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へっぽこ姫の仲良し作戦⑥ 六章 原作の世界編
プリムラの修行!①
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「なんじゃテスラ、久々にお主の弟子の好きなチョコレート菓子を持ってきたのだがって酒臭い!やめたのでないか!?付き人の豚っこは何処におる!」
「プリムラなら、そろそろ帰ってくるころじゃねえか?ヒック…ターボンならプリムラを迎えにいったわ」
「なんともまあ…あんなに清い子がお主みたいな師をもつとはかわいそうじゃのう……」
ペラルゴニウム国から少し離れた森の奥にはプリムラと師匠のテスラ、ターボンの三人が暮らしていると聞きハナナ女王はお菓子を持って会いにきたが、テスラの酔った姿に呆れていた。
ハナナ女王はホコリまみれの椅子を扇子で少し掃除をして座りながらテスラに
「モルガの行方は未だにわからぬ。だが他国で妙な噂を聞いた…ある村では闇に囚われ生気を無くした者達が次々と現れそこの村へは立ち入り禁止となったようじゃ…いや…そのような話が沢山でてきておる。モルガの仕業なのは確かじゃが…」
真剣な顔で話すハナナ女王にテスラはお酒に酔っているのか、ハナナ女王の顔に近づく。ハナナ女王は顔を赤くしながら慌てて
「ひ、人が真剣な話をしておるのに腰に手をまわすな!無礼者!」
「まあまあ、今は二人っきりだし、チビ達が帰ってくるまでにババアになったお前を味見するのも悪くないじゃねえか」
「ババアなど…失礼じゃのう!」
そう二人は喧嘩しつつ、見つめあいそっと甘い雰囲気を出した瞬間
ドガーン!!!!
黒い光がハナナ女王とテスラの間から通り壁に穴が入った。テスラは酔いが冷めたのか
「ああ!?なんだ?!!うああああ!壁!なんだよ!この前リフォームしたばっかなのに!!てか酒がああああ!俺のコレクションの酒!さけぇ…」
「な、なんじゃ?もの凄い嫌な…力…ハッ!
闇の精霊じゃ!テスラ!!酒を抱いてる暇ないぞ!馬鹿もの!」
そうハナナ女王が騒いでいると、黒い塊りは次々と壁を壊していった。テスラは闇の精霊だとしり、攻撃をしようとし、呆気にとられているハナナ女王の前にタタタと走るプリムラの姿があった。
「こらああああああ!!暴れちゃ!メッ!」
ベシッ!と小さな手で素早く黒い塊りを叩いて、小瓶に無理やり入れていった。
プリムラの後に遅れてきたターボンは慌ててた様子で
「ハアハアハア!プ、プリムラ様!まつんだな!早いべや!テスラ様!なんだがわがんねーげど、闇の精霊がいだらしいべ!」
テスラは穴が空いた壁を見つめながら、帰ってきたプリムラを見て
「…おい、チビプリ…何があった?」
「お師匠様!プリムラ!ただいま戻りました!」
「だから何があったんだ!?さっきの闇の精霊だよな?何普通にしてる!」
プリムラはハナナ女王が持ってきたチョコレートケーキに夢中になりハナナ女王に
「これ僕の?いーの?みんなで食べる!?」
とゴチャゴチャになった部屋の中スキップして上機嫌だった。ハナナ女王はプリムラの頭を撫でて
「ふふ、可愛ーのう。プリムラや、その小さな小瓶に入れたのは闇の精霊じゃの?」
テスラは首を傾げながら
「いやいやいや、闇の精霊なんて滅多に現れねーよ…って…」
小瓶から溢れる力を感じたテスラとハナナ女王は青い顔をしていた。テスラは笑いながら
「はは…こりゃまじか。なんでプリムラ…お前平気なんだよ。まったく厄介なの拾ってきやがって」
「なんとも…その小瓶から溢れる力が…気持ち悪いのう…」
テスラ、ハナナ女王、ターボンは少し立ちくらみをしていたがプリムラはキョトンとした顔をしながらテスラに
「あのね、この子ね、ちょっぴり恥ずかしがりやさん!父上がね、お師匠様に任せるーって言ってた!」
そうプリムラはテスラに話すと、テスラは深いため息を出した。
「…とりあえず……だな」
「うん!」
「家が穴だらけだ!!」
「ぷぷ!君は暴れんぼうさんだねー?」
そうプリムラが小瓶の中にいる黒い塊りに話かけてる姿を見てハナナ女王とテスラは
「…ふむ、、あの子は…大物になりそうじゃな…」
「あー……家が…せっかく…酒が……。プリムラ!そいつをなんとかしろ!俺触るのとか無理だからな!!くそ!酒だ!酒!全部飲んでやる!」
「テ、テスラ様…な、なな投げやりだべや…」
プリムラはニコッと笑い闇の精霊に語りかける。
「さあ!僕と仲良くなろうね!」
「プリムラなら、そろそろ帰ってくるころじゃねえか?ヒック…ターボンならプリムラを迎えにいったわ」
「なんともまあ…あんなに清い子がお主みたいな師をもつとはかわいそうじゃのう……」
ペラルゴニウム国から少し離れた森の奥にはプリムラと師匠のテスラ、ターボンの三人が暮らしていると聞きハナナ女王はお菓子を持って会いにきたが、テスラの酔った姿に呆れていた。
ハナナ女王はホコリまみれの椅子を扇子で少し掃除をして座りながらテスラに
「モルガの行方は未だにわからぬ。だが他国で妙な噂を聞いた…ある村では闇に囚われ生気を無くした者達が次々と現れそこの村へは立ち入り禁止となったようじゃ…いや…そのような話が沢山でてきておる。モルガの仕業なのは確かじゃが…」
真剣な顔で話すハナナ女王にテスラはお酒に酔っているのか、ハナナ女王の顔に近づく。ハナナ女王は顔を赤くしながら慌てて
「ひ、人が真剣な話をしておるのに腰に手をまわすな!無礼者!」
「まあまあ、今は二人っきりだし、チビ達が帰ってくるまでにババアになったお前を味見するのも悪くないじゃねえか」
「ババアなど…失礼じゃのう!」
そう二人は喧嘩しつつ、見つめあいそっと甘い雰囲気を出した瞬間
ドガーン!!!!
黒い光がハナナ女王とテスラの間から通り壁に穴が入った。テスラは酔いが冷めたのか
「ああ!?なんだ?!!うああああ!壁!なんだよ!この前リフォームしたばっかなのに!!てか酒がああああ!俺のコレクションの酒!さけぇ…」
「な、なんじゃ?もの凄い嫌な…力…ハッ!
闇の精霊じゃ!テスラ!!酒を抱いてる暇ないぞ!馬鹿もの!」
そうハナナ女王が騒いでいると、黒い塊りは次々と壁を壊していった。テスラは闇の精霊だとしり、攻撃をしようとし、呆気にとられているハナナ女王の前にタタタと走るプリムラの姿があった。
「こらああああああ!!暴れちゃ!メッ!」
ベシッ!と小さな手で素早く黒い塊りを叩いて、小瓶に無理やり入れていった。
プリムラの後に遅れてきたターボンは慌ててた様子で
「ハアハアハア!プ、プリムラ様!まつんだな!早いべや!テスラ様!なんだがわがんねーげど、闇の精霊がいだらしいべ!」
テスラは穴が空いた壁を見つめながら、帰ってきたプリムラを見て
「…おい、チビプリ…何があった?」
「お師匠様!プリムラ!ただいま戻りました!」
「だから何があったんだ!?さっきの闇の精霊だよな?何普通にしてる!」
プリムラはハナナ女王が持ってきたチョコレートケーキに夢中になりハナナ女王に
「これ僕の?いーの?みんなで食べる!?」
とゴチャゴチャになった部屋の中スキップして上機嫌だった。ハナナ女王はプリムラの頭を撫でて
「ふふ、可愛ーのう。プリムラや、その小さな小瓶に入れたのは闇の精霊じゃの?」
テスラは首を傾げながら
「いやいやいや、闇の精霊なんて滅多に現れねーよ…って…」
小瓶から溢れる力を感じたテスラとハナナ女王は青い顔をしていた。テスラは笑いながら
「はは…こりゃまじか。なんでプリムラ…お前平気なんだよ。まったく厄介なの拾ってきやがって」
「なんとも…その小瓶から溢れる力が…気持ち悪いのう…」
テスラ、ハナナ女王、ターボンは少し立ちくらみをしていたがプリムラはキョトンとした顔をしながらテスラに
「あのね、この子ね、ちょっぴり恥ずかしがりやさん!父上がね、お師匠様に任せるーって言ってた!」
そうプリムラはテスラに話すと、テスラは深いため息を出した。
「…とりあえず……だな」
「うん!」
「家が穴だらけだ!!」
「ぷぷ!君は暴れんぼうさんだねー?」
そうプリムラが小瓶の中にいる黒い塊りに話かけてる姿を見てハナナ女王とテスラは
「…ふむ、、あの子は…大物になりそうじゃな…」
「あー……家が…せっかく…酒が……。プリムラ!そいつをなんとかしろ!俺触るのとか無理だからな!!くそ!酒だ!酒!全部飲んでやる!」
「テ、テスラ様…な、なな投げやりだべや…」
プリムラはニコッと笑い闇の精霊に語りかける。
「さあ!僕と仲良くなろうね!」
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