【完結】長男は悪役で次男はヒーローで、私はへっぽこ姫だけど死亡フラグは折って頑張ります!

くま

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へっぽこ姫の仲良し作戦⑥ 六章 原作の世界編

エメラルド6歳になりました!

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あれからまた冬が来て暖かい春がきた。ガーネット兄様の右眼も特に異常なし!みたいらしいけど、それでも…片方完全に見えてないんだよね。見てればわかるもん。でも私に心配させないように、いつも平然と振る舞っているから…私は特に何もいわずに、いつも通り笑顔で過ごしていた。

今日はリビアと図書館で一緒に本を読んで私は魔術の歴史や、精霊、聖獣について調べていたけど…

「それにしても…本で調べても…よくわからないや」

「…ん?なにが?」

「闇の精霊さんっ」

「…確かプリムラ君が捕まえて持って帰ったんだよね?大変だよね、、というか凄いよね。僕でも闇の精霊は苦手だよ。近くにいただけでも、闇に取り込まれちゃうから…」

「うんっ!プリちゃんからお手紙もらったけど、すごーく暴れんぼうさんだって!…あのね、リビアやガーネット兄様の右眼って闇の力が埋め込まれてるよね」

「うん」

「…そもそも闇の力の源…元は闇の精霊さんの力もあると思うの!」

「……父上が学生の頃から、研究していた薬だったみたいだけど、たしかに闇の精霊の力を借りたのかな…闇の精霊の力は…《絶対服従》と《圧倒的な攻撃力》だからね」

闇の精霊…半端ないね!マシューとか聖獣全ては基本光の属性らしいけど、精霊さん達は難しい性格の持ち主さん達ばかりだから、そんな精霊達と契約している精霊使いって凄いんだなあ。
あれ、そうしたらプリちゃん何気に凄いのかな??

「去年起きた、オドントクロッサム国で本の世界へ行ったけどね、あの本に闇の精霊さん憑いてたみたいだし」

リビアは少し不思議な顔をしながら

「…もし、僕の父上が…闇の精霊の力を借りて作った薬なら闇の精霊と契約しているはず。だけど、父上の魔術の属性は僕と同じ氷の属性だよ。闇の精霊とだけは契約できる人なんていないしね。それに闇の精霊だけは一体しかないし…」

私の隣で寝ていたマシューはえ?自分のこと?ドヤアとした顔をしていたのがなんだか可愛いよ!あとで撫で撫でいっぱいしよ。

「あ、そうなの!一体しかいないの!なのになんでそんなに闇の力がリビアのパパのところにあるのか、いや、似てるのかな??あー謎だよ!!色々と!名探偵君呼びたい!」

「メイタンテーとかはわからないけどね、国王様達と昨日話をしたけど、、最近他国の方で闇に覆われて生気を奪われる事件の話しがでてる、多分…父上達の仕業かもしれない」

元々恋の小説の筈がちょっぴりダークな部分が見えてきたよ!闇ってなんだよう!あぁ、、マシュマロ食べよ。マシュマロを食べているとリビアは少しボーと自分の手を眺めて何やら考えていた。

「リビア?どうしたの?マシュマロたべる?」

「………最近ね、あまり力が出無くなってきたみたいなんだよね」

そうクスッと笑いながら、私があげたマシュマロを美味しそうに食べていた。



そして本日6歳の誕生日を迎える日なんだけど…
みんな朝から慌ただしいね。

「まだブラッシングは終わっていないわ!」

「あぁ!違う違う!靴はガラスのものよ!特注なんだから!」

「……あ、あの…アン…マシュマロ食べ…」

「ハイ!今日の主人公は姫様ですからね!ほんの少しだけメイクをしちゃいましょう」

「えーとね、マシュマロ…」

「香水がないわ!」

「いや、宝石は!?」

「ドレスは!!?」

…バタバタとメイド達は鬼のような形相で必死に私の身支度をしてくれてるので、うん、お利口に黙って耐えよう。マシュマロは時間できたら食べようっと。
我慢できる私は大人になったね!

白の綺麗なレース柄で私の大好き向日葵の模様と飾りがついてあるドレスを着た。髪はアンの神がかかった手で可愛らしくお団子ヘアにしてくれたよ!おー髪型可愛いくできて、気分は上がっちゃうね!

ホール前には私の準備を待っててくれたパパと兄様達、パパの王冠被る姿ってカッコいいし、兄様達も最近また背が伸びてイケメンになりつつある。うんうん、目の保養だねえ。

「パパ!ガーネット兄様!ハウライト兄様!」

「…エメラルド、素敵だな」

「パパはもっと素敵だよ!」

「……向日葵か。エメラルドらしいな」

「ガーネット兄様の赤い服もガーネット兄様らしくてカッコイイよ!」

「可愛らしいお姫様がさらに可愛いくなったね。僕の自慢の妹だよ」

「ハウライト兄様もカッコイイ自慢の兄様だよ!」


私達四人は一緒に会場ホールへと入ると沢山の歓声が聞こえた。誕生日に来てくれたみんなに笑顔で手を振ると、何故かみんな顔を赤くし発狂する人もいた…え、大丈夫かな。ってユー君だった。

パパは私の背中をポンと優しくたたいて

「エメラルド……お祝いに来てくれた人に挨拶を…」

私はコクンと頷き、背筋をピシッ伸ばしみんなの前に立ち、マナーで学んだ通りレディらしく挨拶をする。

「本日は…えめ…私の誕生日に来てくださりありがとうございます」

そうニコッと挨拶をすると、みんなうっとりした顔で私を見つめていた。うんうん、この宝石高いからね!わかるよ!ドレスも可愛いしね!でも宝石とか小さな子にはまだ早い気がする。

「「「エメラルド姫様!お誕生日おめでとうございます!!」」」

そう賑やかな誕生日パーティーが開かれていた。

沢山の人達に囲まれているエメラルドを見つめるレピドライトとユーディアライトは涙目になりながら、ハンカチで涙を拭いていた。そんなレピドライトにピーター国王やガーネット、ハウライト、ブラットは少し呆れていた。

「…いや、何故レピドライトとユーディアライトが泣くんだ」

「いえ、自分の娘の成長が嬉しくて」

「…私の娘なんだがな」

「姫様が尊くて可愛いらしいんですよ!」

「ユーディアライト、さっきの発狂はもう変な信者みたいだから落ちつけ」

「ブラッド君だって凄い照れて喜んでたじゃありませんか」

ユーディアライトは少し寂しそうに

「はあ、それにしても姫様の一人称が「エメ」ではなく《私》になっちゃいましたね!ちょっぴり寂しくて寂しくて」

そうみんなに言っていると、白いドレスを着た本日の主人公エメラルドがモジモジしながらやってきた。エメラルドはピーター国王達に
「ね、ねぇ、みんな!さっきの挨拶…おかしくなかったかな??ちゃんとこの国の姫として大丈夫だったかな?私時々…まだ自分の事エメって言っちゃうの……子供っぽいから頑張って私って言うよにしているのは……みんなに内緒だよっ」

まだまだ子供っぽくて、ママやお師匠様、ハナナ女王様のような素敵な女性になりたいからね!!強くカッコいーの目指したいし!


シーと上手使いな目でお願いするエメラルドに、ピーター国王達は固まっていた。

あれ?なんでみんな黙ってるの?お腹空いたのかな???

「???えっと…エメ…マシュマロ食べてい?」

そう聞いた瞬間、レピさんは一瞬でもってきてくれた!凄い!レピさん!そして何故かみんな悔しがっていたけど、マシュマロ沢山あるから仲良く食べようね!

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