【完結】長男は悪役で次男はヒーローで、私はへっぽこ姫だけど死亡フラグは折って頑張ります!

くま

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へっぽこ姫の仲良し作戦⑥ 六章 原作の世界編

ガーネットの右眼

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「…オーロラ嬢、しつこい。もう私の右眼の治療をする必要はない」

「駄目です!まだ諦めてはなりませんっ!って何処へ行かれるんです?」

「………トイレだ。貴様までついてくる気か?」

談話室にてガーネット、ハウライト、ユーディアライト、ブラッド、そしてオーロラも集まり、どうにかガーネットの右眼が治らないか話あっていた。ユーディアライトはトイレへ行くガーネットについていこうとするとガーネットは不審に思い

「…何故ついてくる」

「一人で用を足せないかと思いまして!未来の宰相であるこの私がーっ痛っ!!ゲホッ!殴った!ゲホゲホ…とまあ、とりあえず、元気な証拠ですね!」

そんなユーディアライトに呆れるハウライトとブラッドの二人だった。

「あの…今度は医療魔術師様達にも来て検査をしたほうがいいと言ってました。国王様も心配してますし…それでは」

頭をペコリと下げて部屋をでるオーロラに三人はトイレに行ったフリをして違う部屋にいたガーネットのところへ向かった。ハウライトは

「君も頑固だね」

椅子に座りながら本を読むガーネットはため息を出しながら
「貴様ほとでもない…」

ブラッドは自分の頭をクシャクシャとしながら

「あー…ガーネット王子。やっぱり治療は続けていくべきじゃね?闇の力が埋め込まれてるとかって何が起きるかわからねーじゃん」

「……ブラッド、貴様はいつから私に対してタメ口になった」

「え、今更感!」

ユーディアライトは頰を膨らませながら
「まったく!ガーネット王子に闇の力とかわけわからない物を!これ以上ややこしい王子になって欲しくないんですけどね!ってまた殴った!!!」

ガーネット王子は、フウとため息を出しながら

「……エメラルドには言うな」

ガーネットは黒い眼帯を外し、ハウライト、ユーディアライト、ブラッド三人に右眼を見せた。そこにはかつての綺麗な金色の目ではなく、赤く濁り更に黒い木の枝の根のようなものがビシビシと右眼に張り付いていた。さっきまでのふざけた態度をとっていたユーディアライトは驚き、そしてガーネットに
「……こんなになるまで…何故今まで黙ってたんです!?国王様は知ってるのですか!?ハウライト!貴方は知ってましたか!?」

そうユーディアライトはハウライトに聞くと、ハウライトは

「うん、知ってたよ。ガーネットに教えてもらったから。治療に関してだけど、今は痛みがないし右眼が見えないけど、これくらいは僕達だけでなんとかしようと話をしてて」

「あー!もう本当に馬鹿な王子二人ですよ!!ある意味似てますね!双子だからですからね!?変なところですぐ一人で抱える感じは、もー大馬鹿ですね!」

珍しくキレてるユーディアライトの姿にブラッドとハウライト、ガーネットは少し驚いていた。

ユーディアライトはキッとガーネットとハウライトを睨みながらガーネットの腕をガシッと掴み

「お馬鹿な王子二人!それとオカマ君!ついてきなさい!」

「ちょ!俺はオカマじゃねー!それは親父だ!」

ガーネットとハウライトは首を傾げながらも、プンプンと怒っているユーディアライトの後ろに渋々とついていくと、王宮の図書館だった。

「ユーディアライト…一体何を見ろと」

「図書館?なんで図書館なの?」

「シッ!!!馬鹿ツインズ!今可愛いらしい天使様が勉強中です!!」

「「…?」」

コソッと中を覗くと大量にある本を読んで勉強をしているエメラルドがいた。ユーディアライトは二人に
「…姫様はなんの勉強をしてると思います?」

「エメラルドは地理や歴史、全て理解してるみたいだから、聖獣に関する事かな?マシューとの契約についてとか」

「腹黒王子!違います!次!根暗王子!」

「………筋トレの本だな。力を強くするための」

「ハイ!ハズレ!!」

ブラッドは本の種類を見て

「薬草学…?!え?エメ、薬草学もわかるのか!?え、まだ小さいのに!天才かよ!」

ユーディアライトはブラッドに当たり!と言いながらガーネットとハウライトに

「…姫様はですね…ガーネット、貴方の右眼を直したいと魔術だけでなく、魔術医療の歴史、癒しの力について、薬草学など時間の合間を見て調べたり人に聞いたりまわってるんですよ!」

「「………」」

「そ、れ、な、の、に!ガーネット!貴方はとにかくいつも一人で勝手に決める!ハウライトも同様です!わかってて何故私にも話さないんです!?きちんと今の自分の状況を国王に、いえ、父親に相談するべきですよ!見てください!あの可愛いらしい天使様はなんとかヒントがないかいつも探して勉強をしてるんですよ!ほら!もうお昼寝の時間なのに、ウトウトしてすごく可愛いらしい!!これは私のお嫁さんにするしかないんですよ!」

「「「何どさくさに紛れて言ってる」」」

ハウライトはチラッとガーネットを見て

「…可愛い妹、エメラルドは君を助けたいようだね」

「……」

「…兄の僕達より頑張ってるみたいだし、僕達も…いや、君も父上に相談して一緒に探そうよ。リビアングラスも協力してくれるはずだしね」

「…………そうだな…」

ガーネットとハウライト達は勉強をしているエメラルドを少し見守りながらそっとその場から立ち去った。
ブラッドはブラッドで
「……俺まだ薬草学とかそこまで勉強をしていないのに…」と何故か落ち込んでる姿をユーディアライトは自信満々に
「姫様の学力は凄いですからね!」とウンウンと納得していたところ、ガーネットとハウライトは

「「…ところでユーディアライト」」

「なんですか?」

「さっき私を根暗王子と言っていたな?」

「あ」

「僕の事は腹黒王子と呼んでたね?」

「あ」

ユーディアライトは

「ん?ああ!しまった私には大事な用がありました!ではまた学園で!!」と素早く逃げていった。

「「……」」

シンと気まずい雰囲気から逃げ出したいブラッドは
「あー…それでは俺も失礼しまー…」

ガシッとブラッドの肩を掴む、ガーネットとハウライトは

「…ブラッド…今日暇なのだろう?久しぶりに剣の練習でもするか」

「僕も久しぶりに君と練習したいかな」

「…え、や、二人と?!二人!?いや、かんべ…いや、ちょ、二人共!王子!八つ当たりはよくねーぞ!!!」

この後ブラッドの悲鳴は城内響き渡るが、エメラルドはすやすやと図書館で居眠りをしていたので聞こえなかった。




「むにゃ…マシュマロ……」

私はマシュマロ食べたらガーネット兄様の右眼が治った!という嬉しい楽しい夢を見ていました!!

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