子らしい。カナちゃんはその王子は攻略諦めたらしい、んなことより!
「え、戦争に巻き込まれて姉様死ぬパターンもあるの?!!」
カナちゃんはこくんと頷く。
「そう、私が心配してる一つは戦争というキーワードなのよね。ゲームしてるときはさ、なんとも思ってなかったけど流石にこの世界で戦争って怖いしなあと…あとマリア、王子の特徴はねー、っていないし!!最後まで聞きなよ!」
私は考えた!!とにかく考えた!!
エリオス達に断罪はまずないけど隣国の王子には要注意だわ!
「やはり…納豆爆弾を改良を早めなきゃいけないわよね!明日学校ないし町へ出かけたいけど、皆んな止めるだろうなー」
メイドや執事達がドア前にいるから中々外に出れないし、いや、姉様達が直ぐに気づいて見つかるんだよね。どうしようかな。
「マリア、私明日はクロと一緒に王宮へ行くから貴女はお留守番してて頂戴」
え!?ラッキー!姉様達なんか王宮に用があるみたい!エリオス達もその日は王宮にいるってことは!!町へ行って買い物できる!!
「はあい!元気にお留守番してまーす!」
と、いうわけで今日は皆んないません!!姉様を守る道具を作るためいざ!!町へゴーよ!
相変わらず町は賑やか!コッペパンが売ってあったので腹ごしらえに三本頼んで食べ歩き。
「前なら5本いけたのに、徐々に食欲が無くなってきたよなあ」
ある鍛冶屋兼道具屋さんの店へ行こうとしたら
「こ、この小僧!!生意気な!」
声が聞こえたほうへ行くと大柄な男性が血まみれで誰かを殴ろうとしていた。私はとっさに
「だーれかああああ!!!たすけてえー!おまわりさああああん!いや!違うや!騎士団さあああん!!」
大きな声をだし助けを求めた。大柄な男は舌打ちしてフラフラと何処かへ逃げた。
路地裏に立っていた青年に私は声をかけた。
「大丈夫かな?痛くない?わわ!血!!血ついてる!」
「いや、これは私の血ではないよ…大丈…って裾?!」
「大丈夫!これしっかりした生地だもん!」
私のハンカチでは足りないからドレスの裾の一部をビリビリ破いて彼を拭いてあげた。
青年の目は綺麗な赤で髪は白くてフワフワ。
まるで…
そう、まるで…
「ふふ、貴方うさぎさんみたいね!」
「え?」
「ん?」
うさぎさんみたいな青年と私は出会った。
「マリア、何それ。うわ、くさっ!しまって」
姉様を守る道具をこっそり持ってきたんだけど、カナちゃんには不評のようだった。がっかり。
「納豆の匂いは懐かしいけどね、因みに今回話す国はスターローズが豊富なだけでないわ!サン国は大豆が豊富よ、あと稲とか。
ようは米がたらふく食べられる!!」
「米がたらふく!?」
「たらふく!!」
な、なんて魅力的な国なの!!
「とりあえずそれは置いといてーいい?今回私はヒロインとして動かないわよ。ただ知ってる情報は教えるわ。一応あんたはある意味命の恩人だからね。で、簡単にいうと、スターローズ豊富なサン国の王子はもう少しで留学しにこちらへくるの」
そう、隣国の王子様がこの国へやってくる。
そしてヒロインと出会い、可愛らしい彼女に癒され惹かれる。
「え、カナちゃん、王子メロメロにしてよー」
カナちゃんは少し頭を抱えた。
「いや、私も玉の輿狙ってーと考えてたんだけどさ昨日さ、思い出したんだよね。隣国の王子のこと。
…とにかく、バッドエンドが多い王子なのよ!!何選んでもバッドエンド!!」
とにかく攻略が難しい王子らしい。カナちゃんはその王子は攻略諦めたらしい、んなことより!
「え、戦争に巻き込まれて姉様死ぬパターンもあるの?!!」
カナちゃんはこくんと頷く。
「そう、私が心配してる一つは戦争というキーワードなのよね。ゲームしてるときはさ、なんとも思ってなかったけど流石にこの世界で戦争って怖いしなあと…あとマリア、王子の特徴はねー、っていないし!!最後まで聞きなよ!」
私は考えた!!とにかく考えた!!
エリオス達に断罪はまずないけど隣国の王子には要注意だわ!
「やはり…納豆爆弾を改良を早めなきゃいけないわよね!明日学校ないし町へ出かけたいけど、皆んな止めるだろうなー」
メイドや執事達がドア前にいるから中々外に出れないし、いや、姉様達が直ぐに気づいて見つかるんだよね。どうしようかな。
「マリア、私明日はクロと一緒に王宮へ行くから貴女はお留守番してて頂戴」
え!?ラッキー!姉様達なんか王宮に用があるみたい!エリオス達もその日は王宮にいるってことは!!町へ行って買い物できる!!
「はあい!元気にお留守番してまーす!」
と、いうわけで今日は皆んないません!!姉様を守る道具を作るためいざ!!町へゴーよ!
相変わらず町は賑やか!コッペパンが売ってあったので腹ごしらえに三本頼んで食べ歩き。
「前なら5本いけたのに、徐々に食欲が無くなってきたよなあ」
ある鍛冶屋兼道具屋さんの店へ行こうとしたら
「こ、この小僧!!生意気な!」
声が聞こえたほうへ行くと大柄な男性が血まみれで誰かを殴ろうとしていた。私はとっさに
「だーれかああああ!!!たすけてえー!おまわりさああああん!いや!違うや!騎士団さあああん!!」
大きな声をだし助けを求めた。大柄な男は舌打ちしてフラフラと何処かへ逃げた。
路地裏に立っていた青年に私は声をかけた。
「大丈夫かな?痛くない?わわ!血!!血ついてる!」
「いや、これは私の血ではないよ…大丈…って裾?!」
「大丈夫!これしっかりした生地だもん!」
私のハンカチでは足りないからドレスの裾の一部をビリビリ破いて彼を拭いてあげた。
青年の目は綺麗な赤で髪は白くてフワフワ。
まるで…
そう、まるで…
「ふふ、貴方うさぎさんみたいね!」
「え?」
「ん?」
うさぎさんみたいな青年と私は出会った。
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