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へっぽこ姫の仲良し作戦⑤ 五章 ペラルゴニウム国編
ペラルゴニウム国へ行ってみよう!
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「桃まつり?」
「えぇ、ペラルゴニウム国のハナナ女王からの招待状が送られてきました」
前に一度ペラルゴニウム国のハナナ女王様と会ったなあ。中華風の衣装で色気ありの綺麗な人だったな。どうやら、ペラルゴニウム国では何年かに一度、大きな桃の木が実りお祭りをするとのこと。特に桃祭りは女の子が主役の行事で、その桃の木の実を食べると美しくなり好きな人と両思いになるとかなんとか…よくあるベタな感じだね!
パパは難しい顔をしながら
「エメラルドはまだ小さい…隣国のオドントクロッサム国ならまだしもあそこは遠い…ダメだ」
えー行きたいよ!?パパさんよ!!他国へ行く事なんて滅多にないんだもの!ガーネット兄様もコクンと頷いてる。え、誰も私の味方はいない!?バッと私はハウライト兄様をうるうるとジッと見つめた。ハウライト兄様は少し困った顔をしながら
「えーと、エメラルド一人では心配だけど、僕達がついていけばいいんじゃないかな?」
ナイス!ハウライト兄様!!そんなハウライト兄の提案にレピさんは
「桃祭りでは今回女性のみ招待なんですよ。なので王子達は行けれませんね」
「パパ…!エメ…桃すきよ」
ガシッとパパのうでをしがみついて、お願いをするしかない!他の国へ行ってみたいしお祭りとか気になるもん!!
「……レピドライト…なんとかできぬものか。もう私が女装をしたほうがよいのだろうか」
「え、それは気持ちわるいのでやめて下さい。…んー、しょうがないですね。正直今他国へ行かせるのは危険な気もしますので…それなりに強い護衛をつけさせましょう」
パパやガーネット兄様、ハウライト兄様はまだ納得していない様子だったけどなんとか行けるようになりました!!
「姫様!」
「オーロラ姉たまもなんだね!」
最近のヒロインは大活躍らしいので一緒にペラルゴニウム国へ行く事となった。ただ原作ではヒロインが他国へ行く話は出てこなかったけど、大丈夫かな??
因みにアンも一緒!アン強いしね!
そしてオドントクロッサム国の聖女としてレモン姫様も行く事になった。
「おい…なんで俺まで…」
「ブアッ…!」
「シー!!!」
って…またまた綺麗な黒髪美女に変身しております。はい。ブラッドはまたぶつぶつ文句をいいながら馬車へ乗る。あ、ユー君凄い笑ってる。兄様達は凄い不機嫌のままだね。
オーロラは頰を赤らめながら嬉しそうに女装したブラッドのほうへ駆け寄る。
「我が国の聖女様、ですよね!あの、私の、姉様達が貴女様のこと凄いファンでお会いしてとても嬉しいです」
「いや、聖女じゃ、、、はあ…どうも…」
ガーネット兄様とハウライト兄様は馬車に乗る私を心配そうにし
「…何かあったらこの笛を吹け」
「笛?」
「エメラルドに何かあればすぐに駆けつけるからね」
可愛らしいアヒルの形をした笛を二人に渡された。
私とマシュー、オーロラ、レモン姫、そして…ブラッド(女版)と共に桃祭りを楽しむ為、ペラルゴニウム国へ行ってきまーす!!
「おみやげ、桃たっくさーんもってくるねー!いってきまーす!」
レピドライトは眼鏡をくいっとしながら、
「さて…そこで涙目にならずさっさと仕事して下さい。ピーター国王」
「えぇ、ペラルゴニウム国のハナナ女王からの招待状が送られてきました」
前に一度ペラルゴニウム国のハナナ女王様と会ったなあ。中華風の衣装で色気ありの綺麗な人だったな。どうやら、ペラルゴニウム国では何年かに一度、大きな桃の木が実りお祭りをするとのこと。特に桃祭りは女の子が主役の行事で、その桃の木の実を食べると美しくなり好きな人と両思いになるとかなんとか…よくあるベタな感じだね!
パパは難しい顔をしながら
「エメラルドはまだ小さい…隣国のオドントクロッサム国ならまだしもあそこは遠い…ダメだ」
えー行きたいよ!?パパさんよ!!他国へ行く事なんて滅多にないんだもの!ガーネット兄様もコクンと頷いてる。え、誰も私の味方はいない!?バッと私はハウライト兄様をうるうるとジッと見つめた。ハウライト兄様は少し困った顔をしながら
「えーと、エメラルド一人では心配だけど、僕達がついていけばいいんじゃないかな?」
ナイス!ハウライト兄様!!そんなハウライト兄の提案にレピさんは
「桃祭りでは今回女性のみ招待なんですよ。なので王子達は行けれませんね」
「パパ…!エメ…桃すきよ」
ガシッとパパのうでをしがみついて、お願いをするしかない!他の国へ行ってみたいしお祭りとか気になるもん!!
「……レピドライト…なんとかできぬものか。もう私が女装をしたほうがよいのだろうか」
「え、それは気持ちわるいのでやめて下さい。…んー、しょうがないですね。正直今他国へ行かせるのは危険な気もしますので…それなりに強い護衛をつけさせましょう」
パパやガーネット兄様、ハウライト兄様はまだ納得していない様子だったけどなんとか行けるようになりました!!
「姫様!」
「オーロラ姉たまもなんだね!」
最近のヒロインは大活躍らしいので一緒にペラルゴニウム国へ行く事となった。ただ原作ではヒロインが他国へ行く話は出てこなかったけど、大丈夫かな??
因みにアンも一緒!アン強いしね!
そしてオドントクロッサム国の聖女としてレモン姫様も行く事になった。
「おい…なんで俺まで…」
「ブアッ…!」
「シー!!!」
って…またまた綺麗な黒髪美女に変身しております。はい。ブラッドはまたぶつぶつ文句をいいながら馬車へ乗る。あ、ユー君凄い笑ってる。兄様達は凄い不機嫌のままだね。
オーロラは頰を赤らめながら嬉しそうに女装したブラッドのほうへ駆け寄る。
「我が国の聖女様、ですよね!あの、私の、姉様達が貴女様のこと凄いファンでお会いしてとても嬉しいです」
「いや、聖女じゃ、、、はあ…どうも…」
ガーネット兄様とハウライト兄様は馬車に乗る私を心配そうにし
「…何かあったらこの笛を吹け」
「笛?」
「エメラルドに何かあればすぐに駆けつけるからね」
可愛らしいアヒルの形をした笛を二人に渡された。
私とマシュー、オーロラ、レモン姫、そして…ブラッド(女版)と共に桃祭りを楽しむ為、ペラルゴニウム国へ行ってきまーす!!
「おみやげ、桃たっくさーんもってくるねー!いってきまーす!」
レピドライトは眼鏡をくいっとしながら、
「さて…そこで涙目にならずさっさと仕事して下さい。ピーター国王」
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